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西洋美術館

2004-05-29 15:25:35 | 美術
今月末までのドラクロア版画展とヴァチカン美術館の古代ローマ彫刻展を会社が終わって駆け込んだ。
一度で二美おいしい。

ローマ彫刻展にキケローの胸像が展示されているとは知らなかったので。大理石のすべすべ感がたまらなく好き。偉そうなオヤジ達の石像ばかりと思えば、怖そうなオバハン石像あり、う~ん楽しい。最終はへたれ絵へ。な~ぜ~?宗教色が濃くなって精神性を求めただからと書かれてあった。
何年も前に新聞のコラムにキケローの天上幸福説について載っていた。死んだ後、身体から離れた魂は天に昇って、星となるか星々の間に生きて永遠の幸福を得る。
なんてオトメチック!大政治家で哲学者等々の肩書きを持つオヤジが。
岩波から「老年について」「友情について」が発行されてどちらも本文70ページほどの薄さだが、ローマ人の名前が慣れないので覚えにくい、、、

ロマン主義のドラクロア、実の父は政治家のタレーランだったと言われているらしいということで覚えた画家。
「ファウスト」「ハムレット」本の挿絵のリトグラフ。
超有名画家が描いた超有名文学作品というのがたまらない。
ハムレットはぼうやしていたし・・・。

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