【格闘浪漫】男の花道１４１～原点～

さて、本業です。今日は気分転換にいつもと少し恰好を変えました。キックのトランクスの代わりにマーシャルアーツ（アメリカで一時流行った格闘技）のパンタロンを穿いて、あの怪鳥と言われたベニー・ユキーデになったつもりで（マニアックですみません。笑）練習に臨みました。そしてＴシャツは、先日お会いしたブル中野さんから直接手渡しで購入させていただいた『女帝』Ｔシャツ（ＸＬ）です。（笑）

今回は特に左右のストレートやフックに反応してダッキングやヘッドスリップで避け、すかさず反撃に転じる練習を繰り返しました。もうかなりのパターンが身に染みついているので、あまり考えることなく身体が反応するようになっています。膝のバネと上体の柔らかさは亀仙流の真髄です。

少し前の練習の後、亀仙人ともう１名のメンバーと３人で私の誕生日祝いという名目で飲みました。その時、ささいなことから亀仙人と言い合いになる場面がありました。全然関係ないことから始まったのですが、その勢いで最後にこんなやり取りがあったのです。

「俺も直樹には気を使ってる部分もあって、本当はもっと言いたいことがあるんだ。俺が教える技術はうぬぼれでなく一流だと思っている。昨年一年間はいろいろ（プライベートで悩んでいたのを）知ってるよ。でも、俺が直樹に教えているのは健康体操じゃないんだよ。闘うために磨き抜かれた技術なんだ。だから試合にでなきゃ。そのためにトレーナーを引き受けているんだ。勝ち負けの前にでなきゃ。」「自分もそれはわかっているつもりです。そのために自分の心身のコンディションや環境をなんとか立て直しつつあるんです。（去年さんざんだった）タイ武者修行に再び挑むのも、そのためですから。自分は４年も師匠に教わってきました。初期のの動画を見たりすると、本当にこの年でも向上してきたんだなと思います。そして、自分がどんな状態の時も、毎週師匠がミットを持ちに来てくれるから止めずに済んだのだと、そしてそれが自分を整えてきたのだと感謝しています。」

お互い酒の力を借りたとはいえ、久々に師匠と本音で話し合うことができてすごく良かったです。言っていることも本当にわかります。そもそも第二次ＫＦＣは私がキックのリングに挑戦するというテーマで始まったわけです。そして、いろいろありながらここまでやってきました。年齢制限的に、私が上がれるリングはもうあまりありません。でも、いつでも闘える準備をしておくつもりです。看板を下ろすまで、コンセプトに変わりはないのです。

『生前葬（×）騒（〇）』

毎日いろんなことがありすぎて、更新が追い付きません。（笑）この前の日曜日は、ファミリー芸人最長老コンビニュースタッフプロダクション所属『めいどのみやげ』のお父さん、ティーチャの喜寿を祝うお笑いイベント『生前葬（×）騒（〇）』が千葉県市川市で盛大に開催されました。

会場は超満員。そして、ファミリー芸人を多数含む豪華な演者達。これも芸人会きっての人格者であるティーチャの人望によるものです。もう終始笑いっぱなしでありました。イベントは大成功。そして、全演目が終了した夕方前、まだ明るいうちから芸人達とファンの方達と一緒にこちらも盛大な打ち上げが始まりまりました。こっちもさらに楽しいものになりました。医者からお酒を控えるよう警告されている私ですが、この日はいつもよりちょっと濃いめのウーロン杯を飲み続けました。（笑）だって、お父さんのめでたい席ですから。私と同い年の実の娘で相方のサッチィーも本当に輝いていました。お父さんには是非米寿まで頑張っていただきたいとみんなが願っています。

ファミリー芸人集合写真です。向かって左二人が『めいどのみやげ』。その後ろの麦わら野郎が松竹芸能所属『ムートン』のボケ担当伊藤。（めちゃイケのオーディションでは得意のコントで大活躍でした。）私の右が、ファミリー芸人会でダントツのTV出演（エンタ、あらびき、オンバト、レッドカーペットetc）を誇る、オスカープロモーション所属のピン芸人『TAIGA』です。この日、私はこの後、TAIGAと伊藤を引き連れ、錦糸町の治安を守りに繰り出しましたとさ。（笑）

お父さん、サッチィー、本当におめでとう。長く長く、漫才続けてください。

伝説の女帝

金曜日、ファミリー芸人会名誉顧問、『ユリオカ超特Ｑ』さんと一緒に、ブル中野さんに会いに行きました。私は極悪同盟の頃からのブル中野さんのファンで、お会いできるのをすごく楽しみにしていたのです。クラッシュギャルズとの抗争、アジャコング戦での伝説のギロチン・ドロップ等、ブル中野さんは生ける伝説とも言うべき女子プロレスラーなのです。まさに女帝。

そんなブル中野さんの経営する『中野のブルちゃん』というお店に行ってみると、もうそこは往年のファンでビッシリでした。ユリオカさんが私をブルさんに紹介してくれました。「ぼ、僕、中学生の頃本当大ファンだったんです！」「今はもうファンじゃないの？（笑）」「いえ！大ファンっす！」なんてやり取りをさせていただきました。ブルさんはとっても穏やかで腰が低くて、お客さん一人一人を本当に大事にしている人なんだなあと見ていて思いました。ますます惹かれてしまいました。私たちはここでしばらく飲み、私は記念に『女帝Ｔシャツ』を購入し、ブルさんから直接手渡してもらって感動でした。試合の時は１００ｋｇを超える身体を作るブルさんも、今は４０ｋｇくらいのダイエット中らしく（何回も実現しています。驚！）、あのパンクファッションの時とはイメージが全く違って普通の綺麗なお姉さんという感じでした。今こう見ても、私は本当に嬉しそうな顔をしていますね。（笑）また、新しい扉が開けたような、そんな感動的な夜でした。ブル中野さん、またお邪魔します。ありがとうございました！

【格闘浪漫】男の花道１４０～再燃～

さてさて、本業です。最近は諸事情によりＫＦＣとしての練習が以前より減ってしまいましたが、その分朝練をほぼ欠かさず真剣に続けています。亀仙人との練習はその成果を試す貴重な場なのです。
左アッパーからの、
右打ちおろし。
返す刀で左膝。亀仙流の理にかなったコンビネーションのほんの一端です。体力面はまだまだですが、朝練の成果は着実に出ており、とにかくパンチが良く切れます。ストレートが良く伸びます。尊敬するファイター、アーネスト・ホースト曰く

「年齢なんてただの数字さ。」

なのであります。自分を整える努力を怠らなければ、現状維持どころか向上することすら可能なのだと、身を以て感じさせられています。情熱と信念。何を志すか。いかに環境を整えていくか。格闘浪漫の道はまだまだ果てしないのです。

タイ武者修行の旅が決まりました。７月５日から約二週間の日程です。理解ある上司と職場の仲間、取引先の皆様に感謝です。昨年、本気で引退を考えるほど、心身ともに打ちのめされて帰ってきてから約一年。挽回なるか。もう一丁。もう一丁。挑戦してみます。私は幸せです。

めいどツアー

新宿歌舞伎町で、『めいどのみやげ』親子が出演するお笑いライブを応援した後、私達は３人で歌舞伎町の町を飲み歩きました。
最初に行ったのは、『ヱビスコ酒場』。サッチィーお薦めの店ということで、期待通りの店でした。メニューが出席簿になっているのがまずツボにはまりました。
どれもとってもリーズナブルで「肉食ってる！」感満載なボリュームで美味しかったです。中でもサッチィー一押しのレバ刺しが絶品でした。

私達はそれから、あのエンタ芸人『亀子のぶお』さんが働いていて、ファミリー芸人『デスペラード』のサラミもたまに手伝うという歌舞伎町の芸人バー、その名も『芸bar』に河岸を変えて飲みました。亀子さんはファミリー芸人筆頭、南野やじとも親しく、私達は共通の芸人仲間の話題で大いに盛り上がりました。ここもとっても安く飲めて、特製ポップコーンは出来立てを食べ放題、何よりとにかく楽しいという素敵な酒場です。私のお気に入りリストに登録されました。そんなこんなでこの日もファミリー芸人達と楽しく語らいました。