KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

【臨時エッセイ】~代表一言物申す!~

2012-07-21 16:07:33 | 日記・エッセイ・コラム

タイへ行っている間にいろいろ頭に来ることがあったので、少し書かせていただきます。

政治家の本分とはなにか?世界の列強を相手取り、日本の国益を守り、国民の生命と財産を守り、明るい将来に向けた明確なビジョンを示し、国民を(良い方向へ)リードすることであります。
その辣腕を発揮して、それらの大きな使命を果たしてもらうことこそ、我々が政治に求めるものなのではないでしょうか?
その政治家が、高級ホテルのバーで食事したのがけしからんとか、カップラーメンの値段を知らないから庶民のことを考えていないだとか、はたまた愛人がどうしたとか、そんなことは大きなお世話。どうでもいいこと。
成功している人間が、少しでもミスをしたり過ちを犯せば、鬼の首をとったようにここぞと叩く日本のマスコミ、マスメディアは本当に程度が低いと思います。彼らが果たした功績はほとんど伝えもせずに、大衆をアンチな方向へ操作しようとする。同じ日本人として情けないです。
負け犬&傍観者根性丸出し、弱い者いじめの典型。
きっと悲しむだろうご家族だっていらっしゃるのに・・・。
恥を知れ!と私は言いたいです。
自分達は聖人君子ですか?そもそも何かを成し遂げましたか?
少々乱暴な言い方になるのは百も承知で敢えて言わせていただきますが、日本のためにちゃんと仕事をしてくれるのなら、私は政治家が献金をもらおうが愛人を作ろうがけっこうじゃないかと思います。逆にそれくらいずぶとくなきゃ政治家なんてつとまんないとも思います。
敬愛する故・田中角栄さんのような、『コンピューターつきブルドーザー』の如き本物の政治家がその後全然出てこなくなったのも、日本社会全体にそうした人間を叩こう引き摺りおろそうという風潮と閉塞感が蔓延しているからに他ならないと思うのです。
しかしながら、今現在も非常に大変で、これからももっともっと大変になるであろう我らが日本を取り巻く情勢を打破できる人材は、かつての角栄さんみたいな豪傑しかいないのではないでしょうか?
橋下さん、頑張れ!!義によってお味方いたす!


リング

2012-02-06 09:09:05 | 日記・エッセイ・コラム
リング
リング。四方をロープで囲まれた正方形。もともと人々が縄で丸く囲んだ中で闘ったのが語源という。


西口プロレスという興行をよく観に行きます。数年前に長州小力がブレイクして有名になったこの団体は、芸人達が明るく楽しくプロレスごっこをするほぼ100%お笑いのエンターテイメントプロレスです。私はこの団体のレスラーで芸人の三平×2さんから毎回お誘いを受け、観戦しています。 西口プロレスはエンターテイメントととして確立していて、とても面白いです。個性溢れるキャラクター陣、毎回のお約束、お笑い、ダンス、実況を務めるユンボ安藤さんの絶妙のツッコミ…。毎回満席なのも納得です。

そんなお笑いプロレスの中にも、たまにハッとするような瞬間があります。彼らの中に何人か混じっている、おそらく格闘技をちゃんと学んだのであろう芸人?格闘家?レスラーがしっかりした技術を見せる時があるのです。全体の1%あるかないかの瞬間が。

どんなリングでも、そこは眩いばかりに光り輝いています。選ばれしものが上がる場所。闘いの神様が宿る場所。忘れかけている感覚を、少しだけ思い出すような夜でした。


社会復帰

2011-05-12 22:59:11 | 日記・エッセイ・コラム
社会復帰
日本に帰国してから着替えてすぐに名古屋へ出張、一夜明けて大坂へ出張して今やっと帰宅する新幹線の社内です。昨日までタイにいたのが遠い昔のことのように、いつもの日常に戻りました。明日からは約20日ぶりにオフィスに出勤です。みんなのご機嫌をとるためのタイのお菓子をたくさん持って行くつもりです。(笑)毎度ながら長期休暇の後の出社は気が重いですが、これもサラリーマン格闘家の宿命。好きなことをしている私は心から幸せな男です。 『元気があれば何でもできる!』 明日からまた明るく楽しく頑張ります。


世界の味噌串カツマタ

2011-04-21 08:36:36 | 日記・エッセイ・コラム
世界の味噌串カツマタ
昨日は名古屋へ出張でした。駅に降り立ち、その明るい照明とどのエスカレーターも普通に動いていることになんだか安心しました。街行く人達の表情も、東京に比べて明るいような気がします。いや、これが普通なのだと思いました。私が感じたかった以前の感覚。取り戻さなきゃならない日常。

仕事を終えた私は、最終の新幹線のチケットを買い、名古屋の中心街へと向かいました。この地で知り合って仲良くなった大手広告代理店の皆様が宴席を設けて下さっていたからです。名物の手羽先や味噌串カツ、味噌ビールや焼酎で、私達は大いに語りました。仕事観、一連の震災について、今後のこと…。どんな状況でも、元気のある会社の元気のある人達は前向きでエネルギッシュです。私のパワーが彼らに共振して増幅してゆくような気がしました。今の日本に必要なのは個々人のエナジー=『人間力』だと思っています。それは集結した時、強大な力となりムーブメントとなるはずです。闘いの神が言うとおり、『元気があれば何でもできる。』のです。

名古屋の皆様、素敵な宴をありがとうございました!またお会いしましょう!では男勝又、タイ王国で奮闘してまいります!押忍!


選ばれし拳の唄

2010-11-04 21:43:56 | 日記・エッセイ・コラム

先日、私は格闘技の殿堂・後楽園ホールにおりました。ご縁あるボクシングジムのホープが初めて日本タイトルマッチに挑むことになり、これは応援しないわけにはいかぬと、なんとか仕事を切り上げて後楽園に駆け付けたのでした。せっかくの機会なので師匠亀仙人にも声をかけ、2人でホールの南側の席に陣取りました。もう中盤の対戦カードまで進行していました。満員とまではいかずともかなり埋まったホールは熱気に満ちていました。数試合観るとすぐメインイベント。タイトルマッチです。たくさんのノボリを従えて選手入場が始まりました。お世話になっている会長やトレーナーやジムの選手の方々が少し遠くからしっかり見えました。自分のことのように緊張します。リング上で軽くシャドーする挑戦者はすこぶる調子が良く見てとれました。眼光鋭く王者も入場して来ました。きらびやかなガウンの上に、どちらもいろんなものを纏っていました。応援してくれるみんなの想い…。たくさんの人の頭を飛び越え、心をリングに同化していた私はさらに緊張の度合いを高め、いよいよ試合が始まりました。挑戦者の軽やかな足捌き、王者の唸る豪腕。メインイベントに相応しい一進一退のスリリングな攻防でした。そして、数限りなく襲ってきた王者の拳が挑戦者の瞼を深く切り裂き、レフリーストップが告げられました。

私と師匠はすぐに後楽園ホールを後にしました。やる側の立場としてその心中察して余りあり、とてもかける言葉なんてありませんでした。横に師匠がいたので必死で堪えましたが、自分を投影して涙がこぼれそうでした。この日のためにどれだけつらいトレーニングを重ね、どれだけの人の想いを背負って、どれだけの重圧と葛藤と緊張と闘ってきたことだろうか…。でもそれは相手も同じ。そして激突すれば必ず勝者と敗者が生まれるリング。

「過酷な世界だよな。」焼酎を煽りながら師匠がつぶやきました。私は黙って頷きました。でも、こう思うのです。そんな過酷な世界だからこそ、みんなの想いを背負ってみんなの代表として、リングに向かう拳は神聖で尊いのだと。あくまで目指すは勝利なれど、その高みまで自分をブラッシュアップする過程こそ、選ばれし拳の特権だと思うのです。自分のためだけでなく、誰かの想いを背負って命を懸ける。常人には及びもつかない男気の極み。勝ち負け以上に格好良い。

ゆっくり休んで、また必ず立ち上がってください。これからも変わらず応援します。



(ロードワーク 4km)