今日は「BARYSHNIKOV LIVE AT WOIF TRAP」の鑑賞。(「コッペリア」「薔薇の精」「ヴェストリス」「ドン・キホーテ」の一部分のみ収録)
「ヴェストリス」というのはあまり聞かない作品ですが、18世紀の伝説のダンサー、舞踏の神ヴェストリスに扮した踊りのようです。
でも「ヴェストリス」だけだとガエタノ・ヴェストリスなのかオーギュスト・ヴェスとリスなのかわからないですね。
ガエタノは長身で威厳と風格があり、小柄で超絶技巧の持ち主として知られた息子オーギュストとは対照的だった。彼は、当時慣例とされていた仮面をつけずに舞台に立った初のダンサーの一人とされている。また、マイムの技量も優れていた(wikiより)
と、wikiにガエタノ・ヴェストリスについて書かれ、ぱっぱっと瞬時に人物が切り替わるマイムがあったのでガエタノの方かな~と思います。この踊りがヴェストリス時代の踊りなのか分かりませんが(微妙におかまっぽい)、コミカルで見ていて楽しい作品です。観客も声を出して笑っています。ものまねのコロッケじゃないですが、ちょっとそんな感じです。
嘆き
バカ笑い
上手くキャプチャ出来なかったですが、優雅でお上品な踊り。
ヴェストリスへのオマージュ作品のかもしれませんね。どんな形であれヴェストリスを扱った作品に出会えて嬉しいです。
何年か前、(いつものことですが)ルルー「オペラ座の怪人」を読んで、ヴェストリスの名前が出てきて「誰だろう?」と調べた事があります。普通にwikiに出てるのに何か苦労した記憶があります。
今のダンサーたちが楽屋にヌレエフの写真等を飾るように、19世紀のダンサーの楽屋(か、レッスン室)にもヴェストリスの絵が飾ってあった、と書かれていました。
こうして踊って頂ければイメージが膨らみます(-^〇^-)
今日はデアゴ・シリーズの⑲ プティ「カルメン」「若者と死」(パリ・オペラ座)、⑳「白鳥の湖」(キーロフ・バレエ)を買いました~。
そいうえば映画「ホワイト・ナイツ」ではバリシニコフの踊る「若者と死」が見られるそうです。買って本棚に入れっぱなしなので出してきて見比べてみたいと思います。