花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

晴れのち曇り 赤水岩堂観音 2020/12/11(鹿児島)

2020-12-12 19:02:03 | 史跡巡り
12月11日(金)寒くなる前の好機と思い、赤水の岩堂磨崖仏を再訪しました。

6時26分 健康森公園から夜明けの桜島 以下の画像は12月11日に撮影


天気予報は晴れのち曇り、朝日が顔を出すのは50分ほど後です。雲一つなく日が昇ると眩しいだけの単調な朝でした。

姶良市姶良町住吉地区 農道脇のイチョウ


田圃脇の休憩場所を作るために植えられたイチョウです。大きく成長し色付いていました。中ほど奥には桜島が見えています。

実が多く付いたマユミ 磨崖仏に向かう道沿い


参道入口の新しい鳥居 岩堂観音の文字がありました


地元の赤水自治会の方々によって道がきれいに整備されていました。参道横にはしっかりした木の杖が多数準備してあり、借用して大助かりでした。

真新しい鳥居は柱下のコンクリート面にR2.11.29の文字があり、ごく最近建て替えられたものです。

磨崖仏まではコンクリートの階段道を下りて行きます。急坂ではありませんが、帰りは登り坂です。帰りには少し休みながら10分ほど歩きましたが、かなり息が切れ汗が吹き出しました。道は一部で苔むしており、濡れていると滑りやすいため足元に十分注意してください。

大きな崖下にある磨崖仏 右奥に進むと子産恵神社(このみやじんしゃ)がある


岩壁の一部を彫りこんだ岩堂(いわどう)観音 1334年に彫られた仏様


鹿児島県観光サイトから引用して紹介します
南北朝時代の磨崖仏龕で、通称「岩堂観音」と呼ばれています。横川町赤水城ヶ崎の山中、金山川上流の溪谷にある凝灰岩をくり込み、定印座像の阿弥陀如来を中尊に、向って右に観音、左に勢至の両菩薩立像を配している。

県内の磨崖仏がほとんど岩壁の平面に彫りこんでいるのに対し、この場合は、地上高約1.6mの線を下限に、高さ約 1.4m、幅約3.5mの長方形の龕を彫りこみ、その中に3尊を彫っている。

従って仏像に約40cmの厚味を確保している点に特色があります。さらに先に、子産恵の宮(このみや)神社があります。(引用終わり)

2016年12月11日に訪れた時のブログは、こちらからご覧ください。

岩壁の中に祭られている子産恵神社 磨崖仏から川の方へ進んだ岩壁下にある


磨崖仏から川の方へ200mほど歩きます。道は整備されていますが、狭く濡れていると滑りやすいので足元注意です。

大きな岩壁の下に祭られていますが、入口には岩が崩れて重なっています。岩の隙間を入った中の方は薄気味が悪いほどです。

大出水(おおでみず)の湧水 岩の間から勢いよく湧き出している


赤水から空港方面に向かう道沿いの渓流にある湧水です。昼時で次々と車がやって来ました。無料ですが、水が汲みやすいよう駐車場横に手押ポンプが設置されて便利です。川に下りて、山から湧き出す水を直接汲むこともできます。

霧島市観光協会ホームページから引用して紹介します
水温は年間平均約15度、毎分22トンという、その名前にふさわしい水量豊かな場所。「焼酎の割り水にしてもよし、米を炊くにしてもよし」といいながら汲みにくる熱心な愛用家も多く、周辺の自然景観とともに多くの人々に親しまれている。(引用終わり)

鹿児島県「県民の森」に立ち寄る キッコウチク


孟宗竹の突然変異とのこと。水戸黄門でおなじみの杖などで見かける竹です。

紅葉はまだ残っていました


予報通り昼前から雲が広がり、日差しが全くありません。紅葉が日差しに輝けばもっときれいなことでしょう。

長い林道沿いのあちこちにドウダンツツジの真っ赤な葉が目立っていました。紅葉もあちこち残っていましたが、予定時間を2時間ほどもオーバー。昼食抜きで帰り道を急ぎました。

早朝に桜島を写し、思いつくまま霧島市の山中へ出かけました。コロナ禍で大変な中、元気に遊び回れてありがたいことでした。家族に、健康に感謝です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夜明けの撮影 おとなしい桜... | トップ | 夜明けの桜島 地球照の月 2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

史跡巡り」カテゴリの最新記事