羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

新作機改良その2

2007-11-25 11:57:03 | 製作記事(羽ばたき機)


本機はもともと新方式の制御システムの開発用に新造した機体だが、テスト結果はまるきりの期待はずれだったため、別の開発プログラムに転用。
tokoさんのところから発売になったばかりの新型受信機IRX303Fを使い、機体後部に追加したSHICOH J7モーターでラダーを動かそうという構想。ツイスター系の機体は飛行中にたえずロールしているため、IRX303Fのエルロン出力でこれに負けないトルクを確保しようというねらい。補助翼面なしで操向しようという当初の思想からすれば後退だが、これはこれで、テストしておく意味はあるかと。
予備テストではまずまずの感触。けっこうイケそうな予感が^^
モーターが2個なので、10mAh Li-poではちょっときついかも。重い20mAh Li-poでも上昇できるかどうか。

       機体スペック
全幅                400mm
全長                270mm
飛行重量            4.4g
(10mAhLi-po電池含む)
製作年月  2007年11月


新作機改良その1

2007-11-25 11:44:44 | 製作記事(羽ばたき機)


11/23のSSFC飛行会に持ち込んだ新作機は、新しい制御システムをテストするためのものだったが、肝心のテスト結果は不首尾。でも、せっかくのコンセプトをすぐに捨て去るのはもったいないので、まだしもマシだったウェーブ・ライダータイプにしぼってもう少し悪あがきしてみようと改良したのがコレ。
胴体部の剛性を上げるために、前半部にしか使っていなかったカーボンパイプを機体後部まで延長。また、旋回時の安定を増すため、機体下部に大き目のベントラルフィンを追加した。
左右の翼面にかかるテンションのバランスや、センサー部の進角も微妙に調整。
胴体部補強のせいかけっこうな重量増となってしまい、上昇力は落ちたが、予備テストでは左右の操向操作にクイックに反応するようになったような気がする。本当によくなったのかどうかは、本日夕方のIAC-ASO飛行会でのテスト待ち。

       機体スペック
全幅                400mm
全長                330mm
飛行重量            4.7g
(20mAhLi-po電池含む)
製作年月  2007年11月