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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

国道3号沿い イチョウ並木 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-19 18:20:01 | 自然観察
12月18日(水)お寺参り後、イチョウ並木の国道3号沿いを歩きました。

西本願寺鹿児島別院 中央公園側から 以下の画像は12月18日に撮影


お寺側の高い木の葉が色付いていましたが、曇り空で風は冷たく広い公園内に人影はありませんでした。

9時47分 お寺境内のイチョウ 日射しがなく見映えが今ひとつで惜しい


照国神社参道 山手には城山ホテル鹿児島


画面外右手は中央公園ですが、普段は車で通ることも少ない地点です。

鹿児島市街地は車が多く運転に気を使うため、原則として通り慣れた道以外は利用しません。特に路面電車が走る区間の交差点では、危険回避のため右折しないことにしています。

温泉ホテル中原別荘前のモミジ


花壇にモミジが植えられていて、身近に紅葉が見られてありがたいことです。

10時23分 国道3号 西側の風景


らーめん屋さんは支度中、この辺りを歩くのは照国神社初詣のときくらいです。照国神社前交差点は九州の西側を結ぶ国道3号、東側を結ぶ国道10号の終点です。

交通量の多い区間で、運転中はイチョウ並木が続いていることが判る程度です。この辺りの歩道を歩くことは殆どありません。

照国町から平之町方向のイチョウ並木


曇り空ですが良い機会なので、西側に400mほど先のロイヤルホスト城山店手前まで、広めの歩道を歩きました。

10時34分 平之町の歩道橋から平田橋方向(西側)


イチョウが植えられてかなりの年数が過ぎているようです。晩秋の紅葉時期は各地の紅葉ポイントに出かけるため、市街地のイチョウまでは目が届きません。

色付いたイチョウ並木の歩道をゆっくりと歩くことができて幸いでした。

同じ歩道橋から照国神社(東側)姶良市方向


道沿いにマンションなど高層の建物が増えて、案内板の地名表示がなければどこの町なのか判らないほどです。

道沿いの植栽 落葉が一杯


色付いたイチョウはきれいですが、散り始めるとたちまち歩道の色を変えるほどです。

10時51分 この時期は掃除が大変 お疲れ様です


大きなイチョウからは落葉が次々と降ってきて掃除も大変だと聞きました。この時期ばかりはどうにもなりませんが、掃除できれいになった歩道も気持ちの良いものです。

歩いていると寒さを感じる間もなく、この後は照国神社横の庭園を経て黎明館の庭園などにも足を伸ばしました。
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万之瀬川上流 岩屋公園の紅葉 2024/12/13(鹿児島)

2024-12-15 17:21:48 | 自然観察
12月13日(金)3か所目は、南九州市川辺町の岩屋公園を訪れました。

13時24分 駐車場から川へ向かう 以下の画像は12月13日に撮影


万之瀬川口から金峰町~知覧町への線路跡の道をたどり、南九州市川辺町の市街地へ向かいました。

路線整備が進んだ個所もありますが、阿多病院付近は入り口が判りにくく離合注意区間も残っていて早期の整備が望まれます。

途中から小雨が降り出し、時々ワイパーを動かしながら岩屋公園に到着。平日で天気も悪く止まっていた車は3台程度でした。

万之瀬川の清流と紅葉 右側が上流


紅葉の時期に訪れたのは久しぶりで、もっと色濃くなるのか、これがいつもの色づき具合なのか判りません。

偲ぶ橋を渡った先 紅葉と石仏


昭和59年に置かれた石仏のようで、紅葉に囲まれて目立っていました。

堤防石垣の隙間から伸びたモミジ


自然に根付いたような感じで、周辺よりも特に色濃くて目立っていました。災害や工事などで失われそうで惜しいことです。

偲ぶ橋を上流部から見る


小雨が降っていてレンズを上向きにできず、撮影しにくいものでした。傘を持って回れば良かったのですが、両手がふさがると今度は足元が心配です。

モミジと清流


ゆっくり時間をかけて写したいような場所でしたが、すでに午後になり記録写真的に写しました。

赤い実が一杯 クロガネモチ


小雨に濡れて実の色が鮮やか、雨の日ならではの風景でした。

対岸の岩壁には清水(きよみず)磨崖仏


対岸の岩壁下の道路が通行止めになったこともあり、こちら側に展望所と案内板などが設置されています。

駐車場に戻って上流側の橋までの遠回りが面倒で水量が少ないこともあり、川に設置された大きな飛び石を慎重に渡って対岸へ行きました。

やがて足元がおぼつかなくなれば、飛び石伝いに川を渡ることなど無理です。

十一面観音様


下流側へは岩壁崩落の危険性があるため全面通行止めとなっています。貴重な史跡を眼前に見られないのは惜しいことですが安全第一です。

岩壁に彫られた磨崖仏の最も古いものは平安時代末期頃の制作と考えられていますが、ここは通行止め区間手前のため目の前で見ることができます。

阿弥如来様


明治28年(1895年)の制作で、安らかな仏様の姿が今もしっかり残っています。

銀閣寺のような建物 サクラノヤカタ(和風カフェ)


遠目にも目立つ建物で、かなり昔に中に入ったことがあるような・・・記憶が曖昧です。

2階はギャラリーとワークスペースを兼ねた展望所になっているようです。

サクラノヤカタ 入口


右側には竹があり良い雰囲気です。広い公園内には多くの人が集まることができる広場、キャンプ場もあり、万之瀬川の流れに沿って趣深い場所です。

やすらぎ観音様


公園内には桜の木が一杯あり、春先は特に多くの人で賑わいます。知覧の平和公園と共に、来春も楽しみです。

14時31分 駐車場手前 花盛りのサザンカ


紅葉を巡るうちに季節は進み、サザンカが花盛りでした。小雨模様ながら傘は持たず、時計回りで広い公園の半分程度を巡りました。

帰りは南薩縦貫道を経て指宿有料道路、九州縦貫自動車道(高速)を利用して50分ほどで帰宅しました。

いずれも車は少なめでしたが、皆さん飛ばすことにビックリ。世間は忙しい師走、気になっていた各地を巡ることができて幸いでした。
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日置市吹上町 妙見神社の巨石 2024/12/13(鹿児島)

2024-12-14 16:06:01 | 自然観察
12月13日(金)吹上、金峰、川辺地区へ初冬の景色撮影に出かけました。

妙見神社 国道270号脇の案内板 以下の画像は12月13日に撮影


最初に日置市役所吹上支所に立ち寄り、鹿児島写真アカデミーの「吹上あれこれ」展示を拝見しました。

祭り風景の他に親しみやすい地元の風景やお店の写真もあり、一般的な写真展とは少し異色でした。

吹上支所から国道270号を南へ1kmほど走ると、坂の途中右手に妙見神社があります。

神社参道 南側から北側を見る


参道沿いにモミジがあり、色付くことがあるのか様子見に立ち寄りました。

参道中ほどから鳥居側を見る


モミジは想像よりもかなり木が大きくなっていて、枝葉が少なく色づいたものはなくて残念でした。

年ごとの天候次第で真っ赤に色づくとすれば、見事な風景が見られそうです。

妙見神社社殿


妙見神社について日置市観光協会のページから引用して紹介します。

1280年、伊作島津家の初代島津久長が創建したと伝えられる妙見神社。島津忠良(日新公)が先勝祈願をしたとも言われています。その社殿の裏には奇妙な巨石群があります。その中心にあるのが「落ちそうで落ちない岩」です。

巨石の上に巨石が重なり、ちょっとすると落ちそうですが落ちない。そこで受験生が「落ちない」ための合格祈願として、受験シーズンには多くの方が訪れています。(引用終わり)

祈願を書き込む場所 


神職などは祭事以外は不在のようです。小さな竹片に願い事を書いて、階段横の紐に吊るします。

巨石などの詳しい案内図


岩に彫られた文字やハート形などを探す前に、位置を確認しておきましょう。

最初何も見ずに岩を巡り、気付いたのは「成功」の文字だけでした。ここは2度目なのですが、前回のことはすっかり忘れていました。

落ちそうで落ちない岩


大きな岩が二つに割れて今にも落ちそうですが、落ち着いている不思議な風景です。

願い事を書いた竹片など


ごく最近吊るされたようなものもあり、受験シーズンの春先にかけて多くなりそうです。

大きく彫られた成功の文字


文字以外にもハート型のくぼみや、人の顔に見える部分などがあるそうです。所々の窪みに少額のお賽銭が置かれていました。

北側から見た大岩


岩の北から東側には孟宗竹林があり、坂を上り下りして巨石群を一回りできます。笹や木の根、小石もあり滑りやすいので、足元に要注意です。

参道横の道で日向ぼっこ


近所の飼い猫でしょうか、逃げることもなく日当たりの良い場所にいました。

隣の墓地で見かけた枯葉


神社参道の少し西側の藪横を上がると、古い石塔が残るお寺跡のような小さな墓地があります。墓じまいで数か所の墓石が撤去され、残りわずかになっていました。

ここにもモミジがあり、色付く前に枯れ始めて落葉寸前で枝先に留まっていて、寂しさが募りました。

次第に雲が覆いかぶさる中、万之瀬川北岸の吹上浜高橋海岸へ向かいました。
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紅葉巡り せせらぎの湯花水木 2024/12/10(鹿児島)

2024-12-12 15:24:18 | 自然観察
12月10日(火)3か所目は日置市、せせらぎの湯花水木です。

せせらぎの湯花水木温泉 以下の画像は12月10日に撮影


平日ながら車が多く殆どが温泉のお客さんで、紅葉巡りの方はぽつぽつ。ここは有料施設で紅葉鑑賞券は一人300円でした。

神之川沿いのジョイフルランド宮田石として昭和時代から広く親しまれ、花水木温泉の開業は平成16年(2004年)です。

そうめん流し建物横の紅葉 


夏場には家族で度々訪れた懐かしいそうめん流しですが、2022年8月から休業中のようで寂しいことです。

14時33分 吊橋の手前から下流側 中ほど奥は花水木温泉


そうめん流し建物沿いの紅葉はピークを過ぎて落葉し始めていました。

広い園内を反時計回りに巡りますが、最初は吊橋です。普段歩き慣れない吊橋はかなり揺れるので慎重に歩きましょう。

落葉が始まり少し寂しい 芝生広場


吊橋を渡り少し進むと左側に芝生広場があり、川沿いの広範囲で紅葉が見られます。

鹿児島県内は夏の猛暑とその後も暑さが長引き、各地の紅葉は見頃が例年よりも2週間程度遅くなりました。

インスタグラムの投稿など見ると冠嶽神社周辺と同様に、ここでも一番の見頃は12月7~8日(土日)ごろだったと思われます。

日射しは強かった ゴーカート場跡地


頑丈な鉄橋を渡ると曲がりくねったゴーカートコースが残り、一杯のモミジを背景に家族写真など写す人を多く見かける場所です。

光が透き通り美しい


ご健在の(株)ヒガシマル会長の東吉太郎さんが、50年ほど前からこの地に長年植え続けてきたモミジや色づく木々が約2000本あり見事です。

鹿児島市から近い紅葉名所として知られていますが、県道から西に入り太田発電所横を経て花水木までは道が狭いので離合に要注意です。

坂の途中のサザンカ


南側山手に向かう途中に今年もきれいな花を咲かせ、背後のイチョウの黄色に映えてきれいでした。

今日は日置の庭掃除などで遅くなり、紅葉巡りは午後にずれ込みました。

すでに15時近くになり冬の日は西に傾き、山陰となった場所ではせっかくの紅葉も今一つで惜しいことでした。

それでも日射しの出ない日に訪れるよりは青空の広がる今日が良いと思い、立ち寄って正解でした。

15時11分 こちらは左岸側の山手 すでに日陰になっていた


神之川を見下ろせる場所ですが、日射しが届かなくなり見映えは今一つです。この辺りはあまり見かけない大きな黄葉の木が多く少し異色です。

神之川は左側へ流れている


ここからは川沿いに連なる紅葉が見事ですが、すでに葉が色あせて落葉が進んでいて残念でした。

左手は山影 右側は神之川(右奥が川下方向)


今年は色づかないまま落葉しそうで気になっていましたが、例年通りに各地の紅葉を楽しむことができて幸いでした。

紅葉鑑賞券 後日入浴できる


紅葉鑑賞の当日は利用できませんが、来年2月末までの平日(土・日・祝日・年末年始を除く)1枚につき1名、せせらぎの湯花水木温泉で利用できます。

今日は日射しに恵まれて観音ケ池、冠嶽神社、花水木の3か所巡り・・・元気で各地を走り回ることができてありがたいことでした。家族に健康に、感謝、感謝です。
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紅葉巡り 冠嶽神社周辺 2024/12/10(鹿児島)

2024-12-11 17:33:28 | 自然観察
12月10日(火)観音ケ池市民の森の次は冠嶽神社へ向かいました。

13時2分 いちき串木野市 冠岳花川砂防公園 以下の画像は12月10日撮影


引き続き日射しに恵まれて望嶽亭と水鏡、周辺の大きな立木がスッキリ見えていました。

色付きは良いが葉が少なくて残念


道沿いで色鮮やかですが、葉が少なくかなり台風の影響を受けたようです。

下流側から見た冠嶽神社参道橋 右側が神社境内


イチョウは落葉が進み、近くのモミジも色あせて一部は落葉していました。

上流側から見た参道橋


周辺の山歩きを楽しんだという元気な人たちが、紅葉を背景に記念撮影などしていました。

冠嶽園横の紅葉


冠嶽神社周辺を訪れたのは今年4回目、すでにここでは落葉が始まっていました。

大師堂の紅葉


色付きのピークを過ぎた程度と思っていましたが、すでに半分ほどが落葉していました。

だいぶスカスカに


色付きは大事ですが、葉が多いほうが見た目が良いように感じます。

花川上流部への道 左手は大師堂 画面外右手に冠嶽神社


緑、黄、赤、青空 この日一番きれいでした


木の間から差し込む日射し


ここでは散り始め


下流側の風景


前回訪れたのは12月3日、一週間のうちに想像以上に紅葉が進んだようです。例年では冠嶽神社周辺の見頃は11月23日頃です。

今年は7月から猛暑が続き8月下旬には台風の被害もあり、10~11月も夏がまだ続いているような状態でした。

12月9日(月)朝には鹿児島でも最低気温が4.2度となり、鹿児島地方気象台で初霜と初氷が観測されました。

冠嶽周辺は山間のため鹿児島市街地よりもかなり気温が低く、紅葉が一気に進み落葉が始まったのでしょう。

自然相手の撮影は思い通りに行かないことが半ば当たり前ですが、今日は日射しに恵まれて名残の紅葉を楽しめて幸いでした。

帰り道にもう一か所、伊集院のせせらぎの湯花水木に立ち寄りました。
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紅葉巡り 観音ケ池市民の森 2024/12/10(鹿児島)

2024-12-11 16:07:32 | 自然観察
12月10日(火)昼時、いちき串木野市の観音ケ池市民の森を訪れました。

12時1分 観音ケ池市民の森 スイレン池 以下の画像は12月10日撮影


前回訪れた11月21日にはスイレンが咲いていて驚かされました。その後20日ほどが過ぎ、今日は花を見かけませんでした。

水面の落葉


池のほとりにも盛りを過ぎたモミジが色あせて散っていました。

水鳥の姿 落葉した桜の木が目立つ


5~6羽の水鳥が静かに水面を移動していました。平日でもあり近くで見かけた人は2人だけでした。

春は桜の名所として知られていますが、他の時期はキャンプを楽しむ人以外に訪れる人は少ないようです。

果樹園近くの大きなモミジ


獣害対策のためネットで囲われた狭い区画に、数種類の野菜が植えられていました。

ネットの接地面には太い材木や大きな石が埋め込まれ、イノシシが掘り返さないよう対策されていました。

唐芋(サツマイモ)作りのヒントになりそうですが、家の柱よりもっと太いもので、石も階段に敷くような重いものでした。

冬の日に照らされて輝くモミジ


日射しがあるとないでは大違い、今年も美しい姿を撮影できて幸いでした。

林の中で目立っていたイチョウ


すぐ横はゴミ捨て場ですが、こちらも黄色が目立って存在感を示していました。

観音様への階段道の紅葉


見上げると美しい紅葉風景で、タイミング的に良かったようです。早く色づいた木が落葉すると、後から色づく木は周りが殺風景で目立たなくなりそうです。

観音様への階段


黄色く色づいていました。この先さらに色合いが変化するのか、このままで色あせて落ちるのか興味深いところです。

この時期に訪れる人は少ないかも


広い公園を見守る観音様の姿は素晴らしいものです。公園のため案内表示が控えめで、観音像の存在を知らない方も多いことでしょう。

ピークを過ぎようとしている木


色鮮やかな新緑の頃も美しいので、桜の時期などにぜひ訪れてほしい場所です。この後は冠嶽神社に向かいました。
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青少年研修センター かえでの園 2024/12/05(鹿児島)

2024-12-06 18:01:57 | 自然観察
12月5日(木)雲の多い中、青少年研修センターへ紅葉を見に行きました。

案内図 鹿児島市宮之浦町(旧吉田町) 以下の画像は12月5日に撮影


鹿児島県立青少年研修センターは,鹿児島市街・錦江湾を正面に,桜島・高隈の山並み,開聞岳・金峰山・野間岳等を一望できる標高約380mの台地にあります。

今年は10月19日(土)から12月14日(土)まで、休所日を除き午前9時から午後4時まで「秋の散歩道」として「かえでの園」が公開中です。

今年は色づきが悪く、11月24日(日)夜に予定されていたライトアップは中止となりました。

青空にきれいな雲 色づいたドウダンツツジ


雲が少なくなったのは一時的で、すぐ曇り空に戻ってしまいました。

15時46分 かえでの園


研修センターは桜がきれいなところですが、秋の紅葉はあまり知られていないようです。

よく耳にする、かえで(楓)とモミジ(紅葉)についてネット検索すると次のような記述がありました。

植物学上では楓と紅葉は同じ植物ですが、日本では一般的に葉の大きさや色などでそれぞれを呼び分けています。 比較的大きな葉を持ち、葉の切れ込みが浅いものは「楓」、葉が小さめで手のひらのような形をしており、深い切れ込みがあるものを「紅葉」と呼びます。

園内で色づいた樹木には複数の種類があり、葉の形や色づき具合がすこしずつ異なっていますが、一般的な紅葉風景が楽しめました。

南東方向に少し見える桜島


イロハカエデ


所々に研修用具が設置されている


蜘蛛の巣にぶら下がる落葉


かすかに日射しが見えた


葉の色がさまざまで目立っていた


霜が付いたように見える葉


平日の夕方近くで、曇り空で風が冷たいこともあり他には誰も見かけませんでした。

日射しが出て、子どもたちの姿などがあれば違った紅葉風景が写せそうです。

開放時期(時間)も限定され、植栽範囲も広くないため観光地を想像して行くとガッカリします。

一般的には満足感が得られにくいと思いますが、ちょっと違った静かな紅葉風景を楽しみたい人にはおススメです。
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遅れている紅葉 冠嶽周辺など 2024/12/03(鹿児島)

2024-12-06 13:47:56 | 自然観察
12月3日(火)気温高めの秋が過ぎ、例年より遅い紅葉巡りに出かけました。

<かごしま健康の森公園>
自然観察園 以下の画像は12月3日に撮影


9時過ぎ、日差しが当たりモミジが目立っていました。8月下旬の台風10号は強い勢力で速度が遅く、影響が長引きました。

薩摩半島を中心に広範囲で停電が発生し、復旧までに1週間ほどかかった地域もありました。

かごしま健康の森公園でも倒木や建物被害が多発し、プールは12月上旬まで利用休止となりました。

竹林内では折れた竹や枯れた竹が目に付き、笹が吹き飛ばされて竹の肌も荒れて見映えが良くありません。

木洩れ日の散歩道から見える展望台


例年モミジが美しい場所ですが、今年は枝折れや葉が傷んだ木もあり、精彩が今一つで惜しいことです。

このところ公園内にはイノシシが多く出没しており、自然観察園は夕方から翌朝まで立入禁止ですのでご注意ください。

<藤本の七福神岩>
薩摩川内市樋脇町市比野 県道沿い


3月には急斜面に咲く山桜、岩ツツジが美しいところです。旧道沿いの駐車場と通路整備、岩山の草刈や植樹など、地元の方が年間を通じて頑張っておられます。

こちらはボルダリングで登る人もある大きな岩場です。道沿いに植えられたモミジが成長し、色付き始めてドライバーを楽しませています。

10時57分 中ほど上にはたまご岩


今にも転がり落ちそうな卵形の大きな岩があります。あいにくと雲が厚くなり岩が良く見えませんでした。

落石の危険性があるため斜面には立ち入らず、通路や駐車場から眺めるにとどめてください。

<冠嶽神社周辺>
11時46分 冠嶽園入口のモミジ 冠岳花川砂防公園


前回11月29日に訪れた時は小雨模様で、まだ少し色づいた程度でした。

冠嶽園内のモミジ 色鮮やか


一部では散り始めていますが、ちょうど見頃でした。平日ながら次々に観客が訪れていました。

望嶽亭 こちらも色づいていたが葉が少なく精彩がない


雲の切れ間を待って写しましたが、例年よりも葉が少なくて枯葉も目に付き残念でした。

冠嶽神社の参道橋


前回よりもイチョウの色づきが進んできれいでした。画面外右側のモミジはまだ色が付いていませんでした。

大師堂の紅葉


色付いてきましたが、この先もっときれいになることと期待しています。

12時29分 花川上流部のモミジ 下流側の観客


画面外右下に花川の渓流があります。一部で少し色づいていましたが、これから色づきが進むことでしょう。

この辺りは南側の林にさえぎられて、昼前後でも日差しが届きにくいのが難点です。

寒気の影響で雲の多い日になり例年通り色づくのか気になりますが、もう一度訪れることができたら幸いです。
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冠嶽神社周辺 一部で紅葉 2024/11/29(鹿児島)

2024-11-30 16:46:32 | 自然観察
11月29日(金)21日に続き、いちき串木野市冠嶽神社周辺を訪れました。

29日 冬型の気圧配置が続く 気象庁 9時の天気図


冬型の気圧配置が続き、東シナ海から次々に雨雲が流れ込んでいますが、真冬とは違って等圧線が斜めに走り、北風は強くありませんでした。

雨雲が過ぎて一時的に日差しが出ても、次の雨雲がやって来る時雨模様でした。9時頃に立ち寄った鹿児島市都市農業センターでは虹が見えました。
インスタグラム花浄土鹿児島に投稿しています。

10時39分 冠岳花川砂防公園 以下の画像は11月29日に撮影


今日は郡山経由で向かい、途中の常盤石塔群では倒木被害が復旧されておらず残念でした。

冠嶽の所々に水蒸気が立ち上がり、冠嶽神社周辺では紅葉が少しだけ進んでいました。望嶽亭付近のモミジは色づきが悪く例年よりも枝葉が少なくて、見映えが良くありません。

冠岳花川砂防公園について、砂防フロンティア推進機構の花川渓流再生砂防事業資料から引用して一部を紹介します。

五反田川に流れ込む花川の治水工事として、平成7年から花川渓流再生砂防事業が行われ、中国との文化交流として中国技術指導員を現地に招聘しています。平成 16 年 11月23日、中国風庭園と展望台が設置された冠岳花川砂防公園の完成式が行われました。

昭和46年8月5日 台風19号災害の状況〔降雨状況〕 ・日雨量 :537mm(8月5日) ・時間最大雨量 :108mm(8月5日 18:00-19:00) 〔被害状況〕 ・死者:8名、重軽傷者:25名 ・住居全壊 :41棟、浸水被害:約1600戸 ・被害総額 :30億円(当時の市の年間予算14億円)

冠嶽神社 花川に架かる参道橋


鳥居近くの大きなイチョウの木が色付き、近くのモミジも少し色づいていました。

花川上流部には疑似ブロックを使った砂防堰堤があり、中国風の彫刻が施された石橋が数か所に架けられています。公共事業に勢いのあった時代を象徴する広大な設備で、現代では施工困難です。

花川の左岸(東側)には冠嶽神社があり、隣り合わせに中国風庭園の冠嶽園があります。花川右岸(西岸)には 冠嶽山鎭國寺頂峯院(カンガクサンチンゴクジチョウボウイン) の大師堂があります。

10時49分 冠嶽園横のモミジ


雲の切れ間から日差しが入りモミジが目立っています。前回21日は殆ど色づいていませんでした。

冠嶽園内のモミジ


雨上がりで美しい


日差しに照らされるモミジはきれいですが、雨上がりではさらに美しく見えます。時々雨に降られながらも期待していた風景を写せて幸いでした。

11時25分 団体バスの一団


例年では花川周辺の紅葉撮影が主で、冠嶽園内をじっくり撮影したことは少なく、丁寧に見ていくと良い風景でした。

大師堂の紅葉 画面右側下に花川が流れている


石橋に飾られた石造りのハス 奥は花川上流部


大師堂で雨宿り


再び雨が降ってきて、しばらく雨宿り。昨年訪れた時は撤去されていた軒先の風鐸が復活していました。

11時57分 大師堂入口から


この辺りから花川上流部にかけては南側が林のため日差しが入りにくく、昼前後以外は山影になります。日差しに照らされた紅葉を撮影できる時間帯は限られますのでご注意ください。

花川の流れ


雨量はわずかですが普段より水が白く濁っていました。小雨模様のため橋にカメラを押し付けて、低速シャッターで撮影できました。

サギの姿 画面外左側は大師堂


花川上流部方向を写していると、たまたまサギが飛んできました。そっと後を追いますが姿は見つかりません。

モミジがもっと色付くから、また来てねと言われたような気がしました。上流側はまだほとんどが緑色で葉がしっかりしています。

時雨模様が解消すれば、朝夕の冷え込みで紅葉が進みそうです。時々雨が降る中で、じっくりカメラやスマホを向ける人は見かけず、全くの貸切状態でした。

29日14時 帰宅後の雨雲画像 気象庁


午後になっても西から小さな雨雲が次々と流れ込んでいます。雨に降られた寒い一日でしたが、色づき始めた紅葉を楽しめて何よりでした。
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桜島と朝日 健康の森公園 2024/11/25(鹿児島)

2024-11-25 15:16:21 | 自然観察
11月25日(月)今朝は薄雲が見えたので、健康の森公園へ出かけました。

6時38分 かごしま健康の森公園 以下の画像は11月25日に撮影


このところ雲のない単調な朝が続き日の出撮影には不向きでしたが、今朝は車で向かう間も朝焼けが所々に薄く見えていました。

最初に公園入り口通路の定位置で撮影、空の明るさや雲の様子などを記録しています。

雲が急に広がって朝日を隠す期待ハズレが多いですが、日の出位置だけ雲がなく朝日が写せることもあります。

いつも書いていますが、自然相手の撮影では期待通りにならないのが半ば当たり前です。

一方では思いもかけない出会いや発見があり、大いに元気づけられることもあり楽しいものです。

雲はわずかだった


急ぎ足でいつもの撮影ポイントに向かうと、意外なことに雲は桜島周辺にわずかしかありませんでした。

6時47分 カラスが飛ぶ時間帯


今朝の日の出は6時54分、日の出前10~15分はカラスが多く飛びますが、昨年に比べると数は半分以下です。

ハトも殆ど見かけませんが、この夏の猛暑が影響しているのでしょうか。

上空に残る細い月 月齢23.6 以下3枚はモノクロ撮影


日ごとに早朝の月明りが弱くなり、今朝もよく見ないと気付かないほどでした。

モノクロの桜島 薄煙は南側へ流れている


桜島の薄煙は南側へ流れています。周辺の雲は桜島の噴気によってできたものでしょうか。

樹形が判りやすい


木肌や葉の色合いの違いを越えて、次第に冬木立になる様子が感じられて、たまにはモノクロモードも良いものだと思います。

7時ちょうど 日の出を過ぎてかなり明るくなった


日の出から6分ほど過ぎ、桜島の東斜面が朝日に照らし出されているのでしょう。

7時11分 間もなく朝日が顔を出す


桜島山頂部のより明るい場所が少し南側(右側)に移ってきました。

7時14分 桜島南岳火口付近に上がった朝日


眩しい朝日がきらめき始めました。次第に朝日は力強さを増してきます。

クロスフィルターを付けると印象的な光の筋が強調できるのかもしれません。

あと数日で朝日が見える位置は桜島南側斜面に移り、山頂部からの日の出が見られるのは1月中旬以降となります。

7時24分 遮るものがなく眩しい朝日


今朝は桜島の噴煙が殆ど出ておらず、薄い噴気を突き抜けて朝日が強烈に見えました。

周辺に全く雲がなく単調な風景になったので撮影を切り上げました。明日は雨予報で、かなり天気が荒れそうです。

暖気と雲の条件次第では色濃い朝焼けが出ることもありますが、どうなるでしょうか。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。