11月12日の朝日新聞の記事で、白木みのるさんが2年前に亡くなっていたことを知った。白木みのるさんのことは、我々世代の人しか知らないかも知れないが、テレビの創成期時代、「スチャラカ社員」(1961-67)や「てなもんや三度笠」(1962-68)で一世を風靡したタレントである。身長が140㎝であったようだが、小人ということではなく、ごく普通で何の違和感もなかった。
「てなもんや三度笠」は、毎週日曜夜の18時からの30分番組でほぼ毎週必ず見ていたので、珍念役の白木さんの姿が目に焼き付いている。前田製菓の提供であったので、「あたり前田のクラッカー」のコマーシャルも忘れられない。記録によると309回も放送されたが、そのほとんどが白黒放送であったようである。主役の藤田まことさんも2010年に亡くなっているので、時代の流れをひしと感じる。
白木さんは、その後実業家としても活躍していたそうであるが、久しぶりに白木みのるさんの名前を耳にして、当時の映像を見直してみたが、本当に懐かしい思いを抱いた。
「てなもんや三度笠」主題歌: https://youtu.be/IkqOw1Rdc3k
1965年のクレージーキャッツとの共演: https://youtu.be/Y7b-bSvr3no
白木みのるさんの生涯: https://youtu.be/kFcuAGN4jMA