ロシア政府は、29日、黒海経由でのウクライナ産穀物輸出に関し、今年7月に国連やトルコなどと署名した海上輸送合意の履行を無期限で一方的に停止すると表明するというとんでもないニュースが流れてきた。黒海のロシア軍艦艇がウクライナ軍から攻撃を受けたためとしているが、どうもロシアによる自作自演との見方もあるようである。
とにかく穀物の輸送ができなくなると、アフリカやアジアの食糧危機がさらに深刻になると恐れがあるという。国連のグテレス事務総長は、合意履行停止を深く懸念し、バイデン米大統領も言語道断だと非難声明を出している。クリミア半島のロシアの艦隊がドローンによるテロ攻撃を受けたというロシアの主張の真偽は不明だが、戦争をしている限り、何でもありなので、ロシアをいくら責めてもどうしようもない気もする。我利我利のプーチンにとって、アフリカやアジアの食糧危機はどうでもいいと考えているだろうし、さもありなんというところである。
とにかく、プーチン及びロシアを排除しない限り、地球上に安全、平和は訪れない。ヒトラーを超える極悪独裁者が現われてしまったのだから、世界中で知恵を絞って、プーチンの首を取ることが最善の方法であろう。早くしないと、プーチンは核兵器とともに自爆テロをやりかねない。今の彼は、余命いくばくもないと悟っているはずなので、怖いもの知らずで、何をしでかすか全く予見できない。
読売新聞オンライン(10/30): https://www.yomiuri.co.jp/world/20221030-OYT1T50151/
FNNプライムオンラインニュース(10/30): https://youtu.be/V4PhjqGr4h4
一月万冊での解説(10/31): https://youtu.be/lpDODhfv0BE