大空を見上げて

日頃感じていること

品格

2010-02-05 | Weblog
 昨夜、横綱朝青龍の引退のニュースが流れた。
この度は不祥事が原因だが、今迄も横綱の品格を欠く問題で物議を醸していた。
 
私は朝青竜の闘志溢れる相撲は大好きでいつも楽しみしていたが、日本古来の武道の精神「勝っておごらず負けて悔やまず」の節度ある態度があれば、といつも残念に思っていた。
辞書には品格とは「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位」とある。

私は平成18年6月武道教士七段の試験をうけた。
学科試験の後、武道館本部の試験官10名の前で「形と試合」を行った。
その中で合格の条件の一番に心技体の一体と人格の品位となっていた。
私は品格とは心の内面から湧き出るもので「知、情、意」のバランスのとれた日々の生活態度と気持ちが重要だと思っている。

 なかなか難しい事だが品位、品格を目指して残り少ない人生を過ごしたい!
   
 *武道高段者の心得
武道指導者は常に人格の陶治に努め術理、心身の鍛錬に励み常に国際的視野に立って社会的人格の向上及び師表にふさわしい態度を堅持する。
コメント (2)
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