
水谷神社瑞垣から大きくせり出すように伸びています 撮影日;2013.09.29
"水谷神社の宿生木"の名で知られ、空洞になった幹の中から杉が伸びています
一体化して分かりづらいですが、イブキの幹が大きな杉を抱え込むような形になっています
幹周り6.55mで、樹高は12.5m
イブキ(伊吹)はビャクシンとも言われる常緑高木です


イブキの向かい側に、木枠で囲われた石が置かれています
"子授石"と称され、女陰をかたどっています
この石を清い布で拭き清めると子宝を授けてくれると伝えられます
子授けを願う多くの人々の信仰を集めている霊石だそうです
★所在地;奈良市春日野町(水谷神社)
★交通;近鉄

★駐車場;有料
★入場料;見学自由
★問合せ;
"水谷道"の北の端・水谷橋の手前に有ります
水谷橋を渡れば、茅葺屋根が印象的な水谷茶屋です

遠くからでもよく目立ちます 撮影日;2013.09.22

樹高16m、幹周2m
平成17年3月27日に市の保存樹に指定されています
国道308号線(旧道)沿いです
少し生駒側へ行くと砂茶屋という交差点が有ります
この道は暗り越え奈良街道と呼ばれていた道で、奈良時代には平城宮と難波宮を結ぶ最短距離の街道だったと言われます
江戸時代には、伊勢神宮へのおかげ参りで、にぎわった道のようです
★所在地;奈良市中町4886
★交通;近鉄

★駐車場;横にコンビニが有ります
★民家の敷地です、迷惑のかからないようにしましょう
★問合せ;

大和高原を走る国道から少し離れた小道脇に立っています 撮影日;2013.05.25
樹高はおよそ15m
幹は太くありませんが、根元付近から何本も分幹しています
説明板では、根回り3.22mとなっています
昭和28年に、県の天然記念物に指定されています
カヤは山地に自生する雌雄異株のイチイ科の植物です
ヒダリマキガヤはこうした中の一変種
普通のカヤよりも種子が大型で、種子の殻の表面にみられる螺旋状の線に左巻のものが多いことからこの名が付いています


★所在地;奈良市都祁吐山町
★交通;近鉄

★駐車場;東へ300mの所に下部神社が有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;

江戸時代初期、当寺が現在地に開寺した時植えられたと伝えられます 撮影日;2013.04.14
推定樹齢250年以上とされているので、2代目でしょうか?
本堂の庇に届くほどに高く、樹木の高さ約5.5m、根株の周囲6.5m
根元から大小合わせて25本の幹が出ています
1本の株から多くの幹が出るのは大変珍しいそうです
中央の最も大きな幹は目通り(目の高さでの木の直径)が1.5mもあります
雄株と推定されています


昭和47年に市の保護樹(文化財)に指定されています
★所在地;奈良市上三条町18(浄教寺境内)
★交通;JR

★駐車場;付近に有料駐車場多数有り
★入場料;見学自由
★問合せ;

長十郎梨の原木と書かれています 撮影日;2013.04.13
千年桜の咲く頃、境内手前で白い花を咲かせます
夏には小さめの実を付けます
高さは10mほど
樹齢450年と書かれていますが?何代目かな・・・


「長十郎」は赤梨系に分類される品種
果肉は硬くシャリ感がとっても強いのが特徴
日本梨の品種「長十郎」は神奈川県川崎市で1893年に河原の梨農家の方が新種として発見したとされています
苗は病気に強く果実も豊富に収穫できることから、全国各地で栽培されるようになり、一時日本梨の8割が「長十郎」だったそうです
★所在地;宇陀市榛原赤埴1684 (佛隆寺境内)
★交通;近鉄

★駐車場;有ります(無料10台)
★入場料;入山料100円
★問合せ;0745-82-2714

エドヒガン種の枝垂れ桜です 撮影日;2013.03.31
イトザクラとも呼ばれています
崖の上に生えており、満開の時には枝が下の道にまで届きます
山添村指定天然記念物 (平成8年指定)
幹周り約3m、樹高約10m
樹齢は300年とも云われます


身頃は毎年4月中旬(平成25年は10日ごろ?)
★所在地;山辺郡山添村的野
★交通;近鉄

★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;0743-85-0049(山添村教育委員会事務局)


参考;めぐり旅のページ