ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

激怒定食!「お食事どころ ふじ」(小倉・紺屋町)

2009年08月18日 | 食べ歩き・酒
紺屋町の路地の一角。

いかにも、「昔の定食屋」の店構えのここ。
暖簾をくぐって、引き戸をカラカラッと・・・う、動かん。
ギギギガタピシと中に入ると、
「何しに来た」とでも言いそうな、オババが一人。
「ここ、何年位やッとるん?」
「もう、42年。もう、やめようかとおもッとるンやけど、やめたらいかんって言う客もおってね~」

愛想なし。

「でも、結構こういう店が旨いンよね~」とか思いつつ、「鯖の塩焼き、イワシの糠味噌炊き、目玉焼き(!)」なんかから選ぶ定食(500円)。
ご飯、味噌汁、漬物にプラス小鉢が一品。

小倉の定食屋の実力は、糠味噌炊きで分かる?様な気がして、「イワシの糠味噌炊き」に決定!


う~ん、なかなか。
フックラ炊けたご飯にピリッと唐辛子が利いた糠味噌炊きが合う!

けど、
んん~?「小鉢」が来てないぞ~。オババ、忘れとるンかな~。

「おかあさ~ん、小鉢がひとつ付くンよね~?」

「糠味噌炊きは高いケンつかん!」

なんじゃそりゃ!メニューの黒板のどこにもそんな事書いてないやん!

とか思いつつ、まあ、オババ相手に事を荒立てるのもなんだし、ってコトで食事を進める。

「おかあさん、お代わりできる?」

「できるけどお金がかかる。大は200円、中は150円。」

う~ん愛想ないな~。まあええか。この糠味噌炊きでご飯がお代わりできんのは、蛇の生殺しや。
お代わり、「中」を頼む。

ひたすらバフバフ食って、いざ勘定。

「680円!」

いやいや、お代わり150円やないん?

「だ、大が200円で、ちゅ、中が180円って言うた、も、もう150円でいいわ!!」

いやいやいや、そんなら180円でいいわ!って1000円を渡す。

オババ、「はい、おつり!」
手のひらに叩きつけられた320円。

結局お代わり180円取っとるンやないかい!

「もうやめようかと思っとる」って言うたよな~!

やめい!今すぐやめい!!


さらば、紺屋町定食屋のオババ!!

うまかっただけに無念!!☆☆