2021.09.19撮影
この花は、八重の「秋咲きクロッカス」です。わたしがここのblogのアイコンに使っている花です。和名は、イヌサフラン。これを「クロッカス」と呼ぶのは、本当は、間違い・・・
もうすでにご紹介した花なのですが、少々気になったことがあるので、もう一度取り上げます。
名称が交錯しているので、先にそれをまとめておきます。わたしが気になっているのは、名称とは別のことです。
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学名 Colchicum autumnale
和名 イヌサフラン
和俗名「秋咲きクロッカス」
英名 Autumn crocus「秋のクロッカス」
イヌサフラン科(Colchicaceae)イヌサフラン属(Colchicum)
・秋咲き
・有毒
*「クロッカス」と俗に呼ばれど「クロッカス」ではない
* 正式名称に「サフラン」が入っていれど「サフラン」ではない
* いっそのこと学名から「コルキクム」と呼んだ方が混乱がない?
(「コルキクム」ではなく「コルチカム」というのは、
学名を英語読みしたものを、さらに日本語発音したものです。)
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学名 Crocus sativus
和名 サフラン
英名 Saffron crocus「サフラン・クロッカス」
英別名 Autumn crocus「秋のクロッカス」:イヌサフランと同じ呼び名
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
・秋咲き
・香辛料を取る
* これがサフランである
* サフランは、クロッカスである
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学名 Crocus(各種)
和名 クロッカス
英名 Crocus「クロッカス」
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
・春咲き
・園芸用として広く植えられる
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では、わたしの気になっていることについて、次の今年の画像と、冒頭の去年の画像と、を見比べてくださいませんか。何かお気づきになることがありますでしょうか。画像の加工は全くしていません。花の姿も、光線の具合もなるべく似ているものを選んであります。
2022.09.27撮影
以上は八重の花ですが、一重の花が、それよりも2週間ほど早く咲きます。一重の花が今年咲いた時に、八重で後で感じることを、すでに感じていたんです。
次の画像は、去年の一重の花です。
2021.09.08撮影
次は、今年の一重の花の画像です。去年のと、今年のと、ちょっと光線の具合が異なるのですが、これより近いものが手持ちの画像になかったので、これでお比べください。
2022.09.10撮影
今年、一重の花が咲いた時、わたしはびっくりしました。花の色が、去年までと比べ、あまりにも白っぽいことに。それで、記憶違いかと思い、去年の画像を見てみたのですが、去年の花はきれいなピンクです。
その時は、え? 変、と思っただけで特に気には留めなかったのですが、2週間遅れの八重の花が咲いた時に、また白っぽいので、どうして? と思いました。
今年は庭のあちこちで異変と言っていいかな、と思うことが起こっているので、これもそのひとつかと思いますが、それにしても、花の色がここまで変わると、興味を通り越して、不安になります。
うちのイヌサフラン「秋咲きクロッカス」は、株自体が小さくなっている(=個体数が減っている)わけでも、個体それぞれの大きさが小さくなっているのでも、ありません。ですから、球根自体は元気なんだと思います。
うちの大きく茂ってしまった木々は、業者に入ってもらって、大きい枝を取り払ってもらいました。すると、蘇ってきた植物もあるし、蘇ってきていない植物もあります。回復するのに数年かかる植物もあるのかもしれません。それか、回復しないところまで行っているのもあるかもしれません。
でも、なぜ花の色が白っぽくなる?????
今年の八重はこんな感じ。
2022.09.27撮影
今年の一重はこんな感じ。
2022.09.10撮影
わたしは一体何をどうすればいいのでしょう。
「肥料」としては、落ち葉が十分に行き渡っているはずです。そのようにして毎年この球根植物を育ててきて(と言うか、放ったらかしにしてきて)、花がきれいに咲いてきたのに・・・
来年、様子を見てみます。春に大きめの葉が出、夏までに枯れてしまい、秋に花が咲きます。