大空を見上げて

日頃感じていること

分かれ道

2009-04-12 | Weblog
 二人の青年が貧困のどん底で、心の痛みを感じながらも恐喝やスリをしながら生活をしていた。
ある日賛美歌が聞こえる教会の前を通りかかった時、一人の青年が仲間に「ちょっと入って見ようか!」誘ったが一人は拒否して一人は思い切って教会に入った。
その20年後、拒否した方の青年は犯罪を重ね、終身刑で刑務所にいた。
ある日刑務所の中で新大統領が就任したというニュースを聞いて、驚きと同時に目がしらが熱くなった。
その大統領とはあの日教会の前で別れて教会に入った青年で、その後神を信じて働きながら苦学してアメリカの第二十代の大統領になった、ジェームス・ガーフィールド(1831~1881)だったのだ。
 
 今日は教会では復活祭で、イエスキリストが十字架で死んで三日目によみがえった事を記念するお祝いの喜びの日である。
午後から妻と私はグループが別々でそれぞれの食事会に参加した。
私のグループのある方がこのお話をして下さった。
日本でも「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるが、良心の呵責を感じて
素直に悔改めて正しき道を生きた者と、チャンスはあったのに拒んで悪の道を歩き続けた者との人生がこのように大きく分かれてしまった。
とても考えさせられる興味深い話だった。
コメント (7)
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