KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

Right on the power

2015-10-27 23:35:09 | スポーツ


KFCの稽古中はノリノリの音楽をかけています。
定番のロッキーシリーズはもちろん、北斗の拳だとか猪木さんのテーマだとかとにかくアッパーになる曲を常にかけています。
中でもアニメ『Black Lagoon』の主題歌『Red fraction』という曲が私のお気に入りです。
(私は柄にもなく『Black Lagoon』のファンなのです。笑)
ちょうど3分ジャストの曲なので、この曲がかかっている間ずっと蹴り続けるという練習を行っています。
これがまたきついのなんの。
当初ミドルキック44発だった回数記録が、今回測ってみたらミドルキック54発、ティープ(前蹴り2発)、膝蹴り5発でした。
約3秒に一発蹴っている計算になります。
今後はさらに回数を上げていけるように精進したいと思います。
格闘技と音楽はとても親和性が高いと思います。
実際カポエィラもムエタイも、音楽に合わせて行います。
うちではなぜかアニソンですが(笑)、大事な稽古用ツールであることは間違いありません。


Battle preparations

2015-10-21 13:17:14 | 日記



毎週末3時間のワンダフルタイム、KFCの稽古です。毎回まず小1時間かけてストレッチと体幹トレーニングをみっちりやります。

これにより、我々は1年前に比べ格段に柔軟になり、四肢をスムーズに動かせるようになりました。
さらには公式試合デビューを目指す我が副長のために、今回からメンタルトレーニングも導入しました。
あらゆるスポーツに共通することですが、とりわけ格闘技はメンタルに左右される競技であることを私は嫌と言うほど知っているからです。

大学の日本拳法時代、新入生の頃から誰もが認める逸材と言われながら(お恥ずかしい限り (笑)、鳴かず飛ばずの期待外れに終わりました。
負けるはずのない相手に負け続け自信もモティベーションもダダ下がり。
実力を発揮できなかったのはすべてはメンタルにあったことを知ったのは、卒業してから何年もしてからでした。

私は負けるということを良く知っています。
どうして負けるのか。
どういう状態だと負けるのか。
その真逆に持っていければ限りなく勝ちに近づくということも。
そうして勝利を重ねることもできました。

格闘技はトレーニングによって培われる素晴らしい技術、芸術です。
そしてメンタルもまた技術です。
メンバーには勝敗を超越して人生に残るようなかけがえのない体験を欲しいと心から思っています。


KFC飲み~池袋の治安を守る会~

2015-10-17 01:39:37 | スポーツ


人間、本当に忙しくなるとブログも書けなくなるものだと、最近わかりました。(笑)
さて、先日久しぶりにKFCのメンバーに召集をかけて飲みました。
副長、広報部長、Y君、進撃のM君、5名で集まって少し寒くなってきた池袋で鍋を囲みました。

集団の力というものはすごいもので、飲みが進むごとに我々の空間には得体の知れないすパワーが漲り始め、私はその力に身をゆだねるように宴席を楽しみました。
KFCのメンバーは当然ながら皆仕事を持っています。
日常のルーティンに追われるもの、身に余るでかい責任と数字に苦悶するもの、独立して荒波に打って出たもの、外国に志願兵として旅立つもの、みんなに今置かれた立場とストーリーがあります。
それを語り合うことで、少し気持ちが楽になったり、新しい気付きがあったり、仕事や人脈がつながったり、これは腹を割って話せる仲間がいてこそのこと。
殴ったり蹴ったりの練習以上に、KFCという小さな器を作ってそこに様々な人が集まりこうしてたまに語ったりできるということだけで、私は意義があったのだと心から思います。
(飲み会だけ来るやつもいるくらいです。笑)

私自身も、一人だったら格闘技をもう今頃はやめていたかも知れません。
きっとそうだったろうと思います。
燻りながら、不完全燃焼のまま・・・。
今は毎週教えなきゃならない生徒がいるので、教える側の最低限の強さを保ちさらには発展するというモティベーションに突き動かされて毎日朝練をして、年に一度はタイ武者修行の旅を敢行しており、それは私の心身とって良い影響を与えているのは言うまでもありません。
私の方がメンバーに感謝していると、飲みながら何度も思いました。

2次会はY君と進撃のM君を連れて、KFC御用達のオカマバーへ。
3人で歌い倒し、次の日の練習に備えて電車のある時間に解散しました。

みんなに感謝。


進撃の巨神兵

2015-10-10 13:36:55 | スポーツ




タイ武者修行の旅から帰ってきて、初めての我が道場・KFCの稽古です。
KFC随一の巨漢、『進撃のM』ことM君と汗を流しました。
M君は元ラガーマンで、身長188cm、体重120kgという日本人離れした恵まれた体格の持ち主です。
動物界では個体としての大きさすなわち強さに直結します。
人間界においては格闘技という技術文化があるので必ずしも身体の大きなものが強いというわけではありません。
格闘技術理論の理解と身体機能を最大限活かすための修練と実戦経験の積み重ねによって、人間の戦闘能力は飛躍的に高まっていくのです。
それでも体格差というものは現実にあるし、仮に同じスキルを持っているという想定ならば動物界と同じく身体が大きい方が有利なことは言うまでもありません。
M君は格闘技においてまだ持てる力の1~2割くらいしか使えていません。
せっかくの力が拳足に集中せず、分散してしまっている状態です。
これが体幹部の力を逃さずストレートに打撃に伝わるようになれば、恐ろしいパワーを発揮することでしょう。
それには正しい理解と稽古がとにかく必要なのです。
繰り返しフォームを教えつつ、彼の打撃をミットで受けていると、たまにびっくりするくらいの衝撃があります。
なんと表現すれば良いか、象の鼻で思いっきりビンタされたみたいな。(笑)
喰らったらひとたまりもないその人間離れした打撃力をM君が自在に発揮できるようになったならば、その時KFCの代表は彼になっているかもです。(笑)
M君はいつも土曜午前中のKFCの稽古を終えると、漫画喫茶でシャワーを浴びてからそのまま夜遅くまで仕事してます。(タフさも規格外です。笑)
大変なことだと思いますが、格闘技が日々の生活に+に働き、細くとも長く続けてくれることを願っています。


ファミリー芸人会

2015-10-02 18:38:27 | 芸能ネタ


夏休み明けの激務で(笑)、更新が遅れました。
タイから帰って来たその日の夜、私は盟友・居島一平の主催するお笑いライブ『苦肉祭』を観に行きました。
エマミ・シュン・サラミだけでなく、一度引退してピン芸人として復帰した元ラヴドライブのパルデンも初参戦するということを居島さんからメールで知らされていたからです。
パルデンはあの懐かしい南野やじに次ぐ最古参のファミリー芸人の一人です。
スコットランド人でフーリガンの(笑)親父さんを持つハーフ芸人として活躍していました。
昔は良く一緒に飲んだものでしたが、引退してからは消息がわからなくなっていました。
パルデンはライブ中に舞台から私を見つけると、昔のようにイジッて来ました。
このパターン久しぶりだなと思って苦笑しながら応対しました。(笑)

ライブが終わると、サラミとパルデンを引き連れて新宿のいつもの居酒屋で飲みました。
パルデンの身の上話を肴にして、我々は盛り上がりました。
みんな少し歳は取ったけれど、我々の関係は変わりがないのだなと確認できました。
少し経つと、西口プロレス帰りのユンボ安藤さん達と出くわし、ユンボさんとも乾杯。
ユンボさんとパルデンは旧知の仲らしく、またまた盛り上がりました。

何年も、たくさんの芸人達が引退していったのを間近で見てきました。
飯を食うにはあまりに過酷な世界だから、それは仕方のないことです。
(身近にスギちゃんやじゅんいちダビットソンの例はありましたが。)
続けてりゃそのうち良いことあるよなんて無責任なことは私には言えません。
でも私はここに一人のファミリー芸人が戻って来たことを嬉しく思います。
やっぱりライブの時、パルは本当良い顔していました。
人生は短く、ただ一度きり。迷った時は飛び込んでみる。
それがどんな修羅の国だろうと、なにもないよりなにかあった方が遥かにベターだと私は思います。