羽ばたき飛行機製作工房

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カナダの人力羽ばたき飛行機がフライト成功

2010-09-23 21:38:28 | 関連情報(羽ばたき機技術関係)

先月アップした記事で、有人羽ばたき飛行機開発の歴史を振り返ったが、くしくもほぼ同じ時期に、カナダのトロント大学のチームが、最新型の人力羽ばたき飛行機でフライトに成功していたという、大ニュースがもたらされた。

2010/09/22付gizmag記事→ “Snowbird” claims record for sustained flight of a human-powered ornithopter




記事によると、チームには、2006年に同じトロント大学で推進補助用のジェットエンジンを備えた動力羽ばたき機UTIAS Ornithopter No.1を開発したメンバーや、自律飛行可能なマイクロ羽ばたき機DelFlyで有名なオランダのデルフト大学から参加したメンバーもいるとのこと。最先端スタッフ大結集の様相である。

動画を見ると、発進は自動車に牽引されてのトウ・ランチであり、地上から自力で離陸、上昇飛行したといえるのか微妙なところもあるが、今後さらにテストを重ねて記録向上が期待される。

それにしても、ファンタジーとも受け取られがちな人力羽ばたき飛行機開発にこれだけの組織的な努力が続けられているのは素晴らしいことであり、同じ道を歩もうと志す者にとっては心強い道しるべである。こちらもがんばろう!


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
微妙 (kobara)
2010-09-24 22:19:37
今日見た鳥人間の機体とそっくりですね~

なんだか車に引っ張ってもらって、滑空中に主翼ばたばたさせただけみたいですよね

世界発信するならせめて1kmくらいは飛んでからにしてほしいですね~
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人力 (としちゃん)
2010-09-25 11:25:18
ライトフライヤーも確か最初はレール下り坂&錘で引っ張って発進させていたんで、浮かんだ後羽ばたきで水平飛行だけでも持続できていれば(ビデオがみつからん)それだけでも可能性の芽が十分にありそう。羽ばたきは水平飛行から上昇飛行にうつるところが一番難しいところでもあるんでこの先はまだ険しいだろうけど、最小パワーで浮かぶ方法見つかれば、モーターに置き換えも楽そう。たのしみだにゃ
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鳥人間忘れてた! (たかはし)
2010-09-25 11:38:33
kobaraさんとしちゃんこんにちは
そうだ昨日鳥人間コンテストのTV放映だったんですね。すっかり忘れててへべれけに飲んでました。
この羽ばたき機については今日あたりから他のネットメディアでも取り上げられ始めましたね。これをきっかけに動力羽ばたき機の開発も始まるといいな~(自分でやればいいのか?)
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チーム・ハマハマのはばたき (moto)
2010-09-25 19:14:52
全然ダメでしたね。
パイロットがコクピット内で飛び跳ねても、低空飛行してたら、はばたきタイミングが合うはずないです。
私もはばたき機再開しようかな・・・。
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羽ばたき機出てましたか (たかはし)
2010-09-25 21:44:40
motoさんごぶさたしております。鳥人間に羽ばたき機が出てたんですか~見るべきでした。チーム・ハマハマ、記録ではけっこうな距離が出てたみたいですけどね。
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ハマハマ (野末)
2010-09-29 16:47:39
は浜松のチームです。
TV見てましたが、パイロットがバタバタしてただけみたい。ちょっとガッカリ。
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