島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

高速料金値下げは京都議定書を反故にする

2009-03-17 23:50:58 | Weblog
 姉妹ブログ「山形の過去、現在、未来」の3月17日の記事の続編 URLは下記

 高速道路利用料金が地方の休日に千円を上限として28日から実施されることになったが、不況克服ばかりか地球温暖化防止にも貢献することになるとも言われている。
 確かに渋滞しがちな一般道路をのろのろ走行することも二酸化炭素を多く輩出するのだが、クルマの高速走行も大量に二酸化炭素を排出することは言うまでもないし、また、何よりも走行距離が伸びるし、クルマはいつも高速道路ばかりを走るわけではなく、高速道路経由で一般道路に乗り入れるクルマが多くなる。
 つまり、一般道路には地元のクルマの他に遠来のクルマが増加して、結局は一般道路の渋滞に拍車がかかり、二酸化炭素の排出は増加することになるのではないか。

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1 コメント

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公共交通こそ値下げに (北斗星3号)
2009-03-19 07:56:23
高速道を千円とか無料にするより、公共交通を値下げするとか、無料にする方が、環境的にも経済的にもはるかに効果が大きいと私は思います。

学生の定期代が下がれば生活支援にもなりますし、失業で職探しに公共交通を使うことさえ抑制している方や、買物や病院通いを躊躇する高齢者までいる現状では、むしろこちらの方が急務であるとさえ、思います。

公共交通のみならず、いたずらにクルマ通行量が増加すれば、自転車利用者や歩行者にも、いいことは何一つ無いでしょう。やってることが全く逆です。
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