「・・・・調査はいつも一見超自然的と思える出来事に邪魔され、私はむなしい幻影を追い求めるのに疲れはて、もう無駄骨を折るのはやめてしまおうと思ったことも一度ならずあった。」(角川P8)
少々疲れているガストン・ルルー氏です。オペラ座の古い記録を調べている時、過去に起こった様々な現象(シャニュイ事件など)に怪人の存在を直感したルルー氏は、怪人の幻想にのめり込みます。ですが、オペラ座の図書室などで資料に目を通してはいますが、決定的な証拠がないことで疲れています。
しかし、その調査がペルシャ人の協力で怪人の実在したのがいよいよ確信に変わります。その時です、タイムカプセルを埋めるために地下を掘ったところ人骨(キュン)が発見されます。なんという運命的なタイミング!
いいですね~!怪人の君臨した広大なオペラ座という領地の地下から「人骨」が発見される!!!人骨の持つインパクトの強さが素晴らしいです。
P12で遺体の処理の問題について言及されていて、感動的な一番最後の言葉への伏線が張られているのかと思うと、ルルー氏のエリック愛を感じて不覚にもまた泣けてきます。
エリック・・怪人・・の幻に魅了され、翻弄されるルルー氏っていいです
生きている人間(おお・・ここでも<生きている>の言葉が)の歌声を埋める・・・というイメージも素敵です。時間の交錯・・蘇る怪人との対比・・生きている物を封印する・・・という事・・(国語力なし)
ちなみにその人骨も白骨化してぼろぼろになった衣服がまとわりついていたのでしょうね・・、指には金の指輪がはめてあって・・。掘って・・と言うことは埋葬したんでしょうか?いつ火葬に・・とあるのでしょうか?遺体の処理の方法を誰か教えてください。
「個人的 オペラ座の怪人名場面」のラフ描きの物はブログに入れようと思います。えええ~っと私はお絵かきは好きですが、文章力というか国語力はありません。読んだら描く、という習性にしたがってます(汗)。
みな様の深い洞察に満ちた文章を拝読しますと、自分が馬鹿ということがひしひしです。おばかな感想と、解釈の間違い、明らかな読み間違いなどなどに対するお手柔らかなつっこみもや指摘もお待ちしています。
調査中にちょっと疲れたガストン・ルルーなんて…
そんなオイシイ絵……なんて、貴重!!
わくわくしますね。
人骨…そうですね~ここから真実が開けるというか、、、
原作のオーバチュアって感じがします…うるうる
この段階でペルシャ人が出てきて、ルルーに手記を託す・・・と言うのも感動的やっぱり物書きに託すあたりダロガの優しさとエリックを惜しむ気持ちからかと思うとジンと来ます
とろとろさんのブログのソレリ嬢についてもなるほど!!と思いました