五十二段

　興福寺と猿沢の池の間に有ります　撮影日；2008.5.13　

　善財童子が五十二人の知識人を尋ねまわった古事に因み
　五十二の階段は仏門に入る修行の段階を表現しています

　『五十二段』の下は『六道の辻』と呼ばれます
　石段も入れると、六本の道が放射状になっています
　前世の暮らし方によって、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上のいずれかに生まれ変わるという
　その選択肢を表しているそうです

★所在地；奈良市登大路町
★交通；近鉄奈良駅より　徒歩5分
★駐車場；有りません
★問合せ；0742-34-1111 （奈良市観光課）

　石段の下の西側に「会津八十」の歌碑が在ります

　石段を登り切った三条通りには、大和名所図会にも描かれた「楊貴妃桜」や、奈良奉行を勤めた川路聖謨（としあきら）の「植桜楓之碑」も建っています


　参考；善財童子