中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

まずはやってみせ

2016年04月25日 07時12分49秒 | 人事・組織

 

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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「調理の技磨き熟練まとめる」
・イオンリテールが毎年開く、店舗従業員の技能コンテスト「ベストスキル全国大会」。揚げ物惣菜部門で今年、入社2年目の木村美幸さん(22)が最優秀賞を獲得した。
・熟練のパート従業員などが多く参加する中で、2年目での栄冠は13回を数える同大会で最速だ。
(引用:2016/03/25 日経MJ)

とのことです。

木村さんは正社員なので、基本的に売場やパート社員の管理が本業とのことです。それでも現場の人手が足りない時は調理を手伝うこともありますが、そもそも若い社員がベテランパートさんに指示を出そうと思うと、その説得力が問題です。
そこで、木村さんは、徹底して作業を体に覚えこませ、社内の教育担当者にも指導を仰いだところ、どの作業工程に難しさがあるか、慣れればどれくらい時間を短縮できるかといったことが感覚的にわかるようになったとのこと。また、練習中からチーム内のコミュニケーションが良くなり、大会で優秀したことでさらに話を聞いてもらえるようになったそうです。

自分自身が作業をきちんとやって見せることができるからこそ、若い社員の指示でもベテランパートさんも納得してもらえるのですね。どの作業をどれくらいのスピードでこなせるはずだということが自分でわかるからこそ、作業の指示も的確になるわけです。

私も20代の頃スーパーの店長からスタートした時は、惣菜部門のパートさんに指示を出すのに苦労しました。若いからなめられてしまうんですね。私たちがへそを曲げてやめたらあんたできないんだから困るでしょう、くらいに思っていたりするわけです。
そこで調理も覚え、包丁の使い方を練習したり、鮮魚部門では魚をきちんとおろせるようにとマスターしていってようやくものが言えるようになったのを覚えています。

まずはやってみせ、ということはリーダーにとって重要なことですね。 

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本体価格表示の動向

2016年04月18日 07時12分33秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

 

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先日の日経MJに次のような記事がありました。

「所得増えず節約に走る」
・消費税の引き上げが実現すれば消費者の節約の動きは加速しそうだ。
・軽減税率については「わかりにくい」「どちらかというとわかりにくい」と答えた人は81%に達した。増税による負担を減らすための制度だが、制度の複雑さに困惑が広がる。
・18年9月末には時限立法で認められてきた税抜き表示の特例の期限が切れる。消費減退を懸念するのは食品スーパーのサミットの田尻一社長だ。「価格表示が総額表示に戻ると価格が8~10%上がって見える。これは増税よりも消費へのインパクトが大きいが、まったく議論がされていないようだ」食品スーパー各社は本体価格表示を認める時限立法の恒久化を求めている。
(引用:2016/04/01 日経MJ)

とのことです。

税抜き表示の特例の期限の話は、最初から気になっていました。時限立法でいずれ総額表示に戻さないといけないのであれば、最初から総額表示のままでいくか、両方併記したほうがいいのではないだろうかと考えたりして、弊社顧問先などとも議論した問題ですが、結果多くの中小小売業は税抜き表示にあやかったのではないかと思います。

総額表にになれば見た目の値上げ感のインパクトはありますし、もしも将来また増税があった際、本来であれば消費者が負担すべきなので、また値上げをしなくてはならないわけですが、これを嫌って小売側が値上げせずに負担してしまい利益を減らしてしまうことが予想されるわけです。

8%が10%になるインパクトよりも、こちらの問題の方が大きなように思います。 

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三毛作コンビニ

2016年04月11日 07時11分16秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

 

 

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先日の日経MJに次のような記事がありました。

「国分系コンビニ、まずビジネス街で」
・国分グループ本社傘下でコンビニエンスストア「コミュニティ・ストア」を運営する国分グローサーズチェーンが競合大手とは違う新業態店を増やす。
・入口正面の売場を朝昼晩で変えたり、「ちょい飲み」スペースを設けたりする。画一的な品揃えをやめ大手にはまねできない店を目指す。
(引用:2016/03/28 日経MJ)

とのことです。
まずは3月9日に東京都中央区のビジネス街にオープンした店舗「コミストキッチン」が、入口正面に平置きのワゴンで弁当を販売、午後3時ごろからは6基のテーブルでバータイムに。カウンター席もつくってちょい飲みに対応するとか。

店内で購入したものを飲食できるだけでなく、生ビール(350円)やフィッシュ&チップス(450円)も提供するのだそうです。

また、朝の時間帯はカフェとしてイタリアで100年以上の伝統を誇るラバッツァのコーヒーやホットサンド、ホットドッグなどがいただけるとか。

飲食業でも取り入れられてきている「三毛作業態」ですね。

大手と違って、店舗数の「面」で勝負できないので「とがった一店」で地域一番を目指すとか。

「チェーン店」は規模の大きなところが勝りますが、「一店一店繁盛店」を目指せば勝機はあるはずです。

ちょい飲みも良いですが、弁当を平台で売るってのが、スーパーのようで良いですね。

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