花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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思い出の南薩線展示会に行く 2019/01/13 (鹿児島)

2019-01-13 22:09:48 | 思い出
1月13日(日)は日置市吹上町の吹上砂丘荘に「思い出の南薩線展示会」を見に行きました。昭和59年に南薩線が廃止され30年以上が過ぎ、平成の時代も終わろうとしています。

懐かしい列車や機関車の紹介など 以下の画像は1月13日に撮影


懐かしい沿線風景に見入る人


ポスター、ポストカード、冊子などの販売も


展示会は1月31日まで吹上砂丘荘1階ロビーで開催されています。
廃線当時の新聞記事、列車の走る風景写真、列車・機関車の紹介などが展示されています。懐かしい風景に思い出を語る人たちの姿がありました。

廃線当時は加世田市に住んでいましたが写真撮影の熱意が湧かず、今から思えばなぜ記録写真を撮影しなかったのか不思議な感じもします。

九州南部の小さな民間鉄道路線が廃止されることで全国から注目を集めました。普段は走らないような3両編成などの列車や特別運行で騒がしく、高校時代に利用していた姿とはかなり違っていました。

急激な過疎化と利用客減少という厳しい現実によって零落した様子を写すに忍びない感情もありました。自分の胸のうちだけに記憶すれば良いと思ったのでしょうが、しっかり写しておくべきだったと悔やむ気持ちもあります。

吉利駅跡は自転車専用道路に 左奥は永吉方向


ホームが一部残され当時の面影があります。南さつま市から日置市まで自転車専用道路が通じています。

上日置駅跡地 今も残る給水塔 右手は待避線


きれいに管理されているホーム 右奥は日置方向


いつも通る県道からほんの少し上がった場所にあります。駅舎は残っていませんが、ホーム・線路跡ともに地元の方がきれいに管理されています。近くの方に話を伺うと夏場は毎月草刈をされているそうで、ありがたいことです。

詳しい説明看板


給水塔のこと、待避線のことが詳しく書かれていました。私が利用していた頃のディーゼル列車は坂を上れずに引き返した経験はありませんが、蒸気機関車時代は難所であったとのこと。勾配が付いた待避線に入ってスイッチバックで勢いをつけて坂道を上ったと書かれていました。

線路跡の白梅


暖冬の影響でしょうか、早くも白梅が咲いていました。緋寒桜、山桜も早く咲き始めるのでしょうか。出水のツルも2月初旬には多くが北に帰りますので、早めに撮影に出かけたいものです。

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