この日、盟友居島一平(オフィス北野所属)が毎月29日に主催する『苦肉祭』をいつもどおり応援するつもりでしたが、柄にもなく業務多忙のため行けませんでした。もともと合流するはずだったファミリー芸人・あがいん浅野と中野で落ちあって飲みながら、今日は居島さんのライブに行けなかったのでこのまま失礼しようかと思っていると、「何を水くさい!」とのメールが居島さんから来ました。ここまで言われて黙っているわけにはいかず、浅野を引き連れて居島さんのいるいつもの中華屋へ急行しました。いやぁ、楽しかったです。居島さんは私のこのブログをすごく読んでいて、いろいろ突っ込まれました。(笑)それから、浅野や梅田あくせる(居島さんの弟子にして我が舎弟)に説教したり、いろいろ語りました。少しでも話せて本当に良かったです。ちなみに私は居島さんと飲むと決まっている時は前もって次の日にお休みをいただきます。なぜなら、朝までになる確率が高いからです。そしてその価値があるからです。私の中では、これを『居島休暇』と名付け、公式行事と位置付けています。(笑)我が盟友はこれからもずっと己の道を突き進んで行くことでしょう。ならば我も我が道を突き進むまで。必ずやります。いつまでもいつまでも対等に・・・。
2週間ぶりの師匠との練習です。練習する前に、前回の試合を2人で振り返り、話し合いました。フィジカルでは圧倒的な差があったものの、技術はこちらが上。メンタル面も充実していて冷静に指示も聞けていた。ただ、パワーで押されている場面が多く、印象が良くなかった。僅差の判定だった。師匠からこう総括されました。この階級ではこれからもこういうパワーに勝る相手がほとんどだろう。勝つためにはもっと足(フットワーク)を使うこと。3発くらいでいいから、攻撃をまとめること。そしてジャッジへの印象も客観的に意識して闘うこと。こうアドバイスされました。闘って初めて気付くことがあります。本人はわからなくても周りには見えることもあります。大事なことはそれらを絶対に無駄にしないこと。意味のあるものにするために、一つ一つ改良していけば良いのです。修練を終えるその日まで、進化を続ける。それはきっと人生の中で何かの意味を持っているはず…。今、私を支えているのはその一念です。
では、今週も元気に出勤であります!押忍!
札幌から東京に戻ったその夜、私はファミリー芸人達の中でも最近著しくその存在感を増しているイラン人芸人、吉本興業所属『デスペラード』のサラミ(テヘラン出身、十勝育ち)と会いました。私の職場近くに呼び出し、いつも『殿方充』先輩と飲んでいる行きつけの呑み屋で乾杯。私は驚くほど焼酎濃度の濃いホッピー(笑)、サラミはビールで乾杯しました。一緒に行くつもりの店の予約時間までちょこっと飲んで時間つぶしです。サラミは相変わらずすごく腰が低いです。気を使っているのかなと思って、「おい、サラミどうした?もっと気楽に行こうぜ気楽に。」っと言うと、「だってマジ怖いんですもん。」と返されてしまいました。(笑)
そうこうしているうちに店の予約時刻が来て、我々は河岸を変えました。そう、この前一緒に行ったペルシャ料理の店です。この日も若い女性を中心に超満員。みんな床に座って食べるのです。インド料理ともまたちょっと違うなんとも言えない香辛料の旨みあふれる肉料理の数々。癖になる美味しさです。
そして私は手で食べる気満々。(笑)するとサラミも一緒に手で食べます。
我々は数々の絶品料理を喰らい、店から薦められた水煙草を吸って咳き込み(笑)、楽しく語り合いました。その後、またカラオケにでも行きたくなって街をパトロール中、偶然ものすごいお店を見つけてそこで弾けました。桃源郷としか言いようが無い久々の衝撃で書きたくて仕方ありませんが、諸事情を鑑み、個別の事案については答弁を差し控えさせていただきます。(笑)とにかくサラミ、お前のおかげでまた一歩、イスラム世界に足を踏み入れることができたよ。ありがとう。
Be sudi mibinamet! SARAMI!
こちらは北の最高学府、国立北海道大学であります。明治日本の夜明けに多大なる貢献をされたクラーク博士に面会することができました。若き日に希望溢れる言葉をいただいた博士にできればお会いしたいと思っていたので感無量です。
その言葉、あまりにも有名な『少年よ、大志を抱け』という言葉が刻まれていました。今の日本で志という言葉を意識することがどれほどあるのだろうと思います。でも、明治の日本は欧米列強に追いつき追い越そうと、たくさんの若者が文字通り大志を抱いて一生懸命に学び、国を背負って大きく羽ばたいていったのです。私も若かりし頃、悩み多き青年でした。しょっちゅう行き詰っていました。(今もそんなに変わってないですけど。笑)そんな時に、いつも語学の勉強をしながらこう言い聞かせていました。“広い世界を見るのだ!!!”と。
今、練習前の空き時間にすごい勢いでたまりにたまった記事を書いています。(笑)さて、北の大地で食い倒れない私であるはずもなく、夜はとにかく良く飲んで食べました。現地の先輩がいろんな名店に連れて行ってくれました。まずはこちら、ススキノのジンギスカン屋の『だるま屋』さん。いつも行列です。この日は奇跡的にすぐ座ることができました。
これが本場のジンギスカン。東京とは肉厚が全く違います。そして安っ!!美味っ!!!ガンガン飲み食いしても東京の居酒屋と同じくらいの価格で済みました。これは癖になる味です。獣のように食べました。そしてこっちでは最後にタレにお湯をいれて蕎麦湯みたいにして飲みます。
忘れてはならないのが魚介類。こちらの寿司に茶碗蒸しとごっつい魚の御吸い物がついてなんとたったの1200円!下の段の左から2番目なんて肉厚のタラバガニです。信じられないくらい美味くて安い。もう大満足でした。ここは『はな丸寿司』の時計台店です。
そしてこれも必須科目である(笑)ラーメン。地元のお薦めは『信玄』のコク味噌ラーメン。味噌が半端なく奥深い味で麺もコシがあってチャーシューも角煮もトロットロ!!!忘れられないお味でした。
そして最後。空港でいただいた超豪華朝ごはん(笑)がこちら。イクラ、鮭、ウニ、カニ、天麩羅、刺身、茶碗蒸し、ジャガバターペーコン。こんなに入って1300円。もう笑っちゃうくらい豪華でした。
普通のみそ汁にカニが入っているんです。もう、たまらんです。きっと北海道の人が東京に来たら、高さとボリュームのなさ、そして水の味にがっかりするに違いありません。それくらい美味しいです。同じ国なのにこんなに違いがあるのかってくらいこっちはいろんなものが安くて美味しかったです。(こっちに帰ってきてからまだ体重計ってません。笑)