大空を見上げて

日頃感じていること

読書の秋

2013-12-02 | Weblog
 日頃から運動が好きなので新聞はよく読みますが、本を読むよりTVで時代劇、歴史、歌謡番組を観て楽しんでいます。
よほど興味がないと読書なんてしませんが、先日新聞で目にした読みたい本がありインターネットで取り寄せました。
それは全米で大反響のヨーコカワシマさんの半生を描いた実話です。
日本人少女の戦争体験記で題名が「竹林はるか遠く」という本です。
注文した次の日送られて来たこの本を、私は二日間で読み、今また最初からゆっくり読んでいます。
なぜかと言うと私の実姉(アメリカ在住)とヨーコカワシマさんが歩んできた波乱の人生があまりにも似ているからです。
終戦当時の姉は作者と同年齢(昭和8年生まれ)で、私も一緒に4歳で日本に帰って来ましたが、朝鮮半島から日本人引き揚者が味わった壮絶体験を赤裸々に書いています。
又愛と涙のサバイバルの本で私も亡き父や姉からいろいろ聞いてはいますが、幼かったのであまり覚えていません。
作者は1945年、秋朝鮮半島から福岡博多港へその後京都へ、米軍キャンプで通訳の仕事をしている時米兵と知り合い結婚してアメリカヘ。
この本を読んでいると姉の人生とよく似ています。
姉は1945年、秋朝鮮半島から福岡博多港へ、その後大分県別府で大分交通の観光バスのガイドをしている時にハワードと知り合って結婚、そしてアメリカへ。
現在、姉はカリフォルニア州のローズビル、高齢者のために作られた町でとても綺麗で、中に雄大なゴルフ場がいくつもある所に住んでいます。
三人の子供達もそれぞれ独立し、主人に愛されながら、クルージングや趣味も多彩で老夫婦幸せに暮らしています。

             (世界各国を楽しみながら、船内にて)
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