今日は本当に寒かったです。この前転倒した膝が心配でしたが、本番までもうあと二週間しか残されていないので、本日再び多摩川に挑みました。
まずは上流に向かっていつもの第三京浜を目指します。ベテランのマラソンランナーの方に最近お話を聞く機会があり、スタートからしばらくは(20km地点くらいまで)力を貯めて貯めて温存することが重要だとアドバイスを受けました。そこから本気で走り、最後は精神力で行くしかないと。だから、今回私はいつもよりゆっくりめに走り始めることにしたのです。膝も心配でした。ゆっくりめに走ったつもりでも、いつもより数分遅れるくらいで第三京浜に着くことができました。トイレに行って、少しストレッチして、そしてこの前買ったアミノバイタルの粉末を投入し、水と一緒に飲み込みました。そして下流を目指します。
長い長い距離を途中ストレッチ休憩とか取りながら走っていると、ちょうど中間地点くらいで雨が降り始めました。冷たい雨でした。しばらく雨に耐え、やっと河口付近に着きました。少し休んでストレッチします。それからすぐ折り返してゴールを目指しました。ここで、温存したはずの力を出そうとしました。しかし、ゆっくりめに走って温存したはずの力はあまり残ってませんでした。(笑)残っていたのは根性だけ。その根性だけで走りました。雨が向かい風とともに顔面めがけて容赦なく襲ってきます。そして、長い距離を走っていると、いろんな念が頭をよぎります。去年も同じことを書きましたが、本当にいろいろなことが脳裏をよぎるのです。以前、試合前に禅寺で座禅を組んだ時も同じようにいろいろな念が脳裏をよぎりました。走っている時も全く同じ。その念に対して、一つ一つ自分なりに回答しながら、黙々と走り続けました。この前痛めた膝がやっぱり痛み出しました。両足のふくらはぎもつりそうになりました。でも、気持ちだけは前へ前へと持っていくことができました。そしてゴール。3時間20分。前回よりも10分縮めることができました。進歩だと思います。でも、今回に関しては全く余裕がありませんでした。すぐにへたり込みました。両足のふくらはぎがひどく痛んで、しばらく起き上がることすらできませんでした。あと2週間後の本番では、ここから12.195km。本当にどうしようかと思っちゃいますが、ここまで来たらやるしかありません。今の自分の持てる能力戦力で、どうしたら一番効率よく走れるか、その作戦を練らなきゃならんと強く思います。
(ロードワーク:30km 体重:88.5kg(▲18kg))