ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

悲劇の天才ギタリスト!Stevie Ray Vaughan - Scuttle Buttin'

2019-02-10 15:23:14 | ブルースロック

Stevie Ray Vaughan - Scuttle Buttin'

享年35才。天才ブルースギタリストはアッと言う間に逝ってしまった。

先日とりあげたジェフ・ヒーリーとも共演している彼は何とジェフよりも早く天に召された。ヘリコプターの墜落事故という信じられない事件で。

それにしても、アメリカでは航空機関係で死に至るミュージシャンが多い。

前回とりあげたレーナードスキナードの3人、ランディ・ローズ、ジョン・デンバーなどなど。

日本だと坂本九くらいか?

アメリカでは飛行機の利用がかなり当たり前なので、車の事故と同じくらい頻発している印象がある。

それにしても、同郷のジョニー・ウインターにも通じるドライブする激しいブルースギターは大迫力だ。

ジミ・ヘン、デュアン・オールマン、トミー・ボーリン、ランディ・ローズ、ポール・コゾフ・・・そして、スティービー・レイ・ボーン。

なぜ、天才ギタリストは早く逝ってしまうのだろうか?

でも、作品は残る。

長生きした凡人は彼らの遺産を大いに楽しもうじゃないか。

そして、その功績を後世に伝えていこう。

 

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3本のギターの音の壁!ゾクゾクする展開!Lynyrd Skynyrd - Saturday Night Special (studio version)

2019-02-10 07:30:39 | サザン・ロック

Lynyrd Skynyrd - Saturday Night Special (studio version)

レーナード・スキナードは世界的に人気のあるバンドである。

オールマンと違うのは、ハードロックファンを引き込んだことだ。

ハードロック、ヘヴィメタルロックが大好きな、イギリス、ヨーロッパのファンが結構大好き!

そして、この曲こそが、その原因になっている、と思う。

聴いてわかるようにハードロック的なドラマティックな起承転結があり、レーナードの曲の中でも異質である。

三本のギターが壁のようにリフを刻んでいく展開は、まさにハードロックファンが、「ああ、かっこいい!ゾクゾクする!!」という感じだ。

ギターソロも見事に計算されていて、粗野で、アバウトなサザンロックのイメージとはかけ離れている。

隠し味として、ドラムのハイファットとキーボードのシンセもいい感じだ。

この曲を楽しむのはスタジオ録音の方がいい!

計算しつくされたアレンジが味わえるから。

ライブはナマで聴けば違うんだろうけど、ライブ録音を聴くとスタジオ盤より音がスカスカなのだ。

うん、初めて聴く人にはスタジオ録音をじっくり味わってほしい。

 

この曲で、レーナードを好きになり、サザンロック全体を好きになったロックファンは世界にいっぱいいるはず。

その功績は大きい。

まあ、私の中学時代の友人みたいに、この曲を聞かせたら、えらく興奮して気に入り、アルバムを買いに行ったのはいいものの「この曲以外はハードロックがない!!」とがっかりした人も多いでしょうけど。

この曲はバート・レイノルズ主演の映画「ロンゲスト・ヤード」の導入部で、ラジオから流れてくる。このシーンも思い出深い。

なお、Saturday Night Special とは38口径のピストルのことらしい。直接的な言い方では38スペシャルという表現もあり、これは弟バンドのバンド名になっている。

コメント (6)
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