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ニーベルングの指環

2005-07-03 23:00:25 | 劇場
日本におけるドイツ年
ベルリン国立バレエ団、振付・演出:モーリス・ベジャール
約5時間に及ぶ作品、ワーグナーから発する指環だから

マラーホフのローゲは燕尾服と赤毛、やたら素肌が白いのに驚く
道化役となればピエロぽっく塗っていたのか?
それでもやたらとピアノが似合っていたりする。
後半は枢機卿の緋色の衣装で登場、意味深だな。

ヴォータン役のアルテム・シュピレフスキー190センチの美神
眼帯つけると普通は海賊の頭になるのに~
脚の長さと上半身のバランスの良さ、マスクの甘さ
ダンサーとは思えない逸材かと

ブリュンヒルデ役は日替わり
黒の衣装はとても暑くて動きにくいそうだ。
槍を持って、トウで立って、かの「ワルキュ-レ騎行」を踊る
ぞくぞくする
ヴォータンとの別れのパドドゥはジークフリートよりお似合いカップル

そう少年時代のジークフリートはエピソード2のアナキン
青年時代は顔はルグリ似、王子的な体型なジーク
(SW映画ヘイデン・クリステンセンは美しいな)
英雄は落ちるのか

2回目の上の階からよく見えた
ハーゲン役のヴィスラウ・デュデク
ベジャールバレエ的な典型的はきれいな体型
ダヴィンチのヴィトルヴィウス的人間の円の中に居る男がよぎった。
ヴォータンに対抗できるのはこの男しかいない。
カーテンコールの上着パタパタそれも良かったよ!

2羽のワタリカラス
ヴェネチアの仮面を模した感じが印象的というか不気味

フリッカは女性の中では一番美しかった。

延べ10時間だったわけだった。
なにはともあれ、指環は、永遠に続く・・・