都知事選が面白そうな様相を呈してきた。石原路線は国を滅ぼすと思うので、反対だ。
原発推進派は、依存を減らそうという姿勢だけはとらざるを得ないので、姿勢が曖昧だ。
原発ゼロは無責任だと言いながら、なくすことに（大企業の、同時に政治的な）
採算がとれるまでは、どっちつかずの態度をとり続け、脱原発を遅らせる方向に働く。
東京は、電力の大消費地なので、原発への姿勢ははっきりと打ち出したほうが誠実だ。
以前、皇居に住む人は京都に転居してもらい、原発を皇居に移転したらと思っていた。
３．１１以後、そんな無駄はよしたほうが良いと思うので、跡地は公園にしたらどうか。
細川、小泉連合の健闘を祈る。
私は、国鉄の分割民営化、とくに貨物事業の縮小に危機感を抱いていた。
道路を作り、自動車を増やし、ガソリン消費を増やし、地球温暖化は推進された。
ウォーキングには、健康を増進し、自動車に頼らない生活を取り戻すという側面がある。
会の方針として、折に触れて公共交通機関を優先するとうたってきたのはそのためだ。
「楽しみと安楽」を優先して欲しい人もいるだろうが、責任を持つスタッフとしては、
これからも、バス利用は電車利用が不可、困難の場合に限って選択するつもりだ。
バス利用を優先すると、安楽な旅行気分を増長し、会の目的が少しずつずれてくる。
そんな流れに会が向かわないようにしたいと考える。
荷物は持たないで歩きたい、電車の乗り換えが面倒だという人は「バスdeウオーク」
が向いているだろうが、会の事務局としては利用を進めるつもりはない。
ウォーキングは、個人的な楽しみ、個人と社会の健康、他者との交流の場でもあり、
いろいろな側面を持つ。
相互のバランスを維持しながら、会の発展に協力したい。