夏休み中盤の8月11日(火)、大阪大学吹田キャンパスで羽ばたき飛行機製作ワークショップを開催しました。
このワークショップは、大阪大学工学部創造工学センターが毎年開講する夏期公開セミナーの一環として行われたものです。
高校生・高専生を中心に20数名の参加があり、午前中から夕方まで、熱心に受講してもらいました。
午前中の講義では、生きものが羽ばたいて空を飛ぶ仕組みとその多様性、また生きものの機能を人工的に再現するバイオミメティクスなどについて、持ち込んだ羽ばたき機のデモフライトも交えて説明しました。
午後からは、このワークショップのためにあらたに開発した新型の羽ばたき機「タケソプター」の製作に取り組みました。簡単な仕組みの機体ではありますが、ピアノ線を曲げてクランクを作ったり、竹ひごをナイフで削ったりと、ふだんから工作に慣れていないとなかなか手強かったようです。それでも時間内にほとんどの参加者が完成させていました。
今回製作した「タケソプター」は、3Dプリントパーツと竹ひごで組み立てるゴム動力羽ばたき機です。3Dプリント用のデータと作り方をFabbleで公開していますので、誰でも作っていただくことができます。
2015/08/30追記:
たいへん遅くなりましたが動画アップしました: