KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

【格闘浪漫】男の花道134~疼き~

2012-01-31 19:57:01 | スポーツ

【格闘浪漫】男の花道
【格闘浪漫】男の花道
【格闘浪漫】男の花道
【格闘浪漫】男の花道
この日はペースを上げて、すなわちインターバルの時間を意識して短くして、いつもより多めのラウンドをこなしました。 相手の打撃をかわしてからのコンビネーションはいつも通り。 なんだかここにきてパンチ、特に右ストレートのキレが良いです。 亀仙人にも指摘されるし、自分の拳もそれを感じています。人差し指と中指の拳頭の皮が向けるだけでなく、骨にかつて感じたことのないような痛みを覚えます。 「師匠、なんか俺の右、無駄にキレがいいっすね。」「そうだな。」なんて会話しながら練習は続きました。

現代の格闘家は試合に向けて練習し、コンディションを高め、最高の状態で相手に対そうとします。プロならなおさらです。そしてピークを過ぎたら大抵引退し、ゆっくりと普通の人に戻るのだと思います。それに対して、昔の武芸者は生涯を通じてその技術を研鑽し、いつでも闘う準備ができていなければならないと本で読みました。すごいなと思いますが、私の周りには私を含め、その体現者はいません。でも甲野善紀先生のような方が実在するのも事実です。私はやめたとたんに衰えて、あっという間に無に帰するタイプの人間だと思います。ただ、今も感じる右の拳の疼きが、「もったいないよ。」と小さく囁いているように感じるのです。


【格闘浪漫】男の花道133~技と身体とメンタルと~

2012-01-21 16:59:10 | スポーツ

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相手の左ジャブをヘッドスリップで右側にかわし、右アッパーを返す攻防です。こんな感じの受け即攻撃のパターンが亀仙流にはたくさんあります。4年近くずっとそれらを叩き込まれているので、もうあまり意識することなくいろんな動作パターンが出てきます。常に動き、相手の打撃に対してはガードを上げると同時に膝を屈伸させてダッキング。そこからいろんなパターンの攻撃につなげる。これが亀仙流の基本です。

年明けからずっと風邪を引いています。なかなか治らず、特に練習の時は息がしづらく地獄のようです。私は筋肉痛は運動後すぐに出るので、肉体はまだまだ若いと思っていましたが、怪我や病気の治りが遅くなってきたような気がします。弱気になりそうなところ、テレビや本で見るサッカーのキングカズ選手やイチロー選手のスタイルに勇気をもらっている今日この頃です。


【格闘浪漫】男の花道132~練習始め~

2012-01-14 17:36:34 | スポーツ

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今年もまた練習が始まりました。1ヵ月ぶりくらいの練習でした。年末年始の休み中に少し走っておいたおかげで、思ったよりは動けました。全盛期の半分くらいというところでしょうか。焦らずゆっくり取り戻そうと思います。

迷ったら基本に還るが大原則です。あらゆる技で、正しい打ち方を意識して練習しました。私の打撃は師匠のミットにまだ良い音を鳴らすことができます。一回一回をとにかく大切に。