他社の商品と差異化するために、性能を上げたり、多機能化したり、メーカーはさまざまな工夫を日々凝らしています。
必然的にコストも高くなっていくため、販売価格を抑える努力もまた必要となります。
こんにちは!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「シャープの電子辞書 多機能携帯風に」
・まるでスマートフォンのような外観ですが、実は8月上旬にシャープから発売された電子辞書「PW-AC10」です。
・内蔵する辞書の数やメモリー容量の大きさでアピールする電子辞書が多い中、あえてコンテンツを必要最小限に絞り込んでシンプルさを訴求した点が消費者に受けています。
・店頭実勢で1万2800円という価格の安さも魅力です。
(引用:2010/08/25 日経MJより)
とのことです。
スマートフォン風の外見が受けたかどうかはよくわからないですが、そのためか片手で操作できる手軽さがあります。
思い切ってコンテンツをシンプルにそぎ落とし、結果価格の安さも実現しています。
携帯電話もそうですが、高機能、多機能になればなるほど、それを必要としない客層もでてきます。
あえてシンプルにするというやり方は昔からありますが、競争におちいったときこそもう一度、または時々思い出して見直してみると良いのではないでしょうか。
さあ、あなたのビジネスも、シンプルに「思い切ってそぎ落とす」ことで、何か新しいものができないでしょうか?
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