福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

「古賀志の孝子桜まつり」に行きました

2006年04月08日 | 活動報告
              みごとに咲いた「孝子桜」
              城山西小学校の校庭にあります



「古賀志の孝子桜(こうしざくら)まつり」が市立城山西小学校(古賀志町)で開かれています。地元の知人のお招きもあり、家族で花見に行ってきました。

「孝子桜」は宇都宮の天然記念物で、城山西小の校庭の真ん中にある樹齢400年の枝垂桜です。
まつりは、城山西小の再生・PRと地域活性化を目指して、地元住民が中心となり毎年開催しているものです。

「孝子桜」の名には次のようないわれがあります。

~ 昔、ある晴れた冬の日、この村に住む孝行息子が「死ぬ前に、一度桜の花を見たい」という病気の父親の願いをかなえるために、古賀志山中にある大日如来の祠に、一生懸命祈願をした。この孝行息子の心は天に通じ、翌朝この桜に花が咲き、病気の父親はこれを見て大変喜びながら往生を遂げた・・・ ~

「孝子」とは「孝行な子ども」の意味なんですね。


創立130年目を迎える城山西小は、全校児童数が30人ほどと市内で最も小さい学校です。

「過疎化と少子化による児童数の減少」に悩む同校と地域住民が、校庭に咲く「孝子桜を中心に立ち上がろう」と、5年前から同校児童による催し物や地元住民による模擬店販売などを開催しています。

同校は、市教委の方針で2009年度までに複式学級を解消できなければ、統廃合されることが決まっているといいます。
現在、「小規模特認校」として市内全域から児童を募り、全国初となる「会話科」の授業を設けるなど、存続を賭け様々な取り組みを行なっています。

セレモニーでは「ピカピカの1年生」が一人ひとり紹介されるほか、在校生らによるお囃子、和太鼓、お琴の演奏など、数々のイベントも行われました。


天気もまずまずで、桜もイベントも素晴らしかったです。
それにしても、こんな立派な桜の木が校庭の真ん中にあるなんて・・・。
「すごいね」「きれいだね」
見事に咲き誇る桜に感動の子ども達でした。

みんなも名前の由来になった孝行な男の子のように、心優しい人になって欲しいと思います。


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