この冬は記録的な暖冬から一転して寒くなり、鹿児島では珍しく1月下旬に大雪が降りました。
2月も例年並みの寒さでしたが、3月に入り急に春めいてきました。
薩摩川内市東郷町の藤川地区にある菅原神社は古くから臥竜梅で知られる名所。
学問の神様、藤川天神の梅として親しまれ、一部が国の天然記念物に指定されています。
南風に白い雲
見頃を迎えています
こちらは天然記念物の保護区
ここは柵で保護されていて入れません。天然記念物ですが、あまり特別な感じがしません。周辺の人が出入りできる場所の梅のほうが臥竜梅らしいのが嬉しいところです。
梅園の説明 菅原道真公が、この地で過ごされたという伝説
社殿前の緋寒桜は葉桜
鹿児島市からは車で1時間半程度かかり、この先の横座トンネルを抜けると出水の鶴渡来地まで40分程度の位置にあります。以前は朝日に飛び立つ鶴の撮影によくでかけていました。
帰り道で藤川天神に立ち寄っていましたが、鳥インフルエンザ問題が発生し、今年も鶴の撮影は取りやめています。
3月6日(日)は雨予報、鹿児島マラソンによる交通混雑も予測されるため3月5日(土)に出かけました。現地に9時過ぎに着くとまだ駐車場は車が少なめ。ゆっくり梅を愛でることができました。
昼前には訪れる人が増えました
出店は昔より少なくなりましたが、お客さんが続き地元名産品や梅ケ枝餅などがよく売れていました。石垣に腰掛けてトウモロコシなどを食べる姿がありました。
妖怪のような梅
いつも撮影する木ですが、枝ぶりに変化は見られず台風の影響は少なかったようです。南風に乗って小さな白雲が次々にやって来て気持ちの良い空模様でした。
熱心にカメラを向ける人たち
昼前には雲が多くなった
11時を過ぎると参拝者が増えて駐車場は満車。雲が多くなりました。梅園内で弁当を広げる人も増えたので11時半過ぎに撮影を切り上げました。入場待ちの車列が300mほどになっていました。
過去の画像を発掘
古い外付けハードディスクに保存されている画像を調べました。2005年に撮影したデータが見つかりましたが、読込速度がものすごく遅く作業は難航しています。
デジタル一眼レフが一般に普及し始めた頃、ニコンD100で撮影したものです。一日分で500枚程度、容量は1GB程度ですが全部の画像を見るのに40分ほどもかかります。
井戸から水を汲み自宅まで運ぶような作業にはウンザリ。その中に藤川天神の梅画像がありました。春の淡雪が残る朝方に撮影したものです。途中の道も積雪があったはずですが、早朝からよく出かけたものだと思います。
雪の藤川天神
もう一つは、阿久根市大川の紅梅です。あまり世間に知られていなかった紅梅を家主の好意で公開されたものです。マスコミで度々報道され有名になりましたが、押し寄せる人が根元を踏みつけて木が弱り、台風で大枝が折れ、ついには家主さんが不運なケガで亡くなりました。
13時頃 山陰から光が差して輝く紅梅
10年一昔などといいますが、当時は今よりもずっと元気で各地を撮影して回っていました。同じ場所での連日撮影、夜明け前から山登りをして一日中撮影、日没後に下山など自分でも驚くほどです。
現在から将来を見つめると、今が一番若いわけです。日々を大切にして、無理のない範囲であちこち出かけようと思い直すことでした。
2月も例年並みの寒さでしたが、3月に入り急に春めいてきました。
薩摩川内市東郷町の藤川地区にある菅原神社は古くから臥竜梅で知られる名所。
学問の神様、藤川天神の梅として親しまれ、一部が国の天然記念物に指定されています。
南風に白い雲
見頃を迎えています
こちらは天然記念物の保護区
ここは柵で保護されていて入れません。天然記念物ですが、あまり特別な感じがしません。周辺の人が出入りできる場所の梅のほうが臥竜梅らしいのが嬉しいところです。
梅園の説明 菅原道真公が、この地で過ごされたという伝説
社殿前の緋寒桜は葉桜
鹿児島市からは車で1時間半程度かかり、この先の横座トンネルを抜けると出水の鶴渡来地まで40分程度の位置にあります。以前は朝日に飛び立つ鶴の撮影によくでかけていました。
帰り道で藤川天神に立ち寄っていましたが、鳥インフルエンザ問題が発生し、今年も鶴の撮影は取りやめています。
3月6日(日)は雨予報、鹿児島マラソンによる交通混雑も予測されるため3月5日(土)に出かけました。現地に9時過ぎに着くとまだ駐車場は車が少なめ。ゆっくり梅を愛でることができました。
昼前には訪れる人が増えました
出店は昔より少なくなりましたが、お客さんが続き地元名産品や梅ケ枝餅などがよく売れていました。石垣に腰掛けてトウモロコシなどを食べる姿がありました。
妖怪のような梅
いつも撮影する木ですが、枝ぶりに変化は見られず台風の影響は少なかったようです。南風に乗って小さな白雲が次々にやって来て気持ちの良い空模様でした。
熱心にカメラを向ける人たち
昼前には雲が多くなった
11時を過ぎると参拝者が増えて駐車場は満車。雲が多くなりました。梅園内で弁当を広げる人も増えたので11時半過ぎに撮影を切り上げました。入場待ちの車列が300mほどになっていました。
過去の画像を発掘
古い外付けハードディスクに保存されている画像を調べました。2005年に撮影したデータが見つかりましたが、読込速度がものすごく遅く作業は難航しています。
デジタル一眼レフが一般に普及し始めた頃、ニコンD100で撮影したものです。一日分で500枚程度、容量は1GB程度ですが全部の画像を見るのに40分ほどもかかります。
井戸から水を汲み自宅まで運ぶような作業にはウンザリ。その中に藤川天神の梅画像がありました。春の淡雪が残る朝方に撮影したものです。途中の道も積雪があったはずですが、早朝からよく出かけたものだと思います。
雪の藤川天神
もう一つは、阿久根市大川の紅梅です。あまり世間に知られていなかった紅梅を家主の好意で公開されたものです。マスコミで度々報道され有名になりましたが、押し寄せる人が根元を踏みつけて木が弱り、台風で大枝が折れ、ついには家主さんが不運なケガで亡くなりました。
13時頃 山陰から光が差して輝く紅梅
10年一昔などといいますが、当時は今よりもずっと元気で各地を撮影して回っていました。同じ場所での連日撮影、夜明け前から山登りをして一日中撮影、日没後に下山など自分でも驚くほどです。
現在から将来を見つめると、今が一番若いわけです。日々を大切にして、無理のない範囲であちこち出かけようと思い直すことでした。