~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

お座り!いつから?

2012-01-23 08:30:00 | いるかこもれび助産院
近年、本当に増えています。


多分、指導が曖昧な点もかなり大きな誘因ではあると思います。
人に頼らないと一人で児を育てられないお母さんが増えています。
また、お婆ちゃんも付きっきりで世話をしていられる光景をよく目にします。
実家でお産をして二ヶ月三ヶ月主人のもとに戻らない親子。
お婆ちゃんたちはお孫さんの本当の幸せを考えて、見守ってあげて欲しいですね。


最近、情報を鵜呑みにして座れない時期からお座りをさせ、
まだつかまり立ちができない時期から、立たせる母たちが増えています。
母たちは児の本来の成長を観られず、不安解消のために次々と発達の先取りをします。
その結果、発達に異常がみられるようになります。
 

新生児期から撫でてあげて欲しいです。母の温もりを十分感じ安心を得ます。
そして首がすわりますが抱き方が上手くできない原因からだと感じられますが、
首がしっかりしていません。背筋腹筋のバランスも悪い気がします。
頸椎だけで頭を支えるのではなく、全身のバランスで支えることに気づいていただきたい。
三ヶ月は、手指を見ながらひとり遊びを始めします。
そして早い児で二ヶ月後半から骨盤傾斜が起こり、上半身と下半身の連携がスムーズになります。
四ヶ月以降は全身の動きが活発になり、寝返りをします。
寝返りから仰向けに戻ることはあまりありませんので、嫌がれば戻してあげてください。
うつ伏せで長い時間遊ぶようになります。
お母さんの行く方向に、お腹を中心に方向を変え、興味がある方向に移動するずり這いが始まります。
ずり這いはバックから始まりますね(何故なんでしょうか)それから前進します。
ずり這いは、これまでの単純な動きから手と足を交互・左右対称に動かす高度な動きをします。
その後、背筋や腹筋、殿筋、大腿筋が調います。
お座りをします。お座り・・・ずり這い・・・お座りと遊びに夢中になります。
八ヶ月頃割り座に座ります。
そして立ち上がり、つたい歩き、独歩ができるようになります。
これらは、すべて脳からの自然な指令で起こります。
新生児から一歳過ぎは身体と心をつなぎ、人として生きる基礎をつくります。
(体力・安心・安定・前向きな心の働き)


自ら育つ力を持って生まれてきます。
そのことにお婆ちゃんもお母さんも気づいてください。
児の言いなりになっている親子を見かけます。