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ばあちゃんのひとりごと

成長と発達

2010-01-10 23:04:34 | いるかこもれび助産院
成長と発達は次のようでしたね。
・首が据わる
・寝返り
・うつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)や腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)
・ハイハイ
このように、うつ伏せができることがハイハイに繋がります。
ですから、座らせてしまいますとうつ伏せを嫌がります(気がつく頃は5ヶ月から6ヶ月自我の目覚めが著しい時期)
ほとんどの赤ちゃんがお座りからつかまり立ち・歩くという成長になります。
ハイハイをしないまま,歩きます。
ハイハイしていない児は,よく転ぶとも言われます。
転んだ際 顔に怪我をするようです。
手をつくという脳からの指示が出ないのが原因と思われます、
それは ハイハイを行なっていないことが、脳が本来持っていた能力、その機能を削除したのが原因とみられます。
自然に与えられた能力を生かすには、お母さんは何をすればいいのでしょうか。
学んでくださいね。(りんごを育てた木村さんをヒントにしてください)

うつ伏せの効果
背筋、腹筋のバランス・強化=立つ姿勢を安定させる。
脳から下肢への伝達促進=下肢の発達促進=丈夫になる。
重心の確保=全身の筋肉バランスが整えられる=歩く姿勢の重心の調和=歩行安定
脳と各細胞のフィードバックが円滑になります。
背骨全部を動かす動きはハイハイです=脳への刺激=脳の再生効果(ストレスなどで傷ついた脳細胞の再生)

脳細胞の再生は、お母さんが赤ちゃんの目を見て微笑み、やさしく抱きかかえる心も効果があります。


お母さん自信をもって

2010-01-10 23:02:10 | いるかこもれび助産院
多くの母子と語り楽しい時を過ごしました。
一組の母子を紹介します。

お目目がまんま おたべ(食事作り)る可愛い女の子とお母さん(まるちゃん)
ベビーヒーリングタッチを始めると、
ニコニコして とても可愛い笑顔で
お母さんの呼びかけに答えています。

うつ伏せになった時、彼女は火がついたように泣きました。
『うつ伏せが嫌いなのです』
『今日から、うつ伏せにしてね』
この言葉に反応したお母さんは涙き始めました。
心がびっくりした私は、様子をうかがいながらのヒーリングタッチを続行しました。

よく聞いてみると、どこへ行っても同じことを言われている様子でした。
そのことで、お母さんは受け入れことができなくなっていたのです。
きっと、お母さん自身が否定されていると勘違いしているようです。
このように、勘違いされた母子は回復するのに時間がかかります。
今後、沢山の集まりに参加しなくなります。

心がめいる一瞬でした(これではいけないと焦りも少しでてしまいました)
私が、冷静に受け入れて包み込み 安心を差し上げないといけないのに、申し訳ない結果に終わりました。

やはり、先に帰っていきました。

母子への今後の課題
7ヶ月の女の子
現状態はうつ伏せが嫌い、立つことが大好きで一人で立ち上がることができる。
しかし上半身のバランスが悪く、O脚状態であまり立たせないほうが良いように思われるが?
お母さんは児が喜ぶのでさせている。
抱っこした感じが体重は増えていない状態、軽いように思う。
元気で目に力はあり、心はお母さんに安心を与えてもらっている様子で、明るく可愛いのが救われる。
四つん這いからお座りはできる。ハイハイはしない。


できるだけ、うつ伏せにしていくことが大切。(一緒にお母さんもうつ伏せで遊ぶようにする)
月齢から、他の子どもたちと遊ばせる。集団の中で遊ぶ。(大きく変化していくように思われるが、お母さんの不安が児にお母さんから離れられなくしている)(母の不安は児の不安)

対策

お母さんの心の開放になるようにやさしい言葉かけをしていく。此処はお母さんの安心できるいい場所である。
泣いても、ハシャイでもいい場所、寝てもいい場所であること安心を差し上げることが一番しなければいけないこと。
自宅では、遊びながらベビービクスやヒーリングタッチをしていくよう指導する。
(はぐはぐ広場)を利用してもらう。

ただ、愛を信じて 祈るばかり


世代間伝達

2010-01-10 22:52:12 | いるかこもれび助産院
愛着障害の原因は、深層心理ともいわれる無意識層にある。
これは遺伝によるものと、乳幼児期の養育環境によるものとが、相互に作用します。





お母さんの、ストレスやストレスからくる不安が原因で、
愛着行動の量や質的内容が乏しくなったとき、赤ちゃんは元気がなくなります。
このとき母子共にうつ病特有の脳波所見が認められます(フィールド所見)。






お母さん自身が受けた育児体験が子育てに影響していきます。
赤ちゃんと一緒にいるときのお母さんは、
絶え間なく無意識のうちに自分の乳幼児の頃の記憶を思い起こします。
つまり母親の無意識の想念が、次の世代に引き継がれていくのです。
お母さんが育てられたように、わが子を育てます。







お母さんの愛を知らずにきた子は、母を求めず、自立したよい子にみえます。
しかし成長期に、心理的問題が生じやすいのです。
心の世代間伝達はまず胎児期及び乳幼児期(妊娠中から24ヶ月間)に育まれ、
思春期にあらわれた問題行動は、胎児期及び乳幼児期の問題に起因しています。
未解決の葛藤をもったお母さんは、世代間伝達の鎖を断ち切ることが大切です。




愛着のきずな(アタッチメント)こそ、
「無償の愛」に母が気づき、子に安心を伝え、子は基本的信頼感を獲得します。




アタッチメントとして、
お母さんの手のひらで赤ちゃんの皮膚に快刺激(ベビーヒーリングタッチ)を与えることで、
お母さんの傷ついた脳を揺さぶり、心理的問題を改善することができます。




ベビーヒーリングタッチの講師たちは、もちろん、手技もとても大切ですが
お母さんの手つき、圧、速度など赤ちゃんを撫でる様子を観察すること、
そして、改善されるようサポートすることが役目です。
次世代を育成していく上での大切なポジションであることを自覚して支援してください。


お母さん心を離さないで

2010-01-10 22:47:09 | いるかこもれび助産院
赤ちゃんはお母さんをいつも見ています。

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赤ちゃんは、お母さんが頼りです。
この世に多くのお母さんがいる中で、あなたをお母さんとして選んできたのですよ。
選んでくれた赤ちゃんを大事にしてあげましょう・・・




お母さんを頼りに、目を見ているのに、
テレビを見たり。
携帯でメールをしたり。
ママ友とおしゃべりに夢中になっていませんか。
赤ちゃんから心を話さないであげてください。



赤ちゃんの脳は6ヶ月までに、考えられないほど成長します。
その大切な時期を見逃さないで、赤ちゃんの目を見て、やさしく微笑むだけで、脳は発達します。

この時期を大切に・・・・・!!!

以上のことを伝えましょう。
愛着障害のある母子が増えています。
もし、その様な母子に巡り会えば、丁寧に見守ります。
まず、赤ちゃんが目を合わせて、こちらの呼びかけに反応を示すか見ましょう。
その時、赤ちゃんの黒目に向かって、やさしく微笑み話しかけてください。
赤ちゃんが微笑みお話しを始めると大丈夫です。


お母さんには、優しく抱っこしたり、目を見て話しかけるように指導をしてください。
そして、毎日ベビーヒーリングタッチを行うように言葉を添えましょう。

成長と発達の遅れがある場合が多いので注意しましょう。

どの様な状態でも、全身のベビーヒーリングタッチが有効ですから、
自信を持ってお母さんに指導しましょう。
早ければ早いほど、母子関係はみるみる良くなります。

多くの場合は、お母さん自身が気づいておられない場合が多いようです。
親切にやさしく指摘しましょう。

母子の幸せのためです・・・・・


母子の愛着行為

2010-01-10 22:42:49 | いるかこもれび助産院
愛着行為を育むには
ベビーヒーリングタッチにおいて
母の手つき
手の圧
速度(リズム)
全体的なお母さんの表情
赤ちゃんの表情、肉体の成長と発達
5つの状態を把握して指導をすることが大切です。
5つがほぼ出来ている母子は愛着障害はありません。

愛着障害の児は、成長の遅れに加え、赤ちゃんの表情が乏しいことが多い。
ハイハイや腹ばいも嫌がる児が多くなります。
そして、適度な筋肉の緊張の欠如なども現れている場合があります。

インストラクターは
母子が本当のしあわせを獲得するために、親切に指導しましょう。
マニアルどおリに、指導することではありません。
その時その時の母子を観察してください。