浪漫飛行への誘(いざな)い

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二度と行きたいとは思わない国ベラルーシ

2020年08月11日 14時07分14秒 | 旅行

ベラルーシで大統領の選挙があって、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ氏が何と6選を確実にしたというニュースがあった。1994年から26年にもわたって、政権トップに君臨して、「欧州最後の独裁者」を呼ばれているらしい。最近では、新型コロナについても、「ウオッカが効く」とか「ここにウイルスはいない」とか異様な発言を繰り返し、感染を拡大させているようである。

この人物は相当悪らしく、有力立候補者を不正に排除したりしたので、選挙の不正告発が相次ぎ、首都ミンスクで数千人の反政権支持者が抗議して、治安部隊と衝突し、約3000人もの人が逮捕されているという。

ベラルーシとは滅多にニュースなんかに登場することのない旧ソ連の国だが、そこを訪問したのは、2010年9月で今から10年前のことであった。そんな独裁者が君臨しているとは知らなかったが、ミンスクに行ってみて、ひどい街であることは実感していた。

トランジットか何か短期滞在ビザを取ったと思うが、リトアニアの首都ヴィリニュスから列車でミンスクに入り、列車内での入国手続きを初めて経験した。駅に着いてビックリ、英語の案内表記は一切なく、道がわからずひどく苦労したことを覚えている。駅の建物は新しく近代的であったが、旅行者など全く想定していない印象であった。何とかホテルの近くまで行く路線バスに乗ることができたが、英語は通じず、英語の案内もないので、ホテルに辿りつくまで相当大変であった。

ミンスクには、マクドナルドのお店があったのを覚えているが、観光として見るべきものはほとんどないため、1泊のみでウクライナの首都キエフに移動した。こんな独裁者が君臨していたからこそ外部との交流など全くやっていなかったものと想像する。二度と行きたいとは思わない国の一つである。

画像は、ミンスク駅前の高層ビル

ベラルーシ旅行アルバム: https://youtu.be/Bsqv2j0UBNk (6分以降)

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