【格闘浪漫】男の花道１３０～ルーティン～

 

ほんの少しづつですが、こなすラウンド数を増やそうとしています。練習時間は限られているので、インターバルを短くするしかありません。

右ストレートのキレが無駄に（笑）良いです。スタミナに自身が無いので、なるべく省エネしようと全身の力を極力抜いているのがそのキレにつながっているのだと思います。その右につなげるためのいろんなコンビネーションを繰り返し、精度を高めて行くのです。この三年間ずっと繰り返してきた作業です。師匠の構えるミットに指示通りの打撃を叩き込む。師匠の出してくる攻撃を様々な技術で避ける。ダッキンング、ウィービング、ブロック、カット・・・etc。地味な作業の連続ですが、これが格闘技の練習です。

もうこのブログを初めて５年以上になります。ネットは簡単に検索されてしまうので、このブログもいろんな関係者が見ていたり、またいつ見られるかわからないところもあり、以前のように自由奔放には書けなくなってきた気がします。（まあ、見られて困るようなことは書いちゃいませんけれど。）それは私の加齢もあるのでしょうが、いろんなしがらみが年々窮屈に思えます。でも、堂々と実名で連載してきたことは後悔してなどいませんし、このブログを通じて実際にいろんな人にも出会えたのですから、その出会いには感謝しています。ここのところずっと格闘技以外の日常を全く書いていませんが、そのうち吹っ切れたら怒涛の連載（笑）を再スタートさせようかどうしようか考えています。

【格闘浪漫】男の花道１２９～ことわり～

今回はいつもより多くラウンドを重ねました。こなした回数をホワイトボードに記録して、意識してペースを上げました。身体の力が良い具合に抜けていて、時折師匠に褒めてもらえるような打撃を放つことができました。特に得意の右ストレートについては、師匠からミットを受けた手が痛いと何度も言われました。納得できる打撃が出たのは本当に久々のことです。ほんの小さなことでしたが、私にとっては嬉しいことでした。

基礎体力を維持向上させていくことはもちろん必須です。格闘技をしている限りは。さらには、力任せにやっていた１０代２０代の頃とは違い、いかに身体を効率よく使うかその理論を考えていくことが重要です。古武術の高名な先生の動画を見ると信じられない動きをしているようなものがあります。昔の剣豪も晩年まで強さを誇った人物も多くいるようです。そこにもまた浪漫があると思います。