KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

SAYONARA Party

2019-05-07 06:06:00 | 友人紹介

昨夜はタイの弟ボールと妹ギンが私のお別れ会をしてくれました。
仕事で疲れているだろうに遅くまで付き合ってくれました。
私はシンハービールとウイスキーのボトルを空け、楽しく酔いました。
ボールもギンも私も、国は違えど同じ時代を生きる仲間です。
日々いろんなことを悩みながら一生懸命生きてます。
日本もタイも全く同じ。
語れば語るほどそう思います。
遠い異国の地でも、いつも私は1人ではありませんでした。
こんなにも温かい家族がいてくれるから。
ありがとう、ボール、ギン。
みんながいるから、私のタイは最高です。
Choke dee!!!

【タイ武者修行の旅 The Final】〜全身全霊〜

2019-05-06 19:09:11 | スポーツ

私は無事日本に帰ってまいりました。
灼熱のタイから夕方の日本にTシャツで戻ってきたら寒くてびっくりしました。(笑)
日本もこれから暑くなるんでしょうね。


16年目のタイ武者修行の旅が終わりました。
平成最後の、そして令和最初の旅でした。
今回はしっかりと修行に向けた準備をすることができたと思います。
それは家庭と職場に恵まれていたからです。
毎朝ヨガ瞑想をしてから走ってシャドーボクシング、毎週水曜はインド大使館でヨガ、毎週末は稽古を重ねました。
心身のコンディションをできる限り高めてタイへ渡りました。
過去を振り返ってみても、かなり良い修行ができたと思います。
久々に追い込まれて、私は体の力を抜くということを思い出しました。
あまりに疲れる過酷な稽古がそうさせるのですが、人体は力を抜いた時に最大のスピードとパワーを発揮します。
久しく忘れていたその感覚、『0の力』を今回の修行で取り戻しました。

いろんな人によく言われます。
あなたはどこに向かい、何を目指しているのかと。
長い間それは自分でも答えに窮する質問でした。
今はこう思うのです。
私達は自分ではどうにもならない多くのことを抱えて生きています。
自分のこと家族のこと友達のこと職場のこと国のこと世界のこと。
理不尽なこともたくさんあります。
パワハラだの失業だの世渡りだの忖度だの別れだの孤独だの 政治だの、、、。
そんなこの世の中でも、私は極力自分に忠実に生きたいのです。
自分の中の本当の声を聞き、その声に従って生きたいと心から願っています。
過去を悔やまず未来を恐れず今ここに全力で集中する。
たった一度の短い人生を精一杯生き切る。
多分そのために、いつでもそうやって生きていけるように、私は毎日毎日格闘技やヨガをやっているのだと、そう思っています。
私は幸せな男です。
Great thanks Sasiprapa family!

《Total》
ロードワーク 40km

シャドー 21R

サンドバッグ 54R

ミット 44R

【タイ武者修行の旅 十一日目】〜Sasiprapa family〜

2019-05-05 02:02:15 | 友人紹介

日本の皆様、おはようございます。
いつもながらこんな早くに目覚めてしまいました。
(現在午前2時 日本時間午前4時)
再び眠くなるまで少し書きます。

先日、サシパパジムのタクーン会長にホームパーティに招かれました。
タクーンは私の通うジムの会長ですが、稽古以外ではタイの兄貴的な存在です。
タクーンニックネームはピーコフ(カエル兄さん)で見たまんまです。(笑)
タクーンは2年ほど前にジムの近くに新しい家をたてたとのこと。
とても綺麗でお洒落なオープンキッチンの家でした。
私はお酒を持参し、タクーンが自ら手料理を振る舞ってくれました。
クチェン先生とトレーナーのジャブも一緒でした。
豚肉ソテー、牛肉ステーキ、オイスター炒め、パッタイ(タイ式焼きそば)等々、どれも大変美味しく、お酒が進みました。
我々はお互いの近況やこの16年の思い出を語り合いました。
最初の出会い、様々なエピソード、現在やかつてのジムの仲間達のこと。
途中、ジャブがイギリスにいる私の一番最初のトレーナーであるパンペットにビデオ通話をかけてみんなで盛り上がりました。
タクーンは、「NAOKI、お前はファミリーだ。」と何度も言ってくれ、その度にエンドレスの乾杯。(笑)
タクーンが本当に紳士的でハートの温かい人物だったればこそ、このジムが本当に素晴らしかったからこそ、私は16年もここに来続けたのだと思いを伝えました。
ここまで深く関わるようになるなんて思ってなかったと。
タクーンは何かの運命だよと言いましたが私もそう思ってます。
最初の出会いが私が30歳、タクーンが36歳、クチェン先生が52歳でした。
当然ながらみんな若かったですが、今もお互いやっていることはほぼ変わってません。

「俺はもう若くないけどまだまだパワーがある。もう16年も経ったけど、稽古は続けるつもりだ。もし、俺の身体が動かなくなっても、俺の跡を継いで息子がここに来るかも知れない。その時はよろしく頼みます。」

こんなことを皆に伝えました。
当たり前じゃないかと返されました。
幸せな幸せな夜でした。

Chok dee, Sasiprapa family.

【タイ武者修行の旅 十日目】〜拳禅一如〜

2019-05-04 10:43:05 | スポーツ

日本の皆様、こんにちは。
いよいよ最後の週末です。
今朝も早くに目覚め、ヨガと瞑想で1日をスタートしました。
薄暗く静かな部屋で1人静かに瞑想します。
日本から持参したチャクラ(身体に7つある心と身体をつなぐツボ)に関する専門書を毎日読み進めています。
瞑想の際はまず呼吸に集中、次に各チャクラを意識、それからはひたすら丹田と眉間のあたりに心をフォーカスして静かに呼吸を続けます。
瞑想が深くなってくると心が静まりとても気持ちが良いです。
10分のタイマーが鳴ると合掌してリタ師匠に教わったマントラを唱えてから静かに目を開けます。

残すところ月曜日の稽古を残すのみで、その日は帰国の準備やら挨拶やらいろいろあるので今日が実質稽古のクライマックスでした。
(もちろん月曜も全力投球するつもりです。)
ミット打ち後に息切れすることがほぼ無くなりました。
さすが精神と時の部屋。
キックはまだまだですがパンチについてはかなり取り戻せたと思います。
この環境と稽古をつけてくれるトレーナー達に本当に感謝です。
課題も見つかりました。
私はまだまだ伸びそうです。

《朝練》
ロードワーク 4km

シャドー 2R

ミット 4R

サンドバッグ 4R

※1R=3min30