The Phantom of the Opera / Gaston Leroux

ガストン・ルルー原作「オペラ座の怪人」

日常

2013年07月23日 | Weblog

下の記事の続き

ホームステイ先の日本の高校生と、中国の子、総勢12人+引率の先生数名でディズニーシーにも行きました。(親は行かない)

中国の子はせっかく日本に来て、しかもディズニーシーということで、アトラクションよりもショッピングがしたくてたまらないようで、「いいな」と思うものがあると一人でもサーっとどこかに行ってしまうようです。逆に日本の子は先生から「団体で行動して。自分の家に来ている中国の子から絶対はなれないで!」と言われてるし、初めてのディズニーシーで中国の子が迷子になったりすると困るのでぴったりくっついていようと懸命で、ギクシャクしてしまったとか。

途中、日本人の子は「集団で移動しないと先生に怒られるでしょ?わかった?」と注意したようなのですが、中国の子は「わかった」と返事をした次の瞬間、忽然と姿を消してしまい、日本人の子が慌てて追いかける、というのを繰り返していたそうです。

民族性というか、国民性が現れているような気がしなくもないです。

ま、せっかくお金をかけて日本に来て、午前中は日本語の授業で飽き飽きしている中国の子が解き放たれて、可愛いディズニーの商品に走ってしまうのもわからなくもないです。自分もそのタイプなので、「わかった(^-^)/」といいつつも、フラフラ~っと気に入ったお店に吸い込まれていきそうです。その時は「一緒に行ってくれる?」とか「あそこのお店に行ってきたいけど、いい?」という気遣いはしますけど。

「安全なディズニーシーだし、集合場所だけ決めて、あとはフリーでいいんじゃね?ゾロゾロ幼稚園の子みたいに移動なんてありえないヽ(`Д´)ノ!!!」というのが中国の子の本音でしょうか?

 

反対に「学校の行事の一環できてる以上、先生の言うことは聞かなくては!!!」と、学年もクラスも違う日本の子供が一丸となっているのが興味深いです。現代っ子なのに、根が真面目というか日本人らしいというか。こういう部分って民族性なのか、家庭教育なのか、学校教育の成果なのか不思議です。

そんなこんなで帰りのバスは日本人の生徒達は神経を使って疲れきって爆睡、中国の子は不完全燃焼でq( ゜д゜)pブーブーブーだったそうです(文句を言ってはいないのですが不機嫌っぽかったらしい)。こういう風にぶつかり合うのもいい経験だなあ、と思います(´∀`*)

 

あとは近くにアウトレットがあるので行きたいとい言うので連れて行ったり、イオンに行ったりしました。なんでもナイキの靴が欲しいというのです。結局VANというメーカーの靴が気に入り変えたのですが、中国人って案外ブランド好きかも~などと思いました。そういえばパリのギャラリー・ラファイエットとかで高い服を試着している中国の人とか見かけますもんね。

最終日には、念願かなって秋葉原で自由行動でした。もともとは浅草寺見物だったのですが、中国の生徒が「秋葉原に変更して」と言って急遽変更になったとか。ま、お寺は二件ほど見て、日本語の説明も受けてうんざりだったでしょうから、またお寺というのは可哀想かと。

うちに来た子はアニメ大好きっ子だったので、アニメイトへの地図をプリントしてあげました。解散・集合場所がヨドバシカメラだったので、線路を越えるのですが、地図を見ながら行けたと思います。

 

私が「北京は歴史のある街だよね(´∀`*)」みたいにヨイショすると(本当にそう思っているのですが)、中国の子は別の機会に「日本のアニメは本当に、本当に素晴らしいデス!!」とか、(本音でもあるでしょうが)日本人に花を持たせてくれるような気遣いが感じられました。

以前、ちょっとだけ友達だった中国人が「○○ちゃん(私じゃないです)は僕が好きなんだよね。いつもお世辞してくれるもん」とか言っていたのですが、中国人の人間関係の気づき方でも「ヨイショ」というか「お世辞」みたいなのを潤滑油のように会話に入れたりするのかな、なんて思いました。

「北京は大気汚染がひどくて」とか「中国も環境問題には取り組みつつあるのですがまだまだ遅れてます」とか、(事実ですが)謙虚というか腰が低いというか、コミュニケーションする上で「普通だなあ」という印象でした。

 

お別れの時には、泣いているお母さんもいました。私もちょっとウルウルしちゃいました。約一週間でも、お世話したり、一緒に食事をしたり、買い物に行ったりすると、可愛く思えてくるものですね。

しかし!!中国の生徒さんが帰国した途端、北京空港でテロって?
無事だったから良かったですが、どんな理由があっても無差別テロは犯罪ですよヽ(`Д´)ノ 中国共産党に文句があるなら党の本部の前でデモでもすればいいのに、と思いました。

 


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