8月9日(日)早朝に桜島が爆発、噴煙は火口から5000mの高さに達しました。
8月9日 朝のNHKテレビ 久しぶりに桜島の噴火情報が表示されていた
爆発は5時38分に発生、鹿児島市の日の出は5時39分。噴煙高度は5000mに達し、降灰により鹿児島空港では20便が欠航になりました。
桜島は6月28日の爆発以降は目立った活動がなく静かな状態が続いていました。
かなり珍しい噴煙の状態 気象庁発表資料
色合いの違うソフトクリームのような不思議な噴煙です。なぜこのような現象が発生したのでしょうか。気象台が垂水市牛根に設置している監視カメラの画像で爆発の様子を見てみましょう。
1 爆発直後 5時40分
2 不思議な噴煙 5時41分
3 斜めに傾く噴煙柱 5時44分
4 風に流される噴煙 5時45分
元資料は気象台の噴火監視カメラ画像ですが、ツイッター上に多くの情報が投稿されており参考にさせていただきました。ありがとうございました。
牛根側から見た桜島 2006年(平成18年)7月30日撮影
2006年6月4日に昭和火口が活動を再開していますが、まだ火口は小規模で小さなハート形をしています。
南岳火口と昭和火口 桜島の火山活動解説資料(平成 29 年2月)気象台
桜島で現在活動しているのは南岳山頂の火口です。山頂火口には北側のA火口と南側に少し小さめのB火口があります。B火口の南東側斜面に開口しているのが昭和火口です。
昭和火口は2018年(平成30年)から活動が止まっています。現在噴煙を上げているのは南岳山頂火口です。
9日の爆発は山頂付近が雲に隠れているため詳細不明ですが、噴煙の色合いが違うので南岳山頂のA火口、B火口が同時に爆発したものではないかと思われます。
噴石の飛散状況も不明ですが、噴煙の上がる様子を見ると昭和火口ではないと思われます。仮に昭和火口の活動が再開したとすれば、周辺民家や道路までの距離が近いためこれまで以上に警戒が必要になります。
立秋が過ぎ、まもなくお盆ですが10日は台風5号が東シナ海を駆け抜けていきました。火山灰の降らない夏でしたが、桜島に日常が戻り暑苦しさが続きそうです。
8月9日 朝のNHKテレビ 久しぶりに桜島の噴火情報が表示されていた
爆発は5時38分に発生、鹿児島市の日の出は5時39分。噴煙高度は5000mに達し、降灰により鹿児島空港では20便が欠航になりました。
桜島は6月28日の爆発以降は目立った活動がなく静かな状態が続いていました。
かなり珍しい噴煙の状態 気象庁発表資料
色合いの違うソフトクリームのような不思議な噴煙です。なぜこのような現象が発生したのでしょうか。気象台が垂水市牛根に設置している監視カメラの画像で爆発の様子を見てみましょう。
1 爆発直後 5時40分
2 不思議な噴煙 5時41分
3 斜めに傾く噴煙柱 5時44分
4 風に流される噴煙 5時45分
元資料は気象台の噴火監視カメラ画像ですが、ツイッター上に多くの情報が投稿されており参考にさせていただきました。ありがとうございました。
牛根側から見た桜島 2006年(平成18年)7月30日撮影
2006年6月4日に昭和火口が活動を再開していますが、まだ火口は小規模で小さなハート形をしています。
南岳火口と昭和火口 桜島の火山活動解説資料(平成 29 年2月)気象台
桜島で現在活動しているのは南岳山頂の火口です。山頂火口には北側のA火口と南側に少し小さめのB火口があります。B火口の南東側斜面に開口しているのが昭和火口です。
昭和火口は2018年(平成30年)から活動が止まっています。現在噴煙を上げているのは南岳山頂火口です。
9日の爆発は山頂付近が雲に隠れているため詳細不明ですが、噴煙の色合いが違うので南岳山頂のA火口、B火口が同時に爆発したものではないかと思われます。
噴石の飛散状況も不明ですが、噴煙の上がる様子を見ると昭和火口ではないと思われます。仮に昭和火口の活動が再開したとすれば、周辺民家や道路までの距離が近いためこれまで以上に警戒が必要になります。
立秋が過ぎ、まもなくお盆ですが10日は台風5号が東シナ海を駆け抜けていきました。火山灰の降らない夏でしたが、桜島に日常が戻り暑苦しさが続きそうです。