花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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真夏が来た キス釣り不調 吹上浜日置海岸 2015/08/01 (鹿児島)

2015-08-03 18:26:19 | 吹上浜
鹿児島の梅雨は7月17日に明けました。例年にない雨続きでトマト、ナス、キュウリ、オクラなどは茎葉が腐り、収穫が大きく減少しています。

流出前の風見オブジェ 7月9日 台風9号通過前


日置海岸 南側の風景 以下の画像は全て8月1日撮影


見慣れた風景だった風見オブジェが台風9号の高波で(7月12日頃?)流出しました。流木や漁具などの漂着物を集めて海岸の目印にしていたので喪失感があります。

その後も7月下旬まで南からの湿った気流の影響が続き、南西からのウネリと濁りが解消せずキス釣りは不調が続きました。

日置海岸 北側の風景


7月末からようやく夏本番の青空が続くようになりました。まだこの日はウネリが消えておらず。遠目に観察したところでは釣果は今ひとつのようでした。土曜日で連れ立って浜に来た人たちのようです。

キス釣り好調期に見かける常連さんの姿がありません。いつもならば日の出前から操業するキス網が全く出漁していません。キス網は小船が殆どで、5隻程度が10時頃まで操業しています。

今年は漂着物が少ない


珍しく南方からと思われるペットボトルが漂着していました。生産地は左がオーストラリア、右はマレーシアと書かれていました。広い海を漂って隣り合わせて並んでいるのは不思議な感じです。

砂丘と背後の別荘地


日置海岸は民有地から海岸までの距離が短い場所もあり、海が見える場所に住宅や別荘があります。ここも一時期は別荘地でしたが今は荒廃しています。

私が幼い頃は大雨のときに畑からの水が集まり、海に流れ出すシラス崖の遊び場所でした。宅地造成でコンクリート壁になりました。壁の下まで波が打ち上がることは、よほどの台風直撃以外はありません。

大潮の引潮時


地元では「島」と呼ぶ砂洲が出現していました。昔はもっと砂の量が多く、島は高くて貝採り後の上げ潮では途中が深くなり泳いで帰ることもありました。

この島の沖合い100m付近にも沖の島ができることがあります。最近では砂洲として出現することは滅多にない浅瀬です。砂丘から波の様子を観察すると存在が確認できます。本格的な遠投キス釣りでは、沖の島近くの深みが好ポイントだそうです。

これらの砂洲などは海が荒れると出現位置が変わります。満潮時に行って海の様子が判らないときは、こまめに釣場を移動し深場を探すのがベターです。前回釣れた場所が浅瀬になっていて、全然釣れなかったということも珍しくありません。

朝方見かけたナブラ 右側2箇所


引潮の風景と見比べると、丁度島のあたりに魚が湧いていました。大きさは直径2m程度で、まだ小さく一時的に出現しただけでした。

キス釣りは不調ですが、サゴシやメッキなどの回遊魚がやってきたのではないでしょうか。昨年は10月にサゴシが釣れました。今年は早めに弓角釣りを始めようと思います。

南西からのウネリが収まればキス釣りも良いでしょうが、とにかく砂浜は暑いです。早朝の砂浜は涼しく、日中は浜風で暑さを感じにくいですが非常に体力を消耗します。理想的には日の出頃から釣り始めて8時までには撤収したいものです。
コメント (4)
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