KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

親父ファイター

2014-06-29 12:10:45 | スポーツ


タイ武者修行の旅までもうあとわずか、練習あるのみであります。
今回は、
①カポエィラ式ストレッチ
②シャドーボクシング
③ミット(パンチ)
④マス(寸止め)スパー
⑤ミット(キック)
⑥パンチと蹴りのコンビネーション各種
⑦スパー
以上のメニューでした。
毎週熱心に来るメンバー達はいろいろ覚えてきて、見違えるように打撃の威力が増してきました。
スパーリングの際は、武者修行の旅を控えている私も怪我をしないようにヘッドギアを着用しました。
私が四半世紀学んできた格闘の技術、その中には間違えたり迷ったり紆余曲折もあって、その上で現在までに辿り着いた技術。
その技術を最も効果的に伝えるにはどうしたら良いか毎回考えて考えて、彼らには教えているつもりです。
格闘技は痛くて怖い一面もありますが、麻薬のような中毒性のある楽しさがあります。
それは一つ一つ技術を覚えて強くなる自分に対する楽しさなのだと思います。
ドラクエのようなロールプレイングゲームで、主人公が戦闘経験を積んでより良い装備で身を固めてレベルを上げていくような、そんな楽しさです。
日常生活ではなかなか味わうことのできないその感覚を味わうために、我がKFCの中年ファイター達は練習に来るのだと思います。
その楽しさを存分に味わって欲しいと思っています。
そんな彼らの存在が、“続ける力”を私にくれています。
私は彼らの代表者なのだから、いろんな意味でちゃんとやらなきゃなりません。
もうすぐタイへ、格闘の天国へ、私の心はたぎってます。

(Body weight: 101.2kg / Total mileage: 178km)


ファミリー芸人会~チャンコは何を入れても美味しいよ~

2014-06-24 05:13:03 | 芸能ネタ




またまたすごいメンツが集まりました。
左から居島一平(オフィス北野)、サラミ(吉本興業)、KFC代表、マービンjr(ワタナベエンターテインメント)です。
帝国軍人、イラン人、アメリカ人と一堂に会する、こんなシチュエーションそうそうないのでしょうけど、これが私の日常です。(笑)
この日はほぼ私の別宅と化している(笑)サラミの部屋で、元大相撲力士のマービンの作る追手風部屋直伝のチャンコ鍋を囲む会を開きました。
みんなで買い物に行き、巨漢のマービンがサラミ邸の狭いキッチンで自慢の腕を振るいました。(かなり面白い光景でした。笑)
前回、池袋で飲んだ時のマービンの「僕の作るチャンコはマジ美味いですよ。」との一言でこの宴が決まりました。
私はこの日を楽しみにこの一週間を生きていたと言っても過言でないくらいチャンコの会を楽しみにしていました。
相撲大好き、居島一平もそうであったに違いありません。

私達は黙々とチャンコを作るマービンの巨大な背中を眺めながら酒盛りを始めました。
マービンは時たま振り返って私達と一緒にツマミを食い、その時の蹲踞の姿勢があまりに綺麗なのに私は少し感激しました。
“こいつは本物だ、本物の力士だ”
序の口からの最速出世記録を持つこの男、底知れぬポテンシャルの持ち主だと私は思います。
『アメトーク』ではアメリカとのハーフと紹介されていましたが、実際のところはアメリカ人ではあるがネイティブ・インディアンの末裔だそうです。
風と会話ができるのだとかなんだとか。(笑)
是非、風を相方にエア漫才をやってもらいたいものです。

さてさて、チャンコが出来上がり、マービンが運んできました。
取り分けてみんなで食べると、
「!!!!!!!!!!!!!!」
もう美味すぎてなんと表現して良いかわからない、絶妙な塩加減でした。
もう私も居島さんも夢中になって食べ(サラミは相変わらず淡々としてました。笑)、ガンガン飲み、大満足でまさかの21時就寝となりました。(マービンは早々に次の仕事へと向かいました。)
そして、夜中の3時半くらいに起き出し、朝までW杯を2試合連続で応援することになりました。
そして、居島さんとサラミと出勤時間ギリギリまで仲間内のトークで盛り上がり、そのハイテンションを保ったまま出勤し、夕方までなんとか高度を保ち、帰りの電車で轟沈しました。(笑)

さて、今からロードワークに行ってまいります!押忍!







Fighting Art

2014-06-22 02:46:20 | スポーツ


世間がW杯に沸いている今日この頃でありますが(早起きな私もけっこう観てます。笑)、我々が蹴るのはボールではなく人間です。(笑)
っというわけで今回もみっちり練習しました。

・カポエィラ式柔軟
・シャドーボクシング
・ワンツー・の攻防
(ブロック&パリーを用いた防御練習)
(スウェーバック・ヘッドスリップ・ウィービングを用いた防御練習)
・ローキックの攻防(膝によるカット)
・首相撲及び膝蹴り
・スパーリング

以上のメニューで2時間半汗を流しました。
今回の目玉はダッキング(膝を落として屈んで相手の打撃を避ける技術)を駆使した防御技術です。
KFCでは毎回全員のスパーリングの動画を撮影し、打ち上げの居酒屋でみんなで観ながら反省会をしています。
KFCにおいて、彼らに最初に教えたのはブロック(手や腕で顔面等をカバーする技術)やパリー(相手のパンチを手で内側に払って避ける技術)でした。
しかし今まで何度もスパーリングを重ねて、その動画を観ているうちに重要なことに気付きました。
体重60kg~70kgの彼らは、100kg近い私のジャブを受けただけで体制が崩れてしまいます。
ブロックやパリーのように身体の接触がある避け方では、一発は防げても連打されると脆いのです。
逆に相手のパンチを空振りさせることができれば、体格差は関係なくなります。
スウェーバック(状態をそらせる避け方)、ヘッドスリップ(身体をひねりながら左右に屈んで拳一つ分頭部をずらす避け方)、ウィービング(屈みながら身体を左右に振ってパンチをかいくぐる避け方)というボクシングの基本的なディフェンステクニックを徹底的に練習する必要を感じて今回の目玉としました。
メンバー全員、初めての動作に最初はぎこちなかったのですが、繰り返し教えて二人組で攻防の練習をするうちに見違えるように上手くなっていきました。
そして最後のスパーリングで、習ったばかりの技術を用いて何発かでも確かに相手のパンチを避ける彼らを観ながら私は少し感動していました。
やや不格好でも、みんなちゃんと防御の体をなしていました。
彼ら自身が闘いの技術と自身の変化を感じているのが伝わってきました。
たぶん、みんな少しづつ自信がついているのだと思います。
14歳で格闘技に手を染めた頃の自分と重ね、メンバー達の上達を心から嬉しく思いました。
練習後のいつもの打ち上げで、「俺はマジで嬉しいんだ、お前らが~」っと酔っぱらいながら何度も彼らに連呼したのは言うまでもありません。(笑)
素晴らしい一日でした。

“なあみんな、夢見ることを諦めちゃいけないよ。いくつになっても星に願いをかけようじゃないか。”(第48代WBA世界ヘビー級王者ジョージ・フォアマン)


Immortal 40s

2014-06-21 10:43:29 | 芸能ネタ


昨夜はこの二人としこたま酒を酌み交わしました。(実際は今朝まで。笑)
一人はそう、私がこのブログで一貫して関東一と断言してはばからない地下芸人界の首領、盟友・居島一平。
そしてもう一人の女性は、あの八嶋智人の劇団カムカムミニキーナの看板女優、藤田紀子さん。(通称プリタ)
プリタさんは女優として活躍しながらお笑い芸人としてライブにも出演するようになり、その師匠筋となったのが我らが居島一平なのです。
そして、最近その居島つながりで私はプリタさんとお会いする機会が何度もあり、同い年ということで意気投合し、めでたくファミリー芸人(女優)と相成りました。
昨夜、武蔵小山で開催された居島の独演ライブは超満員で、私とプリタさんは観客として応援しました。
もうすでにお笑いライブを超越した彼の独演会では、大和朝廷から靖国神社からワールドカップから野球史から第二次世界大戦からなにからなにまでいつも通りのマシンガントーク。
私は彼以上に爆発的にかつ持続的にトークする人間を他に知りません。
彼以上に声のでかい男を他に知りません。
彼以上に一瞬で狂気と正気の境を行き来する男を他に知りません。
そしてあの圧倒的な、研究者顔負けの、そしてバラエティに富み過ぎた知識量。
こんな男が、私のすぐ近くに存在します。

ライブ後の打ち上げはいつものように盛り上がりました。
居島はライブ本番以上にギアが入り、もう止まらない止まらない。
結局明け方まで、我々は異様なテンションのまま駆け抜けました。
みんなアラフォー、次の日は本当に辛いけど(笑)、我々は常に全力投球であります!押忍!


やる気スィッチON!

2014-06-19 08:58:19 | スポーツ
やる気スィッチ
やる気スィッチ
KFCは週末のみならず、平日夜も実験的に練習をしてみることになりました。
まさかの週2回練習です。(笑)
メンバーは自由参加ですが、今のところ教えれるのは私だけなので私は常に参加となります。
仲間と汗を流すのは楽しいし、私自身の運動になるので、それもまた良し。

同じ格闘技をやっていると言えども、当然ながら人それぞれ性格・体格がことなります。
ボクシングで言えば、インファイターかアウトボクサーかボクサーファイターか。
ムエタイでも蹴りが得意、パンチが得意、肘や膝が得意等いろんなタイプがいます。
生まれ持った長所を活かして闘うのが鉄則です。
うちのメンバーも様々なので、共通で教える内容以外に、メンバー個々に彼らに合うであろう闘い方を教えはじめています。
とにかく長所を見いだし、伸ばしていく。
すると、スパーリング時に上手く闘えたりしてそれが自信につながり、やる気がさらに湧いてくる。
その繰り返しで強くなっていくのだと、私は信じています。