KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

【タイ武者修行の旅 最終日】~The final~

2015-09-28 22:21:38 | スポーツ

私は今、日本へ向かうスワンナプーム国際空港でこれを書いています。

短い旅でした。
過去最短だったと思います。
それでも来て良かったと思います。
家族を自分の特別な場所に連れて来れて、こっちの仲間達も喜んでくれたからです。
いつもの半分、いや3分の1にも及ばない練習量でしたけど、一生懸命やりました。
格闘技をまだ続けたいという一心でした。

格闘技が導いてくれた豊かな人生、仲間達、自信、生き甲斐、すべてに感謝です。

Special thanks all Thailand family!

Total

シャドーボクシング 9R

サンドバッグ 42R

ミット 20R


さよならディナー

2015-09-28 09:22:02 | 日記

この短い一週間で、私はボールと2回食事することができました。

1回目は再会を祝し、2回目は別れを惜しむ宴でした。

私はタイに来る前に池袋のデパートでボールのフルネーム刻印入りのボールペンを買い、1回目の飲みの時に彼にプレゼントしました。
ホテルの支配人なら使う機会が多いだろうと考えたからです。
彼はとても喜んでくれました。
こういうプレゼントならこちらも嬉しいです。

別れの宴もとても心地良い時間を過ごしました。
ボールはトイレに行くと言って、どこかに預けていたプレゼントを私達にくれました。
これは日本に帰っての楽しみです。
ボールはお金を貯めて来年結婚する予定で、その前に日本に来たいと言っています。
勝又家を挙げて歓迎するのは言うまでもありません。

ボール、世話になったぜ、ありがとう。


お初

2015-09-28 09:04:29 | 日記

昨日は休みだったので、親友ボールのバイクに乗せてもらって数年ぶりに新しいトランクスを買いに行きました。

練習用グローブも奮発して買いました。
これはこれからもまだまだやるんだぞという自分への意識付けです。

それはさておき、今回初めてJr.用のトランクスを買いました。
一番小さなやつを探しましたが流石にデカかったです。(笑)
でも、来年再来年にはこれが似合うように、大きくなってくれると思います。


野獣の朝食

2015-09-27 23:34:06 | 旅行記

今日は最初で最後の日曜日。

ジムが週に一度の休みの日なので、ゆっくりと普通の生活を楽しめる唯一の安息日です。

私はタイでは毎朝起きてからしばらくボーっとして、走る前にアミノバイタルのゼリーを飲みます。
それからロードワークに行って(以前は+朝練)、シャワーを浴びると遅めの朝食を取ります。
朝食を食べる屋台もちゃんとジム近くのここに決まっていて、私はまず浮気をしません。
なぜならここはめちゃ美味い上に安くて、作ってくれる姉さん達と(未だに名前も知らないけれど)ツーカーの仲だからです。

写真のような料理を何品も頼んで腹一杯食べても日本円で500円なんてまずいきません。
家族で頼んでやっと5~600円が良いとこです。
(チャーハンだけなら150円しないくらいです。)
バンコクの繁華街だったらこうはいかないでしょうけど、私のホームタウンは素晴らしくお財布に優しい街なのです。
(常宿の四つ星ホテルも漫喫並みの安さです。)
トレーナー陣だけでなく、衣食住すべてを支えられて私はここに生きています。


【タイ武者修行の旅 5日目】~Zero~

2015-09-26 17:24:44 | スポーツ

格闘技に手を染めてもう30年弱にもなります。
少林寺拳法、極真空手、日本拳法、ブラジリアン柔術、カポエィラ、ムエタイと様々な格闘技を修行してきました。
今日は打撃論、少しマニアックな話をします。

立ち技世界最強と言われるムエタイは合理的に相手を倒す完成度の極めて高い格闘技で、練習も非常に過酷です。
中でもミット打ちはトレーナーの指示通りに休みなく拳足を繰り出し続けなければならない最もキツい練習の一つです。
1Rが果てしなく永く感じます。
しかもサシパパジムでは1Rを3分30秒(通常3分)、インターバルを30秒(通常1分)に設定しており、我々はこの貴重な30秒間で乱れた呼吸を整え、水分を補給しなければなりません。

このミット打ちを繰り返していると、だんだん身体から余計な力が抜けていきます。
もう疲れ過ぎて疲れ過ぎて、少しでもスタミナロスを防ごうと身体が本能的に力まなくなるのです。
そうしてこの自然な脱力状態の時こそ、身体能力をMAXに活かしたものすごく強い打撃が生まれます。

私はこれを“ゼロの力”と名付け、日本でも生徒達に伝えています。
身体の細くて小さなムエタイ戦士が怖るべき威力の打撃を繰り出せるのも、無駄な力が抜けて全身でフルスイングで打っているからです。

日常でも肩の力を抜いて脱力することができるならば、もっと人は持てる力をフルに発揮できるではないかと私は思います。

《ロードワーク》

5km

《夜練》

シャドーボクシング 2R

ミット 4R

サンドバッグ 9R