鹿児島県では準絶滅危惧種に指定されています。花器の釣船に似ていることから釣船草とも呼ばれます。山間部の日陰に近い湿地に群生していますので普段余り目にしない野草です。撮影は10月9日と12日です。
花の形が特徴的です。正面から見るとキンギョソウのような唇形で、側面からは小舟のような細長い三角形です。後ろのほうは小さく丸まっています。花色は赤紫ですが、まれに白い花もあるようです。
花には蜜が多いのでしょう、蜂がよく飛んできます。蝶も見かけました。花の入り口には棘状の小さな突起があり蜂の体を支えているようにも見えます。
見るほどに興味深い野草ですが、絶滅危惧種に指定されることで希少価値を得ようとする動きもあるようです。世界○○に登録とか○○記録に認定などと同様に販売、観光などの金目当てに利用しようとする最近の傾向は嘆かわしいものです。
花の形が特徴的です。正面から見るとキンギョソウのような唇形で、側面からは小舟のような細長い三角形です。後ろのほうは小さく丸まっています。花色は赤紫ですが、まれに白い花もあるようです。
花には蜜が多いのでしょう、蜂がよく飛んできます。蝶も見かけました。花の入り口には棘状の小さな突起があり蜂の体を支えているようにも見えます。
見るほどに興味深い野草ですが、絶滅危惧種に指定されることで希少価値を得ようとする動きもあるようです。世界○○に登録とか○○記録に認定などと同様に販売、観光などの金目当てに利用しようとする最近の傾向は嘆かわしいものです。