KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

【格闘浪漫】男の花道128~道のり~

2011-10-28 19:19:00 | スポーツ

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練習です。都合により亀仙人のレッスンが毎月一回減ってしまいましたが、その分はロードワークをはじめとした自主練習でカバーしなければなりません。ロードワークのおかげで体重も5kgほど減り、身体は軽くなってきました。きつくてバテるのは毎回のことですが。

Dsc_0019最近はパンチ偏重と言ってもいいほど、ほとんどをパンチの練習に割いています。そのパンチのなかでも最も使用頻度が高いのがこの右ストレートです。一番練習した技なので最も信頼しています。

Dsc_0020_3その右を活かすためにジャブをはじめ様々な左のパンチがあるのですが、これは左のボディ。この技も好きな技です。

先ほども書いた通り、パンチ偏重になっているのは師匠にも指摘されています。我々はキックボクシングをやっているので、やっぱりキックをもっと練習しなければなりません。練習メニューを見直したいと思います。また、スパー等実戦練習も積まなければ試合に出れないので、ボクシングジムへの出稽古等も考えていかなければなりません。何を目標にして、どこに進むのか、じっくり考えます。練習だけは絶やさずに。


分水嶺

2011-10-21 23:54:43 | 芸能ネタ

盟友とこの日はすごく久しぶりに、お笑い芸人 の南野やじと会いました。しばらく連絡をとっていなかったのですが、やじから近況メールが来て、会って話そうということになったのでした。やじもこれからどのような方向に進もうか、とても真剣に悩んでいるようでした。私達の時間は無限ではないから、悩むのは当たり前のことです。彼は中国進出に活路を見出そうと中国語を必死で勉強しています。かつて中国語を独学したことのある私は勉強方法とかいろいろ伝えました。私から見てもすごく上達していると思います。

どんな道へ進もうと、前を向いて動いている限りは正解なのだと思います。新しいことに挑戦しているやじを今の私はうらやましく思うし、応援したいと思います。


【格闘浪漫】男の花道127~限界って何ですか?~

2011-10-10 21:54:38 | スポーツ


帰国後初めての練習でした。タイ渡航前よりはマシになったのでしょうが、相変わらずバテバテでした。兎にも角にも、リスタートです。

練習後、師匠にタイでのことをたくさん話しました。そして、初めて体力気力の限界を感じたことを伝えました。いよいよ最後だと思っていると…。

「まだまだ全然イケるって。みんな少し体が動かなくなるとすぐ年のせいにしてさ、もう年だからって鍛えなくなっちゃうんだよ。それで本当にガタが来て引退してくの。体はイケるよ。気持ちの問題だよ。」

帰りの車の中で亀仙人はこう言いました。

タイで練習について行けなかったのは事実。でも、渡航が決まってから時間があったのに日本で全然調整していなかったのは自分。そのモティベーション不足をストレスのせいにしたのも自分。気持ちの問題だというのは本当だと思います。

タイから続けていることがあります。ロードワークです。せっかく走ってたのにもったいないと思って続けています。朝はなかなか起きれないので夜走っています。長いこと毎晩飲んでいたお酒も付き合い以外止めています。心と身体が一体であるならば、この地道な作業を続けることで、私に何か変化が起こるはずです。大事なことは続けること。




タイ後記~弟~

2011-10-08 21:19:19 | 友人紹介

タイ後記~弟~宴の後、深夜まで仕事をして疲れているだろうに、弟分のカイは私を空港まで見送りに来てくれました。カイは付き合っている彼女が妊娠してしまい、たくさんお金を稼がなければならなく、今回の私の滞在中もほとんど会えませんでした。それは残念ではあったけど、おめでたいことに変わりはありません。ついにカイも結婚、そして人の子の父親になります。時の経つのは本当に早いもの・・・。

本当は空港でゆっくり飯でもと思いましたが、ものすごく混んでいたのでほとんど見送ってもらただけで終わってしまいました。それでも、お互いに元気な姿を確認できてよかったと思います。見送るカイを振り返りながら、毎年1年の12分の1を過ごしてきたタイという国は、私のもう一つの居場所だったのだと強く思いました。

またいつかきっと、みんなに会いたいと思います。できることなら、まだムエタイの現役修行者として・・・。

 


タイ後記~別れの宴~

2011-10-07 19:27:26 | 友人紹介

タイ後記~別れの宴~
タイ最後の夜。私は翌朝5時40分出発の飛行機でした。寝過ごしてしまったらアウトです。 出発まで起きていようと思いました。 そんな私に付き合ってくれたのは、前述のレックの他に、弟分のカイ(左隣)、ヌネイ(中央の女性)、ビーでした。ここは私が滞在しているホテルの向かいのレストラン。ヌネイとビーはここでバミー(タイのラーメン)の店を営んでいます。二人とも明るくて、特に24歳のビーは夜に私が酔っぱらうと踊りだすのを良く知っていて、ノリノリの音楽をかけてくれたりしたものでした。ヌネイはイギリス人の彼氏がいるので、英語が得意です。最初の土曜日の夜、私が一人寂しく閉店間際の店の前を歩いていると「あんた、どうしたの?一人なの?今からあたしと飲みに行こうか?」っと話しかけてくれ、一緒にアーシーエーという大きなディスコに行って踊りました。すごく楽しかったです。その帰り道「あたしとあんたは友達だからね。またあんたが帰ってきたら遊びに行こうね。」と言ってくれました。私より少し年下の彼女は、男気のあるいい女です。

そんな彼らとレックと、みんなでお酒やつまみを持ち寄って最後の宴をしました。さっきまで哀しく飲んでいた私も、彼らの明るさ温かさに救われ、楽しい時間を、最後の時間を過ごすことができました。ついついもう一本タイウイスキーを飲みたくなりましたが、レックやカイが出発の近い私を心配して止めてくれました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、私はみんなに滞在中、面倒を見てくれたお礼とお別れを言いました。最後も笑顔。

みんな本当にいい人達です。本当に。私たちが理解しているのは互いのほんの一部だし、言葉だってそんなに通じません。でも、彼らは間違いなく私の仲間。私がタイというもう一つの世界で得た、素晴らしい友達です。