浪漫飛行への誘(いざな)い

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パソコンのサービスセンターの対応に不信感

2018年02月14日 20時34分57秒 | パソコン
昨年、10月に新しくNECのデスクトップパソコンを購入したが、データ移行の作業に関連し、NECの121コンタクトセンター及びマイクロソフトのアンサーデスクに電話で何度も問い合わせすることになった。ともにフリーダイヤルなので、電話代を心配しないで済んだが、その対応や情報提供にはかなり不満を残した。

まず、NECでは、動画ファイルのDVDへの書き込み作業中にパソコンがフリーズし、ウィンドウズが起動できなくなってしまった。DVDへの書き込みには時間がかかるため、離席していたが、戻ったら、パソコンがフリーズしていたのである。 すぐに、NECのコンタクトセンターに相談したところ、スタートアップを修復するメニューを紹介され、そのいくつかを試したが、どれもうまく行かず、最終的な回答は以下であった。

「初期化するしか復旧の方法はない。初期化してもうまく行かない場合は、ハードの故障と考えられるので、パソコンを送り返してもらえれば無料で修理する。」ということであった。初期化ということは、折角旧パソコンから移行したデ-タがすべてパーになるということを意味するので、しばらく初期化の作業を躊躇していた。その間は、壊れかかっていた旧パソコン(HP)をだましだまし使っていたが、すぐに処分しなかったことはラッキーであった。

何とか初期化しないでパソコンを復旧できないかとネット上にあったいろいろな方法をアトランダムに試していたが、ある日突然、パソコンが起動し始めた。どの作業が功を奏したのか不明であるが、事実として、パソコンが動き出したのである。NECから死の宣告を受けていたので、まさに、葬式の最中に、棺桶の中から起き上がったようなものである。アドバイスに従い、慌てて初期化なんかしなくてよかったとの思いである。

NECに復旧した旨、電話したところ、スタートアップ復旧には、いくつかの方法があるが、NECでは、その内、二つの方法しかサポートできないので、その方法で駄目なら、初期化しかないとの案内になったようである。しかし、現実には、どの方法が効いたのかわからないが、復旧することもあるということである。 そうであれば、初期化するしかないとの冷たい回答ではなく、自己責任でいろいろやってみてはどうかとの親切なアドバイスをしてほしかったものである。復旧してからは、パソコンの電源をオフにするのが怖く、スリープ状態にして使っている。データのバックアップをしっかり取ってから電源オフをやってみようと考えている。

次に、マイクロソフトのアンサーデスクからの情報についても疑問符が残るものが二つあった。第一は、microsoftアカウントなるもの。旧パソコンは7年位前のもので、当時microsoftアカウントなる概念がなかったと思うが、新しいパソコンを購入した時、ウィンドウズ10の初期設定にそのアクントが必要であった。どうも当初のメールアドレスが、microsoftアカウントとみなされ、初期設定にあたって、そのメールアドレスに本人確認のメッセージを送ると案内された。

ところが、当初のメールアドレスはすでに変更しているので、本人確認のメールを受け取ることができず、設定業務ができなくなった。他に携帯でも本人確認ができるとあったので、携帯による本人確認をしようとしたら、今度は、別のところから本人確認が来たから一か月間、当初のmicrosoftアカウントを凍結するとの通知があった。一か月何もできないなんてとんでもない話なので、やむを得ず、新しいアカウントを作ることにより対処した。マイクロソフトは、セキュリティにこだわりすぎていて、ウィンドウズの初期設定もできないという致命的問題があるように思われるが、アンサーデスクからもそれに対する明確な説明は未だに得ていない。

第二は、ムービーメーカーという大変すぐれた写真や動画の編集ソフトのことである。ウィンドウズ7では、このソフトが内蔵されていて、重宝して使っていたが、10では削除されてしまったのである。ソフトの単独販売もされていないので、今まで便利に使っていた者にとっては、悲劇そのものとなった。アンサーデスクからは、ムービーメーカーはもう使えないので、他のソフトを探してほしいという冷たい回答があった。ネット上でいろいろ探したら、有料のものから無料のものまでいろいろあり、何を選んでいいか全くわからないので、しばらくの間、死にかけた旧パソコンのムービーメーカーを使って対処していた。

ほとんど諦めていたが、ひょんなことでパソコンの画面上にムービーメーカーの表示を見つけ、まさかと思ったが、そのアイコンをたどっていったら、何と機能していたのである。従来と全く同じように、ム-ビーメーカーが使えたのである。マイクロソフトの説明は一体何だったのであろうか?旧パソコンは、ウィンドウズ7を10にアップグレードして使っていたので、ムービーメーカーのソフトも利用できたが、新パソコンは最初から10なので、ムービーメーカーは使えないという説明に納得していた。新パソコン購入時、市販の引越しソフトを使って、データとプログラムの移行を試みたが、あまりうまく行かず、後から手作業でやり直したりしていたが、もしかするとその引越しソフトが功を奏し、旧パソコンのムービーメーカーのプログラムが新パソコンにも首尾よく移行されたのかも知れない。とにかく、マイクロソフトは絶対使えないと言い張ったが、事実としては使えているのである。諦めて新しいソフトに飛びつかなくてよかったといえるが、マイクロソフトへの不信感はぬぐえない。

上記のことから言えることは、パソコンの専門家でもあまりわかっていないこともあるし、その説明を頭から信じ込まないほうがいいということである。自分の場合、結果オーライであったが、逆もありうるので、注意を要する。新しパソコンを買って、4か月になるが、古いパソコンも壊れそうでも何とか使うことができるので、すぐに処分せず、今後も併用して使って行こうと思っている。
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