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世界を・・・革命する・・・

2016-10-24 21:46:50 | 音楽

今年こんなCDが発売されていて、ポッチとな!!
この詩は、澁澤龍彦監修かと思うぐらい
中二病を遥かに超えた、その外に位置すると思っていたりする
「わたし万物百不思議」にはボマルツォと歌詞にある
やっぱりローマだわ!!

これは「少女革命ウテナ」の歌集
この年代のエヴァと肩を並べるくらいにすごいと思っているんだが・・・

怪物公園

2016-10-24 00:52:10 | イタリア


澁澤龍彦訳の「ボマルツォの怪物」の中で、アンコールワット、パレンケとか、
世界中のほとんどあらゆる地方に散在する、忘れられた・・・


ローマの貴族オルシーニ家の当主が亡き妻のために造園した
この妻、美人で有名だったガレウス・ファルネーゼあの法王アレッサンドロ6世の愛されるほど、
その娘ジウリアだそうだ

アンコールワット、パレンケはジャングルの密林の中に埋もれた感じである。
ボマルツォは、イタリアの中部であるから、乾燥した土地のイメージであったが、
実際は、整備された公園で、苔むした木々の中に石像がゴロゴロしていた。
あの、奈良の明日香で発見された猿石、亀石のたぐいに似ている、
朝鮮半島で造園された様式を、模して作った説がある。


碑文を赤文字で塗っちゃたんだ!


怪物の上には地球儀が、その上には城
この意味分かります?

ローマ郊外からはエトルリア遺跡がいっぱいあるとのことで、
怪物たちはこのエトルリア文明の影響をたぶんに受けているとか
グーグルマップ散歩をしていたら、ボマルツォからヴィテルボ周辺からその外周の町へ
ヴィラ ランテとういう庭園があった。噴水と石像と植込がすごい
トゥスカーニアという町の教会のレリーフが古い
どうやら地震で崩れた後、修復しているらしい、大聖堂もあったらしい
聖ピエトロ聖堂


多数の乳房をもったスフィンクス、狛犬のようで対になっている
ティボリのヴィラ デステにあった石像は女神であったが・・・


巨大な石像 ヘラクレスとなんとか?
この股裂きにあっているヤツは、ヘラクレスの武勇伝に出てくるらしいが、いったいどの場面なんでしょうかね~


この巨大な手 あいつの手だナウシカに出てくる巨人


これはこの庭を造ったローマの名門貴族オルシーニ家の家紋 
この庭には、これでもか~とこの家紋がいっぱい 


亀は万年 修復ごくろうさまです。


こいつはゲロゲロカエルか?横は水が流れる


ペガサスね説明しなっくっても・・・散策ルートと違うかも


怪しい・・タコかイカか???どっちだっけか?そもそも覚えてない
でも赤字があるんだな


ココからは劇場の一部

























怪物の中へ入る



怪物の中、とても歌の上手い方が一緒にいて、歌が響き渡り
拍手喝采!!ブラボーの嵐




象に飲み込まれる兵士?戦象
なんの意味なのか?





ネプチューン・・もう動くことができない感がよくできている

ドラゴンだそうです~


セレスだそう。セレス・・・知っていそうでしらない。
ケーレスだそうで、あ~死人を出した家では、ケーレスに供物を捧げて、穢れを払うとか ウィキ









エトルニアの椅子 ローマの寝そべりながら食べる習慣はここからだそう
そもそも、エトルニア文明はトルコ西部から来た人々だそうです。
古代地中海は舟交易がさかんだったんだろう、ミノア文明とも似ているし


あ!松ぼっくりそして、どんぐりだ!豊穣と繁栄のシンボルだそうだ!
農耕や家畜の前に
狩猟採取時代は、どんぐりは食用、落実はまた森を再生する役目をして自給自足ができたそうだ
何万年も・・・しかしある時、森で暮らせなくなった

ケルベロス 冥府の番犬
これより冥府ということかな・・・


女神の椅子 プロセルピナだそう
冥府の神の妻 半分を冥府、半分を地上で暮らす ウィキより


神殿横にあった髑髏の碑


しっかり修復したのでしょうか、レリーフもクッキリ


ところ狭しとオルシーニ家の花 


妻のための神殿
しっかりした造りで円形の屋根もある


この門が始まりの門
自分ひとりのために、この庭をつくり物思いにふける
ルートヴィッヒⅡ世もゲルマン神話やらに傾倒してひきこもり



ろばってこんなにかわいいんだ~つぶらな瞳、仔ろばはさらにかわいい!
澁澤龍彦の「欧州日記」に騾馬がいたと記載あり、騾馬?驢馬と違うの??