KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

格闘芸術家 with a 女芸人

2008-09-30 00:01:33 | 芸能ネタ

格闘芸術家 with a <br />  女芸人
先日、気分転換に、ファミリー芸人のあいみと関東若手漫才ライブ『漫才バカ一代』を見に行きました。西麻布ヒルズの櫻井市長のお誘いでした。出演は、西麻布ヒルズ、ペイパービュー、流れ星、ナイツ、ガブ&ぴーち、東京ペールワン、米粒写経、U字工事等、みなテレビ出演のある実力派芸人達で、私は前から二列目という特等席で終始笑い転げていました。やっぱり日本のお笑いはレベルが高いです。こんなに面白いのに彼らはまだ売れていないのだから。あいみもいい勉強になったと思います。さて、そのあいみですが、この度新コンビ『すっとんきょ』を結成いたしました。いろんなオーディションに果敢に挑戦し、以下の出演が決まりましたのでお知らせいたします。是非、応援してやってください。

格闘芸術家 with a <br />  女芸人

『すっとんきょ』

10月
1日:松竹若手ライブ 関東ゲラゲラジム(新宿シアター・ミラクル)18時半開場、19時開演

5日:TEPPEN.46 予戦(なかのZERO 視聴覚ホール) 開場18:45 開演19:00

7日:いろはライブ(なかのZERO 視聴覚ホール) 開場18:30 開演19:00

13日:おでかけッ♪スマイル☆スパーク♪[BOB'SLOUNGE(メトロ南北線、銀座線、溜池山王駅よりスグ)] 開場13:45開演14:00終16:00位

14日:エクセレントライブVol、21(しもきた空間リバティ) 開場18:45 開演19:00

よろしくお願いします。

格闘芸術家 with a <br />  女芸人


『格闘浪漫』K-1 への道⑮~大死一番~

2008-09-29 00:18:18 | スポーツ

今回の特訓から、サウナスーツを着用しました。中にはいつものトレーナーとTシャツを着込んでいます。この格好で何ラウンドかミットを打つと、もう皮膚呼吸ができなくて全身が喘いでいるのを感じ(笑)、暑くて暑くてとにかく辛かったです。終盤になると、もう汗が出過ぎて足を伝って床にどんどん水たまりができ、スター田中にその都度我々の動いた跡を追ってモップで拭いてもらわないと、すべってしょうがなくなるほどでした。もう涼しい秋に入った日本なのに、私だけは一人亜熱帯地方。ただでさえキツイ練習なのに、このサウナスーツ一枚のおかげで、格闘天国ならぬまさに灼熱地獄を味わいました。そんな中、今回は亀仙人からロシアン・フックを習いました。ロシアン・フックとは、プライドで活躍した北の最終兵器、イゴール・ボブチャンチンや人類最強の男、エンメリヤエンコ・ヒョードル等、主にロシア系の強豪格闘家が多用したことで有名になったフックで、腕をあまり曲げずに、肩を大きく回して腕を振り回すようにして打つ豪快なフックです。その絶大な威力は、リングの上で彼らが証明済みです。ヘビー級戦線では小柄な私にとって、この技は相手に飛び込むために有効だと亀仙人はおっしゃって、今回はほとんどこの技ばかり練習しました。しかし初めての動きだったこともあり、何度打っても打ってもなかなか上手く当たらず、かなりへこみました。いや今回だけでなく、ここ最近、どんどん高度になる亀仙人の格闘理論を頭で理解できても体がついていかず、そんな自分が情けなくなります。これまで自分は何事もけっこう飲み込みが早いほうだと思っていましたが、亀山理論のレベルが高くなるに連れ、教えてもらったことができない自分を責めることが多くなりました。亀仙人も、一日でも早く私を強くしようと、週一回しかないレッスンの中でたくさんの理論と技術をシャワーのように浴びせてきます。私はいつもそれを必死に受け止めようとするけれど、最近は受け止めきれなくてポロポロこぼれていってしまいます。もしかしたら今の私は伸び悩み、俗に言うスランプの時期なのかも知れません。でも多かれ少なかれ、こんなことは今までの格闘人生でも何回もありました。大きく飛躍しようとする過程では誰もが必ず通る道なのです。亀仙人とタッグを組んだ時に誓った通り、とにかく師匠にくらいついていくしかありません。とうの昔に諦めた夢を、今この年になってもう一度やろうとしているのです。その道が平坦なわけがありません。充分すぎるほどわかっていたこと。亀仙人はそんな私を強くしようと一生懸命教えてくださっています。今の私にできることは、その先に必ず希望が開けると信じて、亀仙人の教えを毎日反復することだけです。私は強い男になりたい・・・。どうしてもなりたい・・・。(体重:102kg)






なぎ倒す!

2008-09-28 00:18:43 | スポーツ

今回はノーモーションのローではなく、思いっきり腰を入れた渾身のローキックです。実戦でこんなローキックはなかなか極まるものではありませんが、練習する時はなるべく大きなフォームで練習しろと亀仙人から言われているため、今日も思いっきり腰を入れてサンドバックを蹴りこみます。大阪出張でやっぱり太ってました。(泣)白状いたします。(体重:103kg)


『男気』

2008-09-28 00:07:36 | 日記・エッセイ・コラム

K-1を観て久々に泣けました。私を泣かせたのはもちろん、ピーター・アーツ。忘れもしない、1993年4月30日。K-1第一回大会を大学の友達と観にいった日。ピーター・アーツ対アーネスト・ホースト戦にどれだけ感動したことか。どれだけ絶叫しながら応援したことか。初めてK-1を観た時の驚きと感動を今でも覚えています。あの時私はまだ10代でした。あれからもう15年も、ピーター・アーツは世界一過酷なリングで闘い続けてきました。誰も寄せつけないくらい圧倒的な王者だったピーター・アーツ。新しい力に負けだして、もう引退かとささやかれた時期を耐えたピーター・アーツ。どんな時でも、私にとっては間違いなく、ピーター・アーツとアーネスト・ホーストこそが強さの象徴、K-1そのものでした。そして闘志溢れる本物のファイター達が鎬を削っていました。当時のK-1は本当に面白かった。選手一人一人に、対戦一つ一つにドラマがありました。それから、なんだかキワモノ路線に走っちゃったり、八百長疑惑が出てきたり、だんだんつまらなく思えてきて、あまりK-1を観なくなってしまった時期もありました。ピーター・アーツは、どんな時もK-1のリングで闘い続けてきたからこそ、誰よりもK-1を愛し、K-1の歴史を背負って、誰もが怖れる絶対王者に挑みました。激闘の中、ピーター・アーツは全身で語っていました。何も言わなくても、充分伝わりました。観ていて本当に涙がこぼれました。私より3つ年上の、38歳。今もK-1のリングで闘い続けている。すごいことだと思います。そして、こんな男気溢れるファイターがこの世に実在するだけで、私は救われます。勇気が湧いてきます。全身で己を語る。これに勝る感動を私は知りません。アーツ、本当にありがとう。(泣)


一撃の詩(うた)

2008-09-27 01:03:44 | 宇宙

右ストレート。シンプルだけど、最も好きな技。すべてを込めて放つ一撃。今まで何万回繰り返しただろうこの動作。20年間、この拳で闘ってきた。幾多の男たちと殴り合ってきた。怖いくせに、それがたまらなく好きだった。そしてこれからも、生きているために闘い続ける。終わりはいつか必ず来るけれど、今はただ精一杯、この拳の可能性に懸ける。生きているということ。切り開くのは意思の力。サンドバックが、拳の感触が教えてくれる。まだやれる。強くなる。