カラスといちごとクロッカスと

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個人の目をとおしてお届けします。

アライグマさん一家の訪問、後記

2022年11月27日 08時45分59秒 | アライグマ
2022.10.19撮影

やられていますね、球根が。

アライグマが(犯人はアライグマでない可能性がありますが、その動物のことについては、いずれまた)、土中の虫の幼虫を食糧として求めて、土をほじくり返すのです。その時、他のものまでいっしょに掘ってしまう。

今回はチューリップの球根。球根は植え返せばいいだけですけど、ひ弱な植物のやわな根っこが引っかき回されると、困ります。この球根を植え直しましょ。この春にはここに次のように黒いチューリップが群生していました(わたしが植えたんです〜)。

2022.05.25撮影

アライグマは、どちらかと言うと肉食、でも、なんでも食べるので、そういう意味では雑食です。果物なんかが好きだと言うので、リンゴを食べるかな? と思いました。古くなったリンゴをコンポストとして野菜畑に乗っけて、いつ食べるか、と待っていたんですが、まったく手をつけた様子がありませんでした。

うちでリンゴが活躍するのは、キウイを追熟させる時です。そうすると、使ったリンゴは、キウイに生気を吸い取られたように「古く」なります。

キウイの収穫。実況中継 ⑵

この、リンゴ開店休業状態の時に、メロンもメニューに加えました。わたしは、メロンの選び方がよくわからないので、メロンを買う時、美味しいメロンを選ぶのが上手な人に選んでもらうのですが、ある時、自分で、この大きいのが良かろ、と思って買ったことがあります。それが、まずかったんです、わたしの選択も、メロンの味も。

その大きいメロンを、もったいないことをしてはいけない、と半分食べて(家人で他にメロンを食べたがる人がいない)、もう涙目、それ以上、食べられなくなって、ついに、その残りの半分はコンポスト行きとなりました。

でも、一抹の不安が。。。

アライグマが(アライグマに違いない、運動会やっていたから)食べてくれたんですよ、ちゃんと皮だけ残して、それも、うす〜〜く、ここまでうすくできた、と思えるほどうすく残して。果肉の部分はもちろん、ワタもタネもいっしょに食べちゃった。美味しかったのなら、それでいいのよ。わたし、うれしいわ。

でもなあ、庭に出してあった防水シートの上あちこちに、タネといっしょに置き土産しなくてもいいだろ?

食べた直後にお出しになるわけではないでしょうから、どおんん、とやらない時でも、うちの庭には結構来ている、ということですよね。

どう始末をつける? バンクーバーのお天気が続いたのを利用して、それを触らずに乾燥させて、乾いてからスコップで集めて、バンクーバー市の「コンポスト用リサイクリング」に出しました。

2022.10.09撮影

以上、アライグマさん一家の訪問について、
・短編(11月1日〜11月5日の記事)と
・長編(11月6日〜11月26日の記事)の
ふたつのシリーズと、
・今日の後記
でお届けしました。

後編の方の10月9日午前0時過ぎに起こった、うちの裏口と裏庭でのアライグマ一家の「運動会」、あれは長い時間だったように感じるのに、写真の記録から見ると7分程度のこと。

よく動き回ってくれました。

普段のっそのっそと歩いているように見えるのは、あれは、昼間だからかしら。暗闇ではこんなに活発なのが普通なのかもしれません。

2022.10.09撮影

また遊びにきてねえ〜〜

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