私、ＫＦＣ代表、勝又直樹は本日ここに、『東京マラソン２０１０』を完走いたしました。もちろん、師匠、亀仙人も一緒です。号砲が鳴ってから５時間１分１３秒、ものすごい混雑でスタート地点に立てたのが２０分後（ちょうど９時半くらい）なので、公式タイムは４時間４０分ちょいくらいだと思われます。私の中では快挙です。詳細は後日書こうと思ってます。
覚悟はしてましたが本当にきつかったです。でも、冷たい雨の降りしきる中、本当にたくさんの人達が沿道で応援してくれました。みんな心からの声援を私達ランナーに送り続けてくれました。最後まで、ずっとずっと。何百、何千、何万の人達に温かい言葉をいただきました。そして、給水やその他もろもろのケアをしてくださった数多くのボランティアの皆様。私は給水するたび、心から感謝の言葉を述べました。そして、後で亀仙人に笑われてしまいましたが、みなさんの途切れることない声援に感動して、何度も泣きそうになりながら走りました。浅草の３０㎞地点まで作戦通りなんとか来れて、そこからは未知の世界を根性しかないと心に決めて走りました。体力低下に反して、どんどんペースを上げていきました。もう足はボロボロでした。けれど、沿道の人達が本当にすごく励ましてくれて、３５㎞地点くらいから私の中で何かが爆発し、どこにこんな力が潜んでいたのか自分でも信じられないくらいペースを上げて、何百人ものランナーを抜いてゴールまで突っ走りました。泣きながら走ってました。（笑）それは辛いからではなく、見ず知らずの数多くの人達の温かさに感動してしまっていたからです。本当に本当にありがたかったです。ラスト３ｋｍくらいは死にそうになりながらも、絶対に自分に克つのだと死に物狂いで全速前進し、（ボビー・オロゴンを抜きました。笑）最後は決めていた通り、ちゃんと笑顔でゴールしました。そのまま倒れてしばらく起き上がれませんでした。完全燃焼。
みんなの声援がなかったら絶対にこんなことできませんでした。誰かに応援されて、その期待に必死で応える。こんな素晴らしいことはありません。男冥利に尽きます。だから、これからも最後までそういう生き方がしたいと心から思いました。本当に本当に皆様に感謝です。そして、寒い中無償で応援してくれるこんなにも温かい人達がたくさんいる日本は素晴らしい国だと心から思います。私もいつか何かの役に立てるような男になりたいです。みんな本当にありがとう！
