ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

ブルース・ギターが好きなら、盲目のスーパー・ギタリスト、Jeff Healeyを聴け! - 'See The Light' - Night Music 1988

2019-02-09 15:35:23 | ブルースロック

Jeff Healey - 'See The Light' - Night Music 1988

惜しくも、2008年3月に帰らぬ人となった、カナダの盲目のギタリスト、ジェフ・ヒーリー。もうすぐ命日がやってくる。1才で失明したという彼の驚くべきギターの腕前は神の技としかいいようがない。子供の時からガンで、そのために失明し、結局ガンで41才でその人生を終えた彼はそのすばらしい作品の数々で短い人生を見事に生き抜いた。感動のギタリストだ。

タイプとしては、ジョニー・ウインターやクラプトンを思わせるようなところがあるが、目が見えない彼は、ギターを横にしてまるでスティールギターを弾いているように変則的な形でギターを弾きまくる。全く独自の奏法だ。映像を観ないとわからない。

実は、私はこの素晴らしいミュージシャンを知らなかったのだが、よく行くロック・バーで、DVDを見てファンになってしまった。ちょっとすごすぎる。歌もうまくて、容姿も優れている。目が見えないなんて信じられない。

この人のギターの特徴は全然フレーズに間がないことだ。ギター・ソロを弾き始めると途切れなく次々とワイルドな必殺なギターフレーズが飛び出してくるのだ。

まさに息つく間もないほどのすさまじいギタープレイ。ブルース好きならたまらない音の連続。そして、音が太く、パンチがあるのも快感だ。

うーん、洋楽にはいろいろな宝物が眠っているものである。好きなミュージシャンが増えた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再評価しよう、魂のハードロッカー!ハードロッカーGFR!! ハートブレイカー!!

2019-02-09 15:08:24 | HARD ROCK

GRAND FUNK RAILROAD with "Heartbreaker". (Live Version) Originally from the 1969 LP, "On Time"

私がよく行くロックバーで、大音量で聴かせてもらうのがグランド・ファンク・レイルロード(初期はグランド・ファンク)だ。

このハート・ブレイカーは「井上陽水の「傘がない」のギターのカッティングは、この曲のパクリなんじゃないか?」っていう話で盛り上がる曲である。

それにしても、日本人って、けっこう60年代後半から70年代前半のいろんなクラシック・ロック・バンドを数年ごとにもりあげるんだけど(ビートルズ、ストーンズ、クラプトン、ZEP、パープル、イエス、クリムゾン、フロイド、シカゴ、イーグルス、ドゥビー、ステッペンウルフ、ドアーズ等々、今は映画のおかげで、圧倒的にクイーン!)、なぜか、このGFRには光が当たらない。

TVCMには起用されないし、クラシックロックをBGMに使うサンデージャポンなどでも使わない。

全盛期は、東京ドームが建つ前にあった後楽園球場でのどしゃぶりライブとか、アメリカでZEPの前座で出演した時に、ZEP以上に盛り上がってしまったとかいろいろ逸話があるのに。

どうも、全盛期を過ぎたあたりからのロックジャーナリズムでの彼らへ扱いが低評価であったことが原因のような気がする。

特にギターのマーク・ファーナーとかはギターがへたくそだとか言われたりした。当時はテクニック至上主義の動きもあり、シンプルな演奏をするマークファーナーは単なるアイドルだったみたいな扱いに陥っていったような感じだったかな?

でも、聴きなおしてみると、確かに彼らの演奏はシンプルではあるが、勢いはあるし、すごくソウルがある。そして、扇情的だ。ロックの原始的なパワーがある。

マーク・ファーナーのギターもテクニックはないが、すごくツボを押さえていて、この「ハートブレイカー」のシンプルで、あまりにもコピーしやすい簡単なギターも実に感動的なものがある。ロックはテクニックではないんだ。ガッツだ!と思わせるものがある。

私のブログを見たみなさん、GFRを見直してみませんか?

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする